タイムマシンの“ヘアライン”を「スポンジと筆」で魅せる!
憧れのタイムマシンを手に入れよう!
話題のキットから往年の名作プラモまで、どんなプラモも筆塗りで楽しんじゃおうという本連載「筆塗りトライブ」。今回は、青島文化教材社の新キット「1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー PartIII タイムマシン レイルロード」をテーマに、スポンジ塗装と筆塗りで、タイムマシンのベース車両ともなったデロリアンの「ヘアライン加工」の表現に挑戦します(金属の表面処理のひとつで、髪の毛のような細い線状の模様が単一方向に入った仕上げのことです)。
チャレンジしてくれるのは、ミニチュアペインターでもある、ぷらシバ。月刊ホビージャパンでの登場回数も増え、さらにペイント方法の引き出しが増えている彼が見せてくれた本作例は、多くの人にとって参考になること間違いなし! シタデルカラーによる「スポンジヘアライン塗装」をぜひ堪能してほしいです(筆もしっかりと使いますよ!)。
(構成・文/フミテシ)
今回のパイセン
ぷらシバ/ウォーハンマーから、ガンプラ、恐竜プラモなど、月刊ホビージャパンで多岐にわたって素晴らしい筆塗り作例をお届けしている。今回はスポンジを活用したテクニックを披露してくれるぞ!
「スポンジヘアライン塗装」に使用するアイテム
使用する塗料はシタデルカラー。シタデルカラーは非常に伸びが良く、薄い塗膜で広い面を塗装できるので、塗面も美しく仕上がります。
▲今回の塗装でもっとも活躍する「スポンジ」。黒いスポンジはファンデーションなどを塗る用の、とてもきめの細かい化粧用スポンジ。100円ショップで購入可能。黄色いスポンジは食器洗いなどに使用する普通のスポンジ。この2種の目の細かさの違いを活用する
先がランダムなコーム筆
▲ヘアライン風の塗装を施したボディに、うっすらフィルタリングする際に使用する。細くランダムな線が描けるので、フィルタリングの色がヘアラインに馴染む
アイアンハンド・スティール
▲シタデルカラーでもっとも隠蔽力の高い「ベースカラー」に属する明るめのシルバー。1色目に使用する
ルーンファング・スティール
▲下地の色を透かしながら色味を追加できる、隠蔽力がマイルドな「レイヤーカラー」に属する明るいシルバー。メインカラーの2色目に使用する
セラフィム・セピア
▲スミ入れやフィルタリングに使用する「シェイドカラー」に属する薄茶色。この色で、1885年の荒野の汚れをまとった雰囲気を表現した
ナイトホーント・グルーム
▲染めるように色を乗せることができる「コントラスト」に属している、うっすら青に染まる塗料。1885年の鮮やかな空の色がボディに映り込んでいる雰囲気を表現するのに使用
▲キットは『バック・トゥ・ザ・フューチャー PartIII(以下III)』のクライマックスシーンを再現できる内容。レールに合わせたホイールと、レールベースが特徴
▲『III』タイムマシンの最大の特徴でもある「ボンネット・ボックス」。ここはミニチュアペインターのぷらシバの筆塗り技術により、より立体的なペイントが施されている。キットはかなり細かなパーツ分割がなされているが、今回はすべて組んでから塗装している。また、車体をスポンジで塗る際に引っかからないように、ボンネット・ボックスはマグネット式で取り外し可能にしている
次ページ──製作詳細
Ⓒ Universal City Studios LLC and Amblin Entertainment, Inc. All Rights Reserved.