HOME記事キャラクターモデル焦らず“重ね塗り”がカギ!水性ホビーカラーで自分だけの色に塗り上げる【“見たら”できる?プラモテクニック②塗装編(全4回)】

焦らず“重ね塗り”がカギ!水性ホビーカラーで自分だけの色に塗り上げる【“見たら”できる?プラモテクニック②塗装編(全4回)】

2023.08.13

HJ Web記事を参考にすれば本当にかっこよく模型が作れる? 実際にやってみました

 多くの模型作例、製作How to記事が掲載されている「Hobby JAPAN Web」。その記事を見て作業してみれば実際にカッコいい模型が作れるのか? 「“見たら”できる?プラモテクニック」と題して今回は模型初心者の新人スタッフが実際に挑戦してみました。

 リアルな“初心者”模型製作の様子(月刊工具スタッフによるアドバイスサポートあり)をレポートしていきます。

製作作業/日々日(新人スタッフ)
撮影・文/なりかね(月刊工具スタッフ)


前回は組み立てまで! 第2回は早速塗装してみよう

  前期は組み立てることができたので早速塗装に入っていきます。

\  初心者でも安心の筆塗りができる参考記事 /

▲今回参考にする記事はこちら。最小限かつコンパクトに作業できる水性ホビーカラー筆塗りが掲載されています。やはりまずは簡単に覚えられる数のアイテム数で進めていくのが良いでしょう

▲まず製作していなかった装備関連も製作。数種類の武装がキットについていますが、ここからはライフルとシールドのシンプルな構成を選択


筆塗りがしやすいように「下地」を作り上げよう

 最初につや消しの表面を作って筆塗りの塗料が乗りやすくします。今回はサンドカラーを目指す(+ウェザリングも行う)ので下地には「オキサイドレッド」(ファインサーフェイサーL オキサイドレッド))を選択しました。

▲缶をよく振ってから吹き付けます

▲一度に塗装使用とせず、シュッ!シュッ!を細かく塗布していきます 

▲あっ

▲ここは焦ってすぐに触らずこのまま乾燥を待ちます。塗装ブース内に敷いている紙の上であればまだダメージは少ない

▲10分ほど置き触っても大丈夫になってから救出します

▲下地段階なのでそのまま重ねて最後まで塗っちゃいます

▲下地作り完成。全体が赤く染まって塗装の準備が完了しました(もうこの状態でも十分カッコいい)


用意するのは筆と塗料と溶剤。小スペースでも簡単な水性筆塗りに挑戦

▲今回選択したのは水性ホビーカラーの「サンディイエロー」。オキサイドレッド下地なのでAFVキットの塗装のような渋い仕上がりを目指します。筆と皿、水、(紙コップ)、水性ホビーカラーうすめ液(溶剤)と用意して塗装開始

筆の準備

▲塗料を開けたら中身の塗料をしっかりと混ぜます
▲塗料を取り出したら少し固めだったので溶剤を3~4滴加えて伸びを良くします
▲あとは筆に塗料を付けて筆先を整えます

▲筆が整ったら後は塗るのみ!オキサイドレッドの面にどしどし筆を当てていきます

▲一回でキレイに塗り切りたいところですが、最初は下地が多少透けても問題なし。

▲一度全体を塗装した状態。一旦この状態で乾燥を待ちます(すぐに重ね塗りするのは避けましょう)。今回は下地をオキサイドレッドにしているので逆に赤色が残っていても味になります

▲乾燥している間は別のパーツを同じく塗装します。

▲他のパーツも1段回塗り、最初のパーツが乾いたら2回目重ね塗りを開始。ここから塗料の色が自然としっかり出てきます

▲2回目の重ね塗りでキレイに発色しています

▲しっかりとサンディイエローに染まりました

▲乾燥後に再度組み上げて

▲サンディイエローの塗装完了、細部もキレイに塗装できています。下地のオキサイドレッドもほんのりと出ていて雰囲気も抜群!

今回は基本塗装が完了! 次回ではここからウェザリング等の追加作業を行ってさらにクオリティアップをしていきます。さらにカッコよくいくことができるか、乞うご期待


後片付けもしっかりと覚えておこう

▲塗装して終わり、だけじゃなく使ったものの洗浄も忘れずに。使用した塗料皿に溶剤を注ぎ、余った塗料を拭い取ります


夏休み連日掲載!8月12日~14日で全4回を掲載予定!

第1回:“見たら”できる?プラモテクニック! HJ記事を見て初心者がフロントミッション「ストラクチャーアーツ」を製作!

第2回: 焦らず“重ね塗り”がカギ!水性ホビーカラーで自分だけの色に塗り上げる

第3回:「スミ入れ」&「ウェザリング」を同時に攻略!塗装後のクオリティアップに挑戦

\ 8月14日(月)19時公開 /

第4回:どこまで作業したら完成? 仕上げのワンポイントとお手軽台座を製作!

\  8月15日(火)19時公開 /

© SQUARE ENIX © SQUARE ENIX Developed by Forever Entertainment S.A. Published by Rainy Frog Co. Ltd.

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なりかね(月刊工具スタッフ)

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