組んでカワイイスーパーカブ110
ポイントを抑えてワンランク上の仕上げに
2021.08.05

今回は作例を紹介。前回素組みを紹介し、それだけでもかなりの出来映えとなるフジミ製1/12スーパーカブ110をどうすればさらに見映え良くできるのか、バイク・カーモデラーの成田建次に提案してもらった。
塗装前提とはなるものの、フルディテールアップが主のバイク模型作例に比べたら比較的イージーでなおかつ効果の高い内容になっているので、参考にしてひとつからでも挑戦してみてほしい。




さて、今回製作したのはホンダのスーパーカブ。もはや知らない人はいないほどの日本の代表的なオートバイですね! 発売以来モデルチェンジを重ね、50年以上にわたり現在も生産され続けているご長寿モデルです。
■製作について
キットはフジミ製1/12NEXTシリーズのスーパーカブ110cc仕様で、2017年以降の現行型。接着剤不要のスナップフィットと多色成型のパーツで塗装せずとも実車に近い状態に仕上がります。マーク類は難易度の高い水転写式デカールではなくそのまま貼れるステッカー式となっており初心者にもやさしいイージーキットとなってます。これからプラモデルを始めてみようという方にはもちろん、コロナ禍の影響での巣ごもり出戻りモデラーの腕慣らしにもうってつけです。
今回は、ポイントを絞ったディテールアップによるワンランク上の仕上がりをご提案しています! もちろんストレートに組み立てて楽しむのも良いですが、ちょっとした改造でグっと見映えが上がることも多いんです。加えて、どれも模型全般に応用できるもので初心者でも実践可能なディテールアップも紹介しますので参考になれば幸いです。
可愛いカブのフォルムにキラッと輝く精密ディテールで作品の魅力を高めてみてはいかがでしょうか。
■塗装について
ポイントはやはりメッキ表現! 今回はガイアカラーのプレミアムミラークロームを使用。下塗りにグロスの黒を吹き付けてテロテロにしておきます。乾燥後にプレミアムミラークロームを薄くフワッと吹き付けるときれいなメッキ感が得られます。この塗料は使いやすく比較的初心者でも失敗しにくいのでぜひお試しを。
キットのボディカラーはバリエーションが多く好みのカラーを選べるのも魅力のひとつです。今回はアーベインデニムブルーメタリックをチョイス。シーサイドブルーにGXディープクリアブルーを混ぜて調色した濃紺メタリックブルーとしました。仕上げにマーク類のシールを貼った上からラッカークリアーでコート、分厚いステッカーなので今回は段差消しは無し。シャバめのクリアーを全体にたっぷり吹き付け濡れ肌終わりで乾燥させただけの研ぎ出しレスお手軽フィニッシュとしました。

フジミ模型 1/12 スケール プラスチックキット
Honda スーパーカブ110
(アーベインデニムブルーメタリック)
製作・文/成田建次
ホンダ スーパーカブ110(アーベインデニムブルーメタリック)
●発売元/フジミ模型●3960円、発売中●1/12、約15.5cm●プラキット
成田建次(ナリタケンジ)
ディテールアップと仕上げを高いレベルで両立するバイク・カーモデラー。3D造形も駆使したハイレベル作例も手掛ける。