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『ゴジラ-1.0』新情報まとめ キャスト&監督登壇の製作報告会見の様子をお届け!続々発表の関連商品情報も!

2023.10.02

『ゴジラ-1.0』情報 月刊ホビージャパン2023年11月号(9月25日発売)

ゴジラ-1.0(マイナスワン) 記事のイメージカット

『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』情報

 実写邦画でのゴジラ映画としては第30作の記念となる新作映画『ゴジラ-1.0』。2023年11月3日の公開に先がけて、23年9月4日には主要キャストの発表、製作報告会見の開催、最新予告映像の公開など、次々に新情報がリリースされた。さらに、23年10月23日から開催される東京国際映画祭のクロージング作品としていち早く公開されるほか、23年12月からは北米での大規模な公開が決定したことも発表された。今回はこれらの詳細のほかに、新たな関連商品の情報をお伝えする。

(文/羽沢正人)

◆主要キャスト発表
 主役の敷島浩一役に、子役時代から多数の映画やテレビドラマに出演し、『GHOSTBOOK おばけずかん』(22年)に続いての山崎貴監督作品参加となる神木隆之介氏。戦争から生還するも両親を失い、荒廃した日本で大石典子と出会う役柄。その典子は焼け野原の戦後の日本を単身で強く生きる女性で、『アルキメデスの大戦』(19年)で山崎監督作品に出演した浜辺美波氏が演じる。
 さらに、山田裕貴氏、青木崇高氏、吉岡秀隆氏、安藤サクラ氏、佐々木蔵之介氏といった実力派の豪華俳優陣が脇を固める。

製作報告会見の写真
▲製作報告会見に設置された「『ゴジラ-1.0』スタチュー」の前で、左から山崎貴監督、神木隆之介氏、浜辺美波氏、市川南氏

◆製作報告会見
 2023年9月4日に行われた製作報告会見には、主演のふたりのほか、山崎貴監督、東宝・市川南氏が登壇し、作品の完成を報告。前からゴジラ映画を作りたかったという山崎監督は、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07年)にオリジナルのゴジラを登場させ、西武園ゆうえんちでのアトラクション映像『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』に映像監督としてゴジラに関わっただけに、今作を手掛けたことの喜びを語った。
 市川氏は『アルキメデスの大戦』の完成後に山崎監督に今作の監督をオファーし、脚本作りに3年の歳月をかけ、昨年ようやく撮影が開始された経緯を報告。主演の神木氏と浜辺氏は『屍人荘の殺人』(19年)以来の映画での共演であり、NHK・連続テレビ小説『らんまん』では夫婦役を演じたことから、“朝ドラコンビがゴジラに……”と言われているものの、『ゴジラ-1.0』の撮影が先だったことが明らかになった。
 時代設定を戦後すぐの昭和にしたことについて山崎監督は「ゴジラは核の脅威や戦争の影がそのまま怪獣の姿になったもの」と考えていたため、その時代でやりたかったと話し、「『シン・ゴジラ』(16年)があまりにも素晴らしかったので対抗する意味もあった」と語った。また、山崎監督は『シン・ゴジラ』公開時にコメントを求められ、「『次やる人は大変ですね』と言っちゃったんですが、まさかそれがブーメランのように帰ってくるとは思わなかった」と笑いを誘った。さらに、改めて完成作品を観て、これまで自身が得てきた知見や技術を惜しみなく注ぎ込んだ集大成的な作品になったと明かした。
 神木氏は、約3ヵ月の撮影期間中に現場での臨場感や緊張を強く感じ、「そこにゴジラが目の前にいましたね」と語り、敷島を演じるにあたっては、プレッシャーを感じつつも敷島の悩みや苦しみをいかに自分に落とし込むのかという葛藤があったという。
 浜辺氏は、ゴジラが及ぼす絶望から強く生き抜く女性として捉えて典子を演じたと語った。作品については「観るというよりは体感する」、「日本の大怪獣のゴジラを観ると心拍数が上がるのは遺伝子に刻まれているんだな、という体験ができました」と述べた。
『ゴジラ-1.0』を浜辺氏は一言で「夢」、神木氏は「絶望」と表現。そして山崎監督は「絶望からの再生の物語」とした。ゴジラによる絶望から、戦後の人々がいかにして再生するのかをぜひ劇場で体感しよう!!

神木隆之介
▲撮影時の印象深い場面として、大勢のエキストラがゴジラから逃げ惑うシーンを挙げた神木氏。エキストラの気迫あふれる演技が、自らの役作りに助かったと語った
浜辺美波
▲ゴジラの映画を撮っていると実感したのは、予告でも使われている「あれが、ゴジラ」というセリフだったと浜辺氏
山崎貴監督
▲山崎監督は、作品タイトルについて「戦後ゼロ状態の日本にゴジラが現れてマイナスになっている」、「初代ゴジラより前の時代という意味でのマイナスワン」、「助走のためのマイナスワン」など、いろいろな意味で捉えてほしいと語った

◆最新予告映像公開
 最新の予告映像も公開され、すでに世界中の多くのファンが目にしている。ゴジラによって破壊尽くされていく街や海上の艦船、主要キャストが登場するワンシーンなど迫力と期待を感じさせる映像となっている。現在、公開中なので下記をチェック!!
https://godzilla-movie2023.toho.co.jp

◆全国500館以上での公開
 今作は、東宝配給作品としては最大級となる全国500館以上での公開が決定。ラージフォーマット(IMAX、MX4D、4DX、Dolby Cinema)も予定され、「体感する映画を作ろう」をテーマに山崎監督が自ら監修して作業が進められている。
 さらに、23年12月1日からの北米公開も決定となり、1000スクリーン以上で公開予定だ。
 また、23年10月23日(月)~11月1日(水)開催の第36回東京国際映画祭のクロージング作品に今作が決定し、公開前に観られることになった。

『ゴジラ-1.0』

11月3日(金・祝)公開


●キャスト/神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介
●監督・脚本・VFX/山崎貴
●音楽/佐藤直紀
●制作プロダクション/TOHOスタジオ、ROBOT
●製作・配給/東宝株式会社

ゴジラ-1.0 ポスター

関連商品情報

ビッグスケールのソフビも登場!!

 バンダイからのソフビでは、月刊ホビージャパン2023年10月号でお知らせした通常サイズのムービーモンスターシリーズのほかに、大きいサイズの「怪獣王シリーズ」での発売も決定。全高約24.5cmのド迫力サイズだ。

怪獣王シリーズ ゴジラ(2023) 正面
怪獣王シリーズ ゴジラ(2023) 背面

怪獣王シリーズ ゴジラ(2023)

●バンダイ●7150円、11月11日予定●約24.5cm

一番くじは豪華ラインナップ!!

 ゴジラ映画の公開に合わせて展開されることがお馴染みとなった「一番くじ」は、『ゴジラ-1.0』でも登場。各賞ともに気になるアイテムばかりだ。
 A賞、ラストワン賞、ダブルチャンスキャンペーンの各ソフビは、インジェクション成型とソフビ 成型を高次元で融合させることによる「超巨大(ビッグ)」と「超精巧(ディテール)」を実現したハイクオリティのソフビシリーズ「SOFVICS(ソフビクス)」となっている。
 下に掲載したA賞のゴジラ(2023)SOFVICSでわかるように、酒井ゆうじ氏の圧巻の造形によるリアルな仕上がりになっている。全高約23cmのスケールで、ぜひゲットしたいアイテムだ。

●A賞 ゴジラ(2023) SOFVICS
●B賞 背びれ プレート
●C賞 ゴジラデザインマグカップ
●D賞 ガーゼタオル
●E賞 アクリルスタンドコレクション
●F賞 ブラックタンブラー
●G賞 キャンバス風イラストボード&ロゴステッカー
●H賞 モンスターヘッドマグネット
●ラストワン賞 ゴジラ(2023) SOFVICS 熱線放射ver.
●ダブルチャンスキャンペーン ゴジラ(2023) SOFVICS

酒井ゆうじ氏造形・彩色・プロデュースによるSOFVICS!!

一番くじ ゴジラ-1.0 正面
一番くじ ゴジラ-1.0 上半身 側面

※こちらの画像は開発中のため仕様などが変更になる可能性がございます。※画像と実際の商品とは異なる場合がございます。※掲載されている内容は予告なく変更する場合がございます。

一番くじ ゴジラ-1.0

●BANDAI SPIRITS ロト・イノベーション事業部●1回900円、11月18日(土)より順次発売予定

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