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『ゴジラ-1.0』ゴジラビジュアル&関連商品情報! 開催中「映画監督 山崎貴の世界」レポートもお届け

2023.08.27

『ゴジラ-1.0』情報& 「映画監督 山崎貴の世界」レポート 月刊ホビージャパン2023年10月号(8月24日発売)

『ゴジラ-1.0』 ゴジラ イメージビジュアル

『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』情報

 ついに全世界待望の新作ゴジラ映画『ゴジラ-1.0』の情報が解禁! 特報を皮切りに続々と関連情報がリリースされ、2023年11月3日の公開に大いに期待を持たせてくれている。月刊ホビージャパンでは公開まで、今作の情報を随時お届けする予定だ。
 今回は公開されたゴジラのビジュアル、関連商品情報、「ゴジラ-1.0スタチュー」、今作の監督・脚本・VFXを担当した山崎貴氏の企画展示イベント「映画監督 山崎貴の世界」のレポートをお届けする。

(取材・文/羽沢正人)

絶望=ゴジラ!

戦後、〈ゼロ〉になった日本をゴジラが〈マイナス〉に叩き落とす!!

 第1作『ゴジラ』(1954年)の公開から2024年で70周年を迎え、国産の実写作品としては『シン・ゴジラ』(2016年)以来7年ぶりの新作となるゴジラ映画。今作の舞台は、戦後間もない日本。敗戦で多くを失ったこの国にゴジラが現れ、追い討ちをかけるかの如く絶望と恐怖を与える。公開された30秒の特報では、瓦礫と化した街の風景、圧倒的な迫力で蹂躙するゴジラから逃げ惑う人々、そして大きく咆哮するゴジラの姿が描かれている。監督・脚本・VFXは、CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現で、“VFXの第一人者”と言われる山崎貴氏。
 公開されたゴジラのビジュアルは、山崎氏が映像監督を務めた西武園ゆうえんちのアトラクション『ゴジラ・ザ・ライド』に登場したゴジラを彷彿させつつも、背ビレはさらに大きく複雑な形状となっており、全体のボリュームもより増した印象を与える。

『ゴジラ-1.0』 ゴジラ ビジュアル1
『ゴジラ-1.0』 ゴジラ ビジュアル2
『ゴジラ-1.0』 ゴジラ ビジュアル3

『ゴジラ-1.0』

11月3日公開


●監督・脚本・VFX/山崎貴
●制作プロダクション/TOHOスタジオ、ROBOT
●製作・配給/東宝

関連商品情報・1

各種バリエーション豊富に展開中!!

 映画公開に先駆けて劇場での先行販売商品が早くも多数ラインナップ。最寄りの販売劇場はコチラをチェック!!
 また、TOKYO、OSAKAの各ゴジラ・ストアでは、2023年9月30日まで「ゴジラ・ストアのTシャツ祭り2023」を開催中!! Tシャツ2枚購入で特製のゴジラクリーナークロスをプレゼントしている。ゴジラ・ストアのオンラインショップでも購入可能だ。

ステッカーセット

ステッカーセット

●1210円

フォンタブショルダーストラップ

フォンタブショルダーストラップ

●1210円

TシャツA

TシャツA

●3300円

ビッグアクリルスタンド

ビッグアクリルスタンド

●1980円

アクリルスタンドキーホルダーA

アクリルスタンドキーホルダーA

●990円

アクリルスタンドキーホルダーB

アクリルスタンドキーホルダーB

●990円

ムービーモンスターシリーズにゴジラがラインナップ!!

 ゴジラグッズコレクターにとってマストアイテムのひとつといえるソフビシリーズ「ムービーモンスターシリーズ」に今作のゴジラが早くもラインナップ。リアルな仕上がりに今から発売が待ち遠しいアイテムだ。

ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(2023)

ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(2023)

●バンダイ●3520円、10月7日予定●全長約15.5cm

『ゴジラ-1.0』スタチュー展示中!!

『シン・ゴジラ』公開時以降、恒例となったビッグサイズのスタチューが今作でもPRのために作られ、現在TOHOシネマズ日比谷(2023年8月31日まで)、長野県松本市美術館「映画監督 山崎貴の世界」展示会場(23年10月29日まで)で展示されている。山崎監督監修のもと、映像のCGデータからポージングを変更して東宝映像美術が製作したもので、全高は約230cm。今後も各地で見られる可能性は大だ!! ド迫力のゴジラを見逃すな!!

『ゴジラ-1.0』スタチュー1
▲2023年7月30日に開催された「ワンダーフェスティバル2023[夏]」会場では、公開のPRのために1日限定でスタチューを展示し、特製缶バッジが多くのファンに配布された。会場には山崎監督も訪れ、暑さに負けず、長時間にわたって多くのファンと3ショット撮影の大サービス!!
『ゴジラ-1.0』スタチュー2
『ゴジラ-1.0』スタチュー 上半身
『ゴジラ-1.0』スタチュー 頭部側面

関連商品情報・2

S.H.MonsterArtsにゴジラ(2023)が登場!!

 今作の情報が公開されると同時に、登場するゴジラがS.H.MonsterArtsシリーズに加わることも発表された。
 劇中で実際に使用された3Dデータを基に、酒井ゆうじ氏が原型・彩色・造形プロデュースをして立体化。さらに、山崎貴監督が全面監修しての商品化ということで、劇中のイメージを可能な限り再現したといえるだろう。広い可動域によりゴジラ(2023)に相応しいさまざまなポージングが可能となり、記事冒頭に掲載したゴジラのビジュアルにかなり近いポーズまでできるのがわかる。さらにS.H.MonsterArtsシリーズとしては初めて足の指が独立して可動するのも大きな特徴だ。

S.H.MonsterArts ゴジラ(2023) イメージカット
S.H.MonsterArts ゴジラ(2023) 正面、側面、背面画像

S.H.MonsterArts ゴジラ(2023)

●BANDAI SPIRITSコレクター事業部●14850円、11月予定●約16cm

「映画監督 山崎貴の世界」開催中!!

 2023年8月現在、長野県・松本市美術館で開催されている「映画監督 山崎貴の世界」。これまで数々のヒット作を手掛けた山崎監督の映像の世界を、実際に映画で使用された多くの資料やプロップを通じて紹介している。『ジュブナイル』(00年)から『ゴジラ-1.0』まで、膨大な量の各作品の絵コンテやデザイン画、ミニチュア模型、衣装、実物大セットをはじめ、VFXの制作過程や完成映像などを多数展示。
 山崎監督は「この展示会のおかげでこれまでの仕事を振り返ることができて嬉しいです。見どころは、映画のVFXはパソコン上だけでなくミニチュアやモックアップ、絵コンテなど、いろいろな方の手が加わって完成しているんだということ。少しでも今回の展示でそれを感じていただけたらと思います。(松本市での開催については)故郷に錦を飾れるチャンスを頂けたことに感動しています」と語った。
 23年10月29日(日)までの開催なので、映画ファンのみならず、造形ファン、模型・ディオラマファンにもぜひ訪れてほしい展覧会だ。

ゴジラ(2023)
▲『ゴジラ-1.0』撮影現場での質感リファレンスとして制作されたゴジラ。今作のゴジラについては「とにかく怖いゴジラを作りたかったので、特にトゲトゲした怖いイメージを強調しました」と山崎監督
ワームホール発生装置とテトラ
▲展示会場では『ジュブナイル』に登場したテトラ(左)がお迎え。テトラは撮影時に多数制作されて使用されたが、その後一度は水没して行方不明だった。奇跡的に発見されて展示されたという。右はワームホール発生装置。起動していないのでご安心を!
ALWAYS 三丁目の夕日を再現したミニチュア模型ら
▲︎山崎監督の代表作のひとつである『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの展示も豊富。再現された精巧に作られたミニチュア模型(左2枚)、撮影に使用された鈴木オートのミゼット(右上)をはじめ、第二作目に登場したゴジラ(右下)など、多数展示されている
▲︎『リターナー』(02年)に登場したダグラシップ(左)と未来の戦略時間兵器(右)。メカ好きにはたまらない重厚感溢れるメカニックたちだ
▲『アルキメデスの大戦』(19年)で撮影に使用された平山案の戦艦(上)と藤岡案の空母(下)
コスモゼロとコスモタイガー
▲︎『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10年)で制作されたプロップも複数展示。コスモゼロ(左)とコスモタイガー(右)のミニチュアをはじめ、ガミラス兵やガミラス戦闘機、イスカンダルの通信カプセルなども!
STAND BY ME ドラえもんの1/6スケールののび太の部屋・野比家のミニチュア
▲︎『STAND BY ME ドラえもん』(14年)に登場した1/6スケールののび太の部屋・野比家のミニチュア。各部屋が装飾も含めて細部にわたって作られており、このミニチュアも実際に映画で撮影されてCGキャラクターと合成された
friends もののけ島のナキ 1/6スケールナキの小屋のミニチュア
▲︎山崎監督が八木竜一監督とタッグを組んで制作した3DCGアニメ『friends もののけ島のナキ』(11年)のナキの小屋のミニチュア。1/6スケールとは思えないほど内部は各所がリアルに作られている
DESTINY 鎌倉ものがたり 黄泉の国の長屋のミニチュア模型と天頭鬼や魔物たちの実物大の造形物や衣装
▲『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17年)のコーナーでは、本編で使用された黄泉の国の巨大画像、撮影に使用された小道具の数々、精密に作られた黄泉の国の長屋のミニチュア模型(左)をはじめ、天頭鬼や魔物たちの実物大の造形物や衣装(右)がズラリと並び黄泉の国に誘ってくれる
ゴーストブック おばけずかん 図鑑坊
▲︎『ゴーストブック おばけずかん』(22年)のコーナーでは、図鑑坊(左)のモックアップをはじめ、古本屋の店主衣装や撮影に使用されたプロップが展示。会場内に移設された実物大のセットの古本屋と祠の前で山崎監督もご満悦!
Y-cat(ワイキャット)
▲︎今回の企画展のために山崎監督が描き下ろした応援キャラクターY-cat(ワイキャット)は会場入口の映像にも登場。キャラクターグッズの販売も展開中だ。高さ1.3mもあるカラフルな7体のスタチューも作られ、会期中は松本市街地を巡回展示され、観光に訪れた人たちの注目を集めている

映画監督 山崎貴の世界


●会場/長野県 松本市美術館
●会期/7月15日(土)〜10月29日(日)※月曜休館(祝日の場合翌平日)、ただし8月中は無休
●開館時間/9:00〜17:00(入場は16:30まで)
https://www.yamazakitakashi-exhibition.com

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