ガルプラレスキュー隊!!
混ぜて遊んでミキシングしよう！
ミキシング、それは複数キットのいいとこ取りで、より自分好みのキャラクターであったり、よりよいスタイルや可動を得るための改造です。たくさんのキットを使うことでさまざまないいところを得られるいっぽう、パーツをカットしたり接合したりと、元のキットに戻れない作業が伴います。ある種の決意や勝算がなければできない作業でもあります…。なので、今回は後戻りできない作業を使わずに、手軽にいろいろ遊びながらミキシングをしていきましょう。
今回の使用キットはこちら！
フレームアームズ・ガール
フレズヴェルク＝コルニクス
▲ 創彩少女庭園のキャラクターのなかで最も小柄、活発な表情といかにもアクションが似合うかわいいキャラクター。可動や制服のデザインは同じ学校の佐伯 リツカと同じでも、パーツはすべて新規というこだわりの造形。今回は彼女にFAガールのパーツをプラスしてパワフルなキャラクターにカスタマイズしていきます
小石川 エマ 【聖アイリス女学園高等部・夏服】
●発売元／コトブキヤ●発売中●プラキット●7700円●14cm
▲ 大きなウイングショーテルと斧のような飾りが特徴の、ツインテールが新たになったフレズヴェルクの新タイプ。オプションモリモリなので、今回は装備を借りるかたちでミキシングに協力してもらいます
フレームアームズ・ガール フレズヴェルク＝コルニクス
●発売元／コトブキヤ●発売中●プラキット●8800円●15.5cm
まずは組み合わせてみよう！
ミキシングのはじめの一歩としてオススメなのは武器や装備の組み合わせ。ふたつのキットを足すことで自分だけの武装にすることができます。
M.S.G ウェポンユニット02
ハンドバズーカ
M.S.G ウェポンユニット07
ツインリンクマグナム
▲ それぞれのウェポンユニットを組んだ状態。それぞれのキットだけでも遊べるのですが、別のキットを合わせるとさらに選択肢が増えて楽しいですよ
▲ ハンドバズーカのユニットを短くして、マグナム下部に挟み込みました。これだけでライフルに装着したグレネードランチャーのような佇まい。この「バズーカを短くしてライフルの下に」はかなりかっこいいスタイルなのでぜひ真似してみてください
組み合わせ無限大！ミキシングを楽しもう♫
まずはおさらい♪
前号の連載で、轟雷がひそかにメガネをかけていたのも実はミキシング。こちらは創彩少女庭園のメガネセットを使ったもので、これは後戻りのできない作業ですが、前髪をカットすれば他のガールズプラモでもすぐにメガネっ娘にできるので、この作業は覚えておいて損はありません。
▲ エマのキットにはこめかみのところに切り欠きがある前髪パーツがセットされています。つまりこめかみに切り欠きがあればメガネがかけられるってコト！
▲ まずはメガネのいい位置を探しましょう。顔パーツと合わせてかわいい位置を探って、ポイントをマークします
▲ ダボは四角ですがナイフで切り込むと大変なのでまずドリルで穴をあけます。1mmのドリルがちょうどいいサイズ
▲ 穴を四角いサイズへ広げます。パーツが保持されるように少しずつ穴を広げてはパーツをフィットさせて確認しましょう
▲ 片側がハマったら位置をもう一回確認。ズレがなければ反対側にナイフであたりをつけます
▲ ナイフのあたりを頼り先ほどの拡張と同じ作業を繰り返します。FAガールの場合ツルが長いので顔に合わせてツルを斜めにカットしています。こうした微調整をして完成！
▲ 改造するときはまずプランから。エマにFAガールのフレズヴェルク＝コルニクスのバックパックを付けてみました。多くのガールズプラモには背中に3mmの穴があるので、そこにバックパックをつけることは造作もありません。あとコの字のパーツがあれば、スカートなどにはさんでパーツを保持できることもあります。髪の毛が長いと背中の穴が使えないので、今回はツインテールにしました！
▲ ミキシングではパーツ同士のフィット感が結構大事なんですが、今回は結構このままでも問題ないフィット感ですね。浮く場合は、軸を伸ばしたり付く側を削ったりしてより密着させにいくか…などを組み合わせながら考えます
▲ FAガールなど、武装を持つキャラクターは太ももや上腕の接続部に軸接続用のパーツがあるので、それを応用するかたちで、手首にハードポイントを作ったらこうなる、というスタイルも試してみます
Ⓒ KOTOBUKIYA
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