HOME記事ガンダム究極のモビルスーツ「ガンダムグリープ」が完全新規設計で登場! 全身のエッジを丁寧に立てて鋭利なデザインをいっそう引き立てた作例をご覧あれ!【新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT】

究極のモビルスーツ「ガンダムグリープ」が完全新規設計で登場! 全身のエッジを丁寧に立てて鋭利なデザインをいっそう引き立てた作例をご覧あれ!【新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT】

2026.04.16

OZ-19MASX ガンダムグリープ【BANDAI SPIRITS 1/144】●ネコアシ 月刊ホビージャパン2026年5月号(3月25日発売)

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」特撮

“究極のモビルスーツ”をよりシャープに作る!

『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』の模型立体化企画「G-UNIT Re:OPERATION」より、主人公アディン・バーネットに託された“究極のモビルスーツ”、ガンダムグリープが完全新規設計で再キット化された。阿久津潤一氏のデザインリファインにより、オリジナルの意匠を踏襲しながら、よりシャープなシルエットへとブラッシュアップ。さらに特徴的な3形態への変形機構も余すことなく再現している。その鋭利なデザインをいっそう引き立てるべく、全身のエッジを丁寧に立てて仕上げた作例をご覧いただこう。

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」
▲握ったハンドパーツはSTYLE-S ロボマニ角指 Sサイズを使用。手甲はキットのものを加工して取り付けた
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」背面
▲ガンダムグリープは、宇宙空間、大気圏内問わず高い機動性を発揮できるように設計された可変試作MS。パイロットとの神経接続によって同化を図り、より直接的な制御を可能とするMSCS(精神同調型操縦システム)を搭載。モビルアーマーモード、アサルトモードへの変形機構も備える
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」頭部アップ
▲ツインアイはガイアカラー スターブライトシルバー→172番蛍光イエローの順に塗装。ブラックライト照射で薄緑色に光る。目の縁は水性ホビーカラー ブラック+台所用洗剤の拭き取りで塗り分けた
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」股関節アップ
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」脚部付け根素組み比較
▲脚部付け根のリアクタージェットエンジンを、旧HGキットのパーツを移植して再現
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」製作中途股関節
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」製作中途股関節2

▲股関節をホビーベース 関節技ディスクジョイントに置き換えて軸位置を約4mm下げ、旧HGキットのエンジンパーツを流用した関節カバーを被せた。合わせて股関節軸(凸)を真鍮パイプ(凹)に置き換えている

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」製作中途アンテナ
▲頭部アンテナや各部の突端は先端に真鍮線を埋め込み、そのままヤスリで削ることで先端部の強度確保&延長
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」製作中途スネbeforeafter
▲スネ部両側の隙間は、ディテールプラ板を内部にはさみ込んで埋めた
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」製作中途胸部
▲胸部の塗り分けは、付属シールをマスキングシート代わりに使用すると効率的だ
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」製作中途首ジョイント
▲ポリパーツ製の首ジョイントは、30MM等のジャンクパーツを使用した自作パーツに置き換えた
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」ビームランサー構え
▲接近戦用の大型槍・ビームランサー。柄を前後に分割すれば翼状のリフレクトシールドにマウントできる
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」ハイパーメガ粒子ランチャー構え
▲旧HGキットには付属しなかったハイパーメガ粒子ランチャーが付属! モビルアーマー時の機首となるパーツを「シールドスパイク」として前腕にセットできる

うれしい劇中再現パーツが付属!

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」劇中再現
▲コミック『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』で描かれた、各ガンダムの合体仕様。「G-UNIT Re:OPERATION」版の各キットと、本キットのオマケパーツを用意することで画像の「ガンダムジェミナス01 ガリアレスト」が作れたり、最終決戦仕様「G-UNIT ファイナルコンバイン Ver.DUAL STORY」も製作したりできるのだ

アサルトモード

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」アサルトモード
▲中間形態。コアとなる胴体パーツを差し替えることで、ボディ上下の厚みが旧キットから大幅に薄くなっている。この形態ではつま先とかかとパーツが回転、「グラップルクロー」となる
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」アサルトモード背面
▲矢印部の丸いスラスターを削り落とし、ミカド屋 MKD Vernier 5mmに置き換えている

モビルアーマーモード

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」モビルアーマーモード
▲驚異的な加速性能を誇る形態。機首部にハイパーメガ粒子ランチャーを装着でき、航空機らしい鋭角のシルエットとなった
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」モビルアーマーモードリアクタージェットエンジンアップ
ネコアシ製作「ガンダムグリープ」モビルアーマーモード上面

■はじめに
 ついに待望のグリープの登場です! 主役機ですが青と黒のシックな配色、主武装が槍、そしてアサルトモードやMA形態への変形など、尖りまくったデザインが当時の僕に刺さりまくりでした。そんなグリープの製作……オレがキメるぜっ!
■製作
 パーツ構成が秀逸で合わせ目はほぼ無し。各部のスラスターやスリット部が色分けされており、HGでありながらRGレベルの密度なのに驚きました。そこで工作は各部のシャープ化を主に行い、鋭角で攻撃的なイメージをさらに高めています。
 旧キットで再現されていた股関節の吸気口ディテールですが、可動との兼ね合いもあってか今回はディテールがありませんでした。そこで股関節周辺を加工、太モモ側で4mmほど下げて関節カバーを被せるかたちで吸気口ディテールを仕込み、可動と見映えを両立させました。グリープは主人公アディンの兄・オデルが開発したMSなのですが、亡き父マークが遺した理論を用いた新型エンジンを搭載しているという熱い設定があり、ここはどうしても再現したいポイントでした。太モモの関節位置を変更したことで腹部〜太モモにかけてのアウトラインがつながり、若干胴長に見える問題も解消されたように思います。
■塗装
 グリープといえば青みがかった白の印象が強いので、青寄りの寒色系ホワイトに調色してみました。付属するマーキングシールは余白をカットして貼り付け、クリアーコートで段差をなるべく目立たないようにしています。
本体白=聖戦士ダンバインカラー オーラペールブルー(75%)+ガイアカラー ニュートラルグレーI(25%)
本体青=ガンダムカラー Hi-νバイオレット+CR2番 色ノ源シアン(微量)
本体黄=バーチャロンカラー ビビッドオレンジ
関節部=NAZCA メカサフ スーパーヘヴィ
翼部黒=フィニッシャーズカラー カーボンブラックマット
■おわりに
 残すはラスボスであるハイドラガンダム……と思いきや、今回のグリープが明らかにガリアレスト編のノーヴィを意識したデザインだったので……まだまだ「G-UNIT Re:OPERATION」は続きそうですね!

ネコアシ製作「ガンダムグリープ」

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードアフターコロニー”

OZ-19MASX ガンダムグリープ

製作・文/ネコアシ

HGAC ガンダムグリープ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●4510円、受注終了●1/144、約15cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム


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