ガイアノーツの専用カラーで清潔感ある仕上がりに

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』より、新型プラグスーツ姿の「真希波・マリ・イラストリアス」がPLAMAXに登場。2011年に智恵理氏の原型によってリリースされたPVCスケールフィギュアを3Dスキャンしてプラキット化。見事な造形はそのままに、スナップフィットと多色成型、タンポ印刷が施された顔パーツで、誰でも組み立てるだけで、智恵理氏造形のマリが手に入る驚きの仕様となっている。作例はガイアノーツの専用カラーを使い丁寧に塗装。ツヤのコントロールで質感の違いを演出している。

■さすが新型プラグスーツ、胸もピッタリで気持ちイイ！
　今回はまるでスケールフィギュアのようなプラモデル、真希波・マリ・イラストリアスを製作しました。それもそのはず、こちらは実際に過去に発売されたスケールフィギュアを3Dスキャンしてプラモデルで再現した、というとても面白いバックボーンがある製品です。
　実際に組んでみるとパーツがいい感じに分割されておりまして、さらにマーキングも印刷されておりますので、少しの部分塗装でもう満足という素晴らしさ、しかもデカい！　正直、塗装や合わせ目処理のために本来は挟み込みで一体になる脚部の分割などを作例っぽくやってみたはよかったのですが、なんだかいたずらに強度を落としてしまっただけの気もするなぁと、あとから思ったので、もし合わせ目を組み付けたあとで処理するとしても、あまり小細工を考えずに素直にマスキングしたほうがいいかもなぁと完成後に立たせて見た時に思いました。

■これでいくかぁ…にゃっ!!
　という感じですので、こちらは実質ほぼフィギュアの塗装みたいになります。今回はガイアノーツ様から発売されるマリ専用カラーをご厚意でご提供いただきましたので、こちらも使用しながら塗装プランを考えていきます。
　専用カラーは髪色以外にパール粒子が入っており、全体にキレイに塗っていくととても美しいパール塗装のマリができあがります。今回はこの塗料を影色と最終コートに使用することにし、設定近似色で下地（メイン色）を塗装、影に当たる部分に対してこの専用カラーを使っています。
　塗装が終わったら最後はツヤ消しで閉じますが、その上からパールを振りかけるようにピンクを乗せ、専用カラーの良さ味を出しております。
　このシリーズは全塗装向けの真っ白成型色製品もあり、さらに今後の展開で式波・アスカ・ラングレーも発売されますので、レジンキットより気軽にフィギュア塗装をプラ素材でやってみたい方、完成品フィギュアはあまり食指が動かないなという方でも組み立てと塗装をプラモデルとして楽しめます。ぜひ手に取ってみてください、にゃ！

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