HOME記事キャラクターモデル『マシーネン』から傭兵軍巨大輸送機をフィーチャー! MAX渡辺製作「巨大輸送機 マンタレイ」&横山宏製作「反重力装甲戦闘機 G EGG」をフォトストーリー&イベントレポートとあわせてお届け!【Ma.K in SF3D】

『マシーネン』から傭兵軍巨大輸送機をフィーチャー! MAX渡辺製作「巨大輸送機 マンタレイ」&横山宏製作「反重力装甲戦闘機 G EGG」をフォトストーリー&イベントレポートとあわせてお届け!【Ma.K in SF3D】

2026.04.15

Ma.K. in SF3D【マックスファクトリー 1/35】●横山宏、MAX渡辺 月刊ホビージャパン2026年5月号(3月25日発売)

MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」と横山宏製作「傭兵軍 反重力装甲戦闘機 G EGG」の特撮

ファルケを搭載する巨大輸送機登場!!

 今回はMAX渡辺製作の傭兵軍巨大輸送機をフィーチャー!! 1/48シーヴィクセンのプラキットを改造して1/144スケールの輸送機とし、両翼に同スケールのファルケ6機を懸架した超弩級の作例が完成した。
 横山宏はマックスファクトリー1/35ファルケの未発売バリエーション機のパーツを組み合わせた機体を披露。パイロットを機体から脱出しようとするポーズに改造しファルケ不時着の模様を描いたフォトストーリーも掲載する。「Ma.K. in SF3D ARCHIVE vol.6」も大好評で今回も充実の内容となった「Ma.K. in SF3D」をお送りしよう。


傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ 製作/MAX渡辺

MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」
▲トランぺッター製1/48シーヴィクセンの本体を上下逆にして改造し1/144の傭兵軍輸送機という設定に。1/48シーヴィクセンの全長が約36cmなのでマンタレイは全長約50mの巨大輸送機となる
MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」リア寄り
▲マンタレイの上面にはイギリス空軍の爆撃機ヴァルカンを模したライトグレー×オリーブグリーンの迷彩塗装を施した。広大な機体上面に映える迷彩だ
MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」機首アップ
▲フンメルを想起させる機首。下面は補色となる赤で塗装
MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」造形中
▲エポパテで曲面を造形。流用パーツを貼り込んだ
MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」特撮2
MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」左側面
▲側面からのショット。機首が下向きになっているのがわかる。シーヴィクセンの本体を上下逆にしたことでユニークなフォルムとなった
1/144ファルケ懸架
▲1/144スケールのファルケと懸架装置はハセガワ1/20ファルケ、マックスファクトリー1/35ファルケの原型を担当したせど氏に出力をオーダーした
1/144ファルケと100円硬貨
▲1/35ファルケのキットデータを基に1/144にスケールダウンして出力したファルケ。100円玉と比較すると1/144とは思えないその精巧さがおわかりいただけるだろう
2機目となるシーヴィクセン改造機没
▲2機目となるシーヴィクセン改造機は前後を逆にしてみたが、サンダーバード2号のようなレイアウトになってしまうという理由で没となった
MAX渡辺が持参したマックスファクトリー製1/35ファルケ
▲撮影日にMAX渡辺が持参したマックスファクトリー製1/35ファルケ。パネルラインを伸ばしランナーで埋めて凸モールドにした
撮影ブースで記念撮影する連載陣とカメラマンの本松昭茂氏
▲︎撮影ブースで記念撮影する連載陣とカメラマンの本松昭茂氏。本松カメラマンは発売中の「Ma.K. in SF3D ARCHIVE vol.6」の連載100回記念SPトークにも登場

■アーカイブ本出た♪♪
 毎月毎月粛々と塗り、シコシコと書き記してきたモノや文章がこうやってひとつの塊としてまとめてもらえる。そして、好きな人に買ってもらい読んでもらえる。モデリングライターとしてコレ以上の幸せなんてあるんでしょうか。「継続はチカラなり」とはいうけれど、いったいどれだけのヒトが関わり支えてくれているかに想いが至ると身が引き締まります。体脂肪は上手いこと燃えんけど(汗)、水緩みいよいよ春到来♪ 世界はとてつもなく不穏な様相ですが、だからこそこういうモノを作り続けたいと改めて思い至ります。今回はどうした模型芸人よ。
■コレ実は2018年に作ってたのです。
 撮影の日、横山センセより「マンタレイ」なる名前をありがたくも頂戴した本作、実は2018年末に作り始め、2019年春にはレインボウ下地まで塗り上がって本塗装を待つばかりになっていたのでした。何ゆえ7年もの間塩漬けに!? 一言で言うとタイミングを逸したってことになるかと思います。がそれだけじゃない。本稿はそのあたりを語って参りましょうぞ(勿体つけるなと)。
■なんかフツー?
 複数のベースキットを組み合わせるのではなく、単体をアレコレ弄ってSFなビークルを作る。そういうお題目を自らに課したのです。ベースはシーヴィクセン、当初はそのオフセットされたコクピットがメチャクチャおもしろいイギリスのジェット機をそのまま組もうとしてたんです。でもなんとなく萎えて中断(謎)、しげしげと眺めているうちに「そうだ京都に行こう」ならぬ「そうだ横山宏しよう」に変わったのです。顔になる、人の目が行くところにベースとなるモチーフの一番特徴的な部位を使うべきではないかな? と禁忌にしていましたのでこのコクピットは目立つところには使わないと決め、ごくシンプルに上下を逆さまにしてみました。脚庫はエアブレーキみたいに見えないこともないし悪くない♪ 工作は単純に見えて尾翼の天地逆転工作などが地味にまあまあの工数かかりましたけど(苦笑)。機首はいくつかのパターンを試したあと、マシーネン的意匠を感じられるフンメルの雰囲気を入れて落着。そのシルエットから爆撃機ってことかなぁと漠然と考えていましたが、胴体に仕込むなら開けたところも見せなきゃだし、けれどクローズで作っちゃったからココからだと面倒くさいなぁと(苦笑)。主翼に吊るすか、剥き出しのほうが前時代的だけどB-52みたいでわかりやすいしイイかなぁとかグチグチ。要するに一応の完成は見たものの、よくて60点、フツーに飛行機だなぁと(アァ~言っちゃったよ)。
■悪あがきは続き……
 と、そこで閃きます!! 同じ1/48シーヴィクセンベースでもう一機全然違うのを作ってみようと♪ いいアイデア!! と思いましたが、今思えば、猿知恵、言うたらゴマカシですね(笑)。
 さて上下逆転の1機がその面倒さに反してまぁ飛行機だったので、今度は前後だっ!! 工作はよりシンプル♪ 前進翼になるのでなんかSF♪♪ むしろコッチが正解なのでは? しかし!! 双胴に橋渡された尾翼と相俟って、「このレイアウト、まんまサンダーバード2号やん」と撃沈。急速にモチベが落ち、気がつけば行方不明になってしまったのでしたwww。そんなわけで塗るだけになっていた1機は永い眠りにつくことになったのでした。
■ついに日の目を見る、その名はマンタレイ!!
 今回、部屋の片付けから発掘されたこの子をなんとか完成させようと悶々、脊戸真樹クンに相談した。「翼になんか吊るしたいんだけどねぇ」「見た感じシュトラールのデザインっすよねぇ」「ホルニッセとはなんか合わないよなぁ」「じゃあファルケっすね」「傭兵じゃんよwww」という数分のヤリトリ(実話)を経て出力オーダー。加えて懸架装置も追加オーダーのシャチョーモデリング♪ 一気にマシーネンメカになったのでした(強引!!)。上面はイギリス空軍のヴァルカンを模してライトグレーとオリーブグリーンのツートン、下面はファルケが引き立つよう補色の赤で♪ なかなかに決まったのではと自画自賛♪ というわけで7年越しでようやく完成♪ よかったよかった~♪♪

MAX渡辺製作「傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ」

トランぺッター 1/48スケール プラスチックキット シーヴィクセン改造

傭兵軍 巨大輸送機 マンタレイ

製作・文/MAX渡辺
協力/鈴木孝、仁平哲也、せど

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© Kow Yokoyama 2026

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横山宏/MAX渡辺

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