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VRChat上で開催された「バーチャルホビーフェス2026」アフターレポート!「ビルダーズノート」ブースの様子と来場者投票で3Dスキャンされる3作品が決定!

2026.04.29

バーチャルホビーフェス「ビルダーズノート」ブース アフターレポート 月刊ホビージャパン2026年6月号(4月24日発売)

VR空間で“体験する”ガンプラ投稿の最前線 バーチャルホビーフェス アフターレポート

バーチャルホビーフェス2026の画像
バーチャルホビーフェス2026のフロアマップの画像

 3月20日から4月5日にかけて、VRChat上で開催された「バーチャルホビーフェス2026」。全22社が集うメタバースホビーイベントの中で、ガンプラ公式コミュニティ「ビルダーズノート」ブースでは、計100作品の展示と来場者投票企画が実施された。画面の中で作品を眺めるだけではない。投稿されたガンプラが“会場で見られる展示物”となり、さらに来場者のリアクションまで生まれる。その面白さを、会場の様子と注目作品とともに振り返る。

バーチャルホビーフェス2026 とは

 ホビージャパンとVが共催したメタバースホビーイベント。会場となったVRChatには、プラモデル、フィギュア、エアガン/モデルガンなど幅広いホビー企業が集結。『スター・ウォーズ』や『エヴァンゲリオン』、『マクロス』シリーズや『トランスフォーマー』など、世界的に知られるIPの展示も並び、バーチャル空間ならではのスケール感で“ホビーの見本市”が立ち上がった。来場者数はなんと6.6万人。

ビルダーズノート とは

 ガンプラ公式コミュニティ「ビルダーズノート」は、完成品の投稿だけでなく、製作途中の経過や工夫も記録できるサービスだ。日々の製作を蓄積しながら作品を見てもらえるだけでなく、今回のようにイベント展示へとつながる可能性もある。投稿した作品がタイムライン上の記録で終わらず、“誰かに見られる展示物”へと広がっていくこと。それもビルダーズノートならではの面白さだ。

「ビルダーズノート」ブースの様子

 バーチャルホビーフェスの数あるブースの中でも、ガンプラファンにとって見逃せなかったのが、本記事で紹介する「ビルダーズノート」ブースだ。ブース内には、応募作品の中から審査で選ばれた10作品のパネル展示が並び、来場者はそれぞれをじっくり見比べながら投票に参加できた。投票では「3D空間で見てみたい作品」を募り、上位3作品は後日、いずれかの形で3Dスキャンされる予定となっている。投票は1日3回まで参加可能。さらに、ビルダーズノートに日頃投稿されているユーザー作品も90作品規模で展示されており、合計100点の作品が飾られた。「投稿した作品が誰かの目に触れる場」としての手応えを強く感じさせる空間になっていた。

バーチャルホビーフェス2026の「ビルダーズノート」ブース入口の画像
▲「ビルダーズノート」ブース入口。会場内では審査を突破した10作品の展示に加え、投稿作品のパネル展示も展開されていた
バーチャルホビーフェス2026の「ビルダーズノート」ブース会場内の画像
▲展示会場内は近づいて細部を確認できるレイアウト。スマホやSNSのタイムラインで流し見るのとは異なり、作品ごとの工夫を“展示として味わう”体験が生まれていた

堂々の90作品がパネル展示化!

バーチャルホビーフェス2026の「ビルダーズノート」ブース会場内の展示パネルの画像
バーチャルホビーフェス2026の「ビルダーズノート」ブース会場内の展示パネルの画像2枚目

 普段ビルダーズノートへ投稿されている作品の中からピックアップされた作品が、ビルダーズノートブース内のパネルに90点展示された。展示されたビルダーは以下のとおり。(敬称略)

#HG
モトッチ/少佐/y.masaki/nan_koromaru21/顔打無 (がんだむ)/sekky/みー/モトムラ/レン@筆塗りモデラー/Kayzfactory/Marito/よっしー/睦月/イトケン/TOKO/ganson/ASP/べーやん

#MG
Monkey/ハルホノ/LA 8-24/tkc/tamama/JB Gunpla/ジョナサンリョウ/Itos/goufydom/ひーぼう/shin/ゼータハンサム/papas/West/かるまKARUMA/豆ジロー/YU-RA/myoujin

#SDガンダム
トダン/ぼつ/タツヤ/しゃばろくさん/TAZYA/じみぃ/KEESIA/ひとらたん/ミスタ/クゥ/チャタロー兄/そん輔/sawat さわてぃ/かげふみ @Shadow _Step _2/@館長/ビルドやまやま/M永/アスナロD

#ガンプラは自由
アマツキ・ノゾム/西風/カプチーノ/sakiq/-宙-/Crowe/noblin/Luv(自称研究者)/ぷーぷすまいる/ななはっちぃ/ヤマテツ/Chitan/evervictory/やきそば/タツヤ/リオ/Pandadrive/ふゆ

#思い入れのあるガンプラ
へろへろ/むらぐも/B★J/ぱと/ZERO/ぱんだ/toruaru/こもい/もちぞら模型店/Chuntaro/たくちゃん工房/うお座のフラッグファイター/天紋 矢束/モルガナ/ミト@ゼロ好き/K/ハルウミ/yuuki abe


来場者投票で3Dスキャンされる3作品が決定!

 計2万5千票以上が集まった本企画では、会場でメイン展示された10作品の中から、来場者投票によって上位3作品が選ばれた。1日3作品まで投票でき、見るだけで終わらず、来場者自身が作品に関われる点も本企画の大きな魅力だった。本ページでは、その上位3作品に加え、展示された全10作品をプロモデラー・林哲平のコメントとともに紹介する。(3位以下順不同、敬称略)

1st

作品:ドアンザクとヤギのブランカ 製作/パフュ

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのドアンザクとヤギのブランカ 製作/パフュの画像
▲まず、ドアンザクのウェザリングに目が奪われます。特にシールド周り、内部装甲が露出した部分のサビなどは潮風に当てられた金属の腐食具合が大変リアルに再現されており、海辺の臨場感を感じます。本体をより引き立ててくれるベースの自作もさることながら、ヤギがすごい!ま さか、プラ板の積層から作られているだなんて! このあたりの情景用ミニフィギュアは鉄道模型用などでも販売されていますが、妥協を許さず自作しているのが、この作品に「魂」が入っているポイントだと感じました。MSと動物の組み合わせって、いいですよね。

2nd

作品:ディテールアップしたケンプファー完成! 製作/睦月

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのディテールアップしたケンプファー完成! 製作/睦月の画像
▲ディテールアップって、夢中になって作ってるとついゴチャゴチャしてしまいがちなんですが、睦月さんの作品は方向性が明確ですよね。各部スラスターに付けられた保護装甲、ガードバーなど、ファンの間で“紙装甲”と呼ばれるケンプファーの軽量感を活かしつつ、防御を強化したらこうなるだろうな~ という説得力を感じました。左腕のバルカン砲も、これでアレックスのガトリングガンと撃ち合ったら……! というロマンを感じます。なにより、作品全体から、楽しんで作っているオーラが出ているのが素敵だと思いました。

3rd

作品:HG RX-78-2 ガンダム (ORIGIN版) 製作/量産型リビングビルダー沖

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのHG RX-78-2 ガンダム (ORIGIN版) 製作/量産型リビングビルダー沖の画像
▲何層にも塗り重ねられた、筆塗りによる重厚感。そこに加えられたウェザリングにより、歴戦のMSらしいストーリー性が加わっているように感じます。胸のイエローや腰のヘリウム・コアがグレーに変更されたことで、より兵器らしいイメージとなり、筆塗りウェザリング仕上げとの相性もバッチリですね。ただ汚すだけではなく、蛍光塗料とブラックライトでセンサーの発光表現を加えるなど、地味になりがちなウェザリング仕上げに、ワンポイントで派手に見える部分を配しているのもグッドです!

作品:MGSD ウイングガンダムゼロTV版 完成 製作/しおん

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのMGSD ウイングガンダムゼロTV版 完成 製作/しおんの画像
▲こちらの作品を見て、てっきりMGSDでTV版のゼロが発売されたのかとばかり思ったのですが、ミキシングでの作品だったんですね!まったく違和感なく、そのまま商品になってしまいそうな統一感を感じました!

作品:HGUCリックディアス”the Rich” 製作/Y.S.P.C 様

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのHGUCリックディアス"the Rich" 製作/Y.S.P.C 様の画像
▲よりマッシブなリック・ディアスらしいプロポーションに、全身にわたり刻み込まれたディテーリング! 本当に優れた作品というのは、小さくてもその何倍にも大きく見えるものです。この作品は、まさにそれを体現していると感じました

作品:ガンダムキャリバーンブランシェ 製作/ちょき♪

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのガンダムキャリバーンブランシェ 製作/ちょき♪の画像
▲背中に装着されたバリアブルロッドライフルの推進ユニットがベストマッチですね! ムラマサブラスターを増設した武器を振り回す写真がインパクト抜群でカッコよく、私好みです♪

作品:ザクタンクを作りたくなったのですがキットが家に無かったので…… 製作/ふっださん

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのザクタンクを作りたくなったのですがキットが家に無かったので…… 製作/ふっださんの画像
▲本格的なAFVモデルのようなハイクオリティな冬季迷彩が施されており、質感が素晴らしい。ザクタンクって、本来現地改修機ですから、プラモが無いから組み合わせて作るというのはある意味究極のリアルであると私は思います

作品:GQ版 高機動型ザク ユーマ・ライトニング専用機 製作/積み機クズ師

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのGQ版 高機動型ザク ユーマ・ライトニング専用機 製作/積み機クズ師の画像
▲ユーマ・ライトニング機という渋いチョイスですが、GQでよく見られるタンクの増設を意識したパーツチョイス、追加武装の4連ミサイルランチャーのデザインなども違和感なく、GQ世界線でのリアルを意識したモデリングが大変MSVらしくて素敵です

作品:HG ガンダム・ロディ (LED埋め込み) 製作/だしまき

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのHG ガンダム・ロディ (LED埋め込み) 製作/だしまきの画像
▲モンキー・ロディをにせガンダムに! ある意味、ネタ的要素に見えがちですが、設定的な考証も納得で、鉄血世界にいても不思議ではない! と感じさせてくれる造形的な説得力が素晴らしいです

作品:HG デルタプラス 製作/LA 8-24

バーチャルホビーフェス×ビルダーズノートのHG デルタプラス 製作/LA 8-24の画像
▲胸のライトグレーなどが試作機風でグッド! スジ彫りの追加など各部の工作も丁寧に施されており、的確に配置されたデカールワークが全体をさらに引き締めていますね

まとめ

ビルダーズノートは、投稿して終わりの場ではない。作品が記録され、見られ、反応され、ときにはこうしてイベント展示へと広がっていく。今回のビルダーズノートによるバーチャルホビーフェスでの展示で見えたのは、ガンプラの楽しみ方そのものが“作る”から“見せる”“つながる”へと自然に拡張していることだった。次に会場へ並ぶのは、あなたの作品かもしれない。

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