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『Ma.K.』の丸くて愛らしい「S.A.F.S. Mk.III A8/R8」ブランニューキットを初製作!さらに『ロボットバトルⅤ』の新型機ゴーストナイトも披露

2023.03.16

Ma.K. in SF3D 月刊ホビージャパン2023年4月号(2月25日発売)

A8/R8を急場しのぎの冬季迷彩で仕上げる

 今回は傭兵軍の突撃用スーツA8/R8特集の後編。前編で過去作のレジン+プラキット製A8/R8を再掲載したMAX渡辺がウェーブ製ブランニューA8/R8を初製作!! ノーマル機とキット付属のオプションパーツを取り付けたカスタム機を急場しのぎで仕上げた設定の上半身のみの冬季迷彩で仕上げた。
 さらに横山宏によるMK44宇宙型新バリエーション機ゴーストナイトも公開!! 『Ma.K.』と『ロボットバトルV』の進化を遂げたカスタム機を2本立てでお送りしよう。
前編はコチラから

S.A.F.S. Mk.III A8/R8

●発売元/ウェーブ●4400円、発売中●1/20、約11cm●プラキット


傭兵軍 増加装甲型戦闘服 S.A.F.S. Mk.III A8/R8
製作/MAX渡辺

▲G機はノーマルのA8/R8として製作。R機はキット付属のオプションの大型アーマーに換装したカスタム機に。基本的に同じカラーリングだが、ペリスコープのみ色を変えている
▲上腕に付く大型アーマーは下方に留め具がある
▲︎腰側面のアーマーは従来のものより大型化している
▲激しい筆のタッチが急場しのぎで冬季迷彩を施した臨場感を醸し出す
▲︎増加装甲に包まれたA8/R8の球体感が◎。根性棒の赤い先端が目を惹く
▲冬の行軍を想起させる2体のショット。表情豊かな指にも注目
▲冬季迷彩のホワイトを大胆に上塗りした上半身と通常迷彩の下半身のコントラストが鮮烈だ
▲オプションパーツの大型アーマーはボディのラインに調和するようゆるやかに湾曲している
▲左の肩アーマーにはコードレターを貼っていないが、かえって新鮮に映る
▲ホワイトを変則的に塗ったことで視覚的におもしろい迷彩となった
▲上腕の任意の場所にピンバイスで穴をあけてアーマーを接続する。位置を参考にしてほしい
▲ノーマルと大型の肩アーマーを2枚重ねするとさらなるカスタム機に!
▲︎R機はノーマルの上腕と肩アーマーも用意し換装できるようにした
▲︎レインボウエッグ製コードレターデカール(赤)の上にピンクを筆塗りしてトーンを抑えた
▲当初コードレターは青を貼っていたが、インパクトがやや弱く不採用に

■MAX渡辺フルメンテナンス!!
 よもや!! まさかの宮古島トライアスロン落選(泣)。コレはこの機会にカラダ見直せ!! との「運動の神」のお告げではないのか? と、引きずっている故障箇所の手術に踏み切りました。
 ひとつは2022年8月ランニング中に違和感をおぼえたアキレス腱辺りの足底腱膜炎症。痛みはソレほどでもなく、走れてしまうので丸沼スイムラン、佐渡トライアスロン、そしてMINATOシティハーフマラソンと3レースも出場、酷くはならないけど快癒せず。ココにテネックス療法なる日本では認可したばかりの施術をしてもらいました。患部の悪い組織を特殊なデバイスで削って吸い出す。コトバにするとちと恐ろしい手術でしたが経過順調。松葉杖生活を覚悟していたのですが術後3日目から散歩出来るとは。
 もうひとつは2年半前の自転車落車による鎖骨骨折に取り付けたチタン合金プレートの除去手術。1年経過くらいで外す予定をズルズルと伸ばしてしまい、このままだと一生入れとく? となりそうだったので、主治医にねじ込んで決行することに(この原稿、その前日検査・準備入院のベッドで打ってます)。普段の生活、スイムで異物感が消えないのでコレが改善したら嬉しいなぁと。そんなわけでこのリニューアル作戦の成否や如何に!?

■A8/R8 ソレは一等可愛いS.A.F.S.♥
「A8/R8は可愛い!!」を力説して回っている模型芸人ですよ。前回も書きましたが、ただでさえ丸くて愛らしいS.A.F.S.の前面装甲にもう一皮被る。球体の形状、曲率は変わらずとも全体を占める球体が大きくなる♪ ということは、即ちさらに丸く♥球体に近付いたわけなのです♪♪ コレ、テストに出ますよww というわけで発売直前、テストショットをいただいての速攻レビューやらせていただきMAX!!

■目を瞑っても組めるS.A.F.S.!! イヤ、さすがに無理かw
 背中が丸々新規、前腕に、追加装甲……と、既存パーツ率が、半分くらい? な大幅リニューアルキット!! なんですよぉA8/R8! とっても良い形してますねぇ。コレまでの歴代A8/R8を参考にしつつ上手に上品にまとめてくれてます。さすが辣腕兼行さん♥
 ゴツくてデカいハンドもイイなぁ。「根性棒」をガッチリしっかりホールドしてくれて改造要らずです♪ 今回の作例も今まで同様、基本形状は一切弄らず、丁寧に合わせ目処理を。追加工作はセンサーのクリアー置き換え、足首コード追加、脚部アーマーのボルト置き換えなどのみです。

■やっぱ冬なんで「白」塗りたいですよね。
 月刊ホビージャパン2023年4月号が出る頃は少し春めいているかしら? いや、まだまだ寒い日が続いているかも~というわけで大好きな「冬季迷彩」をやることに。チョイと毛色を変えたくてしばし思案、現地改修としても下の塗装がより分かる見せ方はないものかと。で、思いついたのが「下半身はそのまんまでーす!」という手口。オリーブドラブとブルーに塗り分けられた機体に上から白を塗りたくったというテイにあからさまに分かりやすくしてみましたよ♪ 白の塗り方もいつもよりさらに変則的かつテキトー感増し増しで楽しんでみました♪ 上半身と下半身で景色が変わるし、なかなかに面白いかも? と自画自賛。コードレターは青を試したりしたけど地味過ぎて不採用。赤系は馴染むけど強過ぎるのでデカールの上からピンクをムラムラと筆塗りしてみました。根性棒は敢えて明るい色でわかりやすく♪ Mr.ウェザリングカラーのライトブラウンを全体に塗布して拭き取りを2度ほど繰り返し、下地に仕込んでおいたシルバーをナイフで削って露出させるリアルチッピングでフィニッシュ♪♪ さぁ、皆さんも想いオモイのA8/R8を楽しみましょう♪♪(MAX渡辺)

ウェーブ 1/20スケール プラスチックキット

傭兵軍 増加装甲型戦闘服
S.A.F.S. Mk.III A8/R8

製作・文/MAX渡辺
協力/鈴木孝、堤啓介


宇宙用重装甲戦闘服 MK44G型 ゴーストナイト
製作/横山宏

▲スマートガンの防楯をマスク部に装着。いかついフェイスとなったゴーストナイト。亡霊のようなグレー系の迷彩が迫力満点
▲地上型と異なり宇宙型は丸みの強いバルジで構成されたフォルムが際立つ。「反重力装置という解釈で行こうと思います」(横山)
▲降着装置が片側2脚から3脚になり接地性が向上。ツヤ消しのゴールド系で汚しを施し錆でも光沢でもない絶妙な案配に
▲新規パーツの長砲身スマートガンを構えるゴーストナイト。エネルギーパイプは銀のラッカー塗料の上にも銀色のボールペンでチッピングを入れている

▲2021年に横山氏がホワイトナイトのキットを改造して作ったゴーストナイトのオリジナルモデル。「マックスファクトリー製ネイキッドエンジェル1/20高橋しょう子さんをパイロットに採用です」

▲濃いグレーの上にほんの少し明るいグレーを塗り重ねている。耐水性ボールペンによるシルバーのチッピングが効果的なアクセントに
▲スマートガンは砲身保護カバー付きの新形状となった。箱状のカバーがヘビーな演出になっている
▲チッピングにはサクラクレパス製耐水性ボールペン「ボールサイン80」のキララシルバーを使用

 今回は宇宙用MK44の新型機ゴーストナイトを披露しますね。40年近く前にオリジナルを作った宇宙用のホワイトナイトですが足の接地点が片側2脚しかなく立たせると安定が悪く転んじゃうんだよね。飛行するイメージ優先でデザインしたので立たせるのに苦労してしまい申し訳なく思っていました。今出ているホワイトナイトのキット化の時に検証しておけば良かった部分です。
 2021年にマックスファクトリーのネイキッドエンジェルをマシーネンの女子パイロットにしてみようとS.A.F.S.やラプター以外にも乗せたいと考えました。ネイキッドエンジェルはスケール1/20だけど少し大きめにできています。大型スーツのほうが収まりがいい。そこでホワイトナイトに乗せようと思い立ちました。まずはちょうど気になっていた降着装置も3脚にして、銃の防楯を顔のマスクの追加装甲にしたり銃の砲身をプラ板で囲んだ改造をやりました。その作例をそのままキット化したいという話になり、今回の新バリエーションのゴーストナイトとなったわけです。
 防楯を外したスマートガンのほうがオネエサンと並べた時に似合うんだよね(笑)。設定的には防楯をフェイスガードにすると前面防御力が増すというもの。実践したら生還率が上がったということで、A8/R8と同じだよね。フォッケウルフFw190 A8/R2が装甲板を追加して突撃するカッコよさに繋がります。
 そのFw190 A8/R2のキットを「次回で完成させるっ」て豪語してたけど、なんとフォッケウルフに塗るつもりで作った色を先にこのゴーストナイトに塗ってしまいました(笑)。フォッケウルフの機首のエンジンカウルが黒い機体を塗ろうとしてたからこの色になりました。貼ってあるKやクラブのデカールと比べると、わしが作った色が黒じゃなくて暗いグレーなのがわかるでしょ。暗いグレーを塗った上に少し明るくしたグレーを頭頂部には塗り重ねてます。黒い機体を黒で塗ってしまうといたって単調になるので“暗いグレーで黒と言い張る勇気”を持つといいよ。
 暗いグレーと明るいグレーの迷彩の境目は0.18mm口径のエアブラシでぼかし塗りしました。昔は0.18mmだと塗料が詰まっちゃったけど、今は塗料の粒子も細かくてエアブラシもまるで筆を使うように上手に塗れるんだよね。塗装の剥がれを表現する銀色のチッピングはサクラクレパスの耐水性ボールペン「キララシルバー」で描き込んでます。ペットボトルや紙にも描ける優れもので意外な書き心地がクセになる。見つけたら買っておくといいよ。

ハセガワ 1/20スケール プラスチックキット

宇宙用重装甲戦闘服 MK44G型 ゴーストナイト

製作・文/横山宏

ロボットバトルⅤ 宇宙用重装甲戦闘服 MK44G型 ゴーストナイト
●発売元/ハセガワ●5060円、3月下旬予定●1/20、約14cm●プラキット


[Ma.K.in SF3D]EXPLANATIONS Vol.114

S.A.F.S. Mk.IIIの“ラビット”アーマー

文/KATOOO(レインボウエッグ)

 今回はMAX渡辺さんがA8/R8の上腕に取り付けた大型アーマーを掘り下げます。このアーマーが付いた機体の初出は「月刊Play Online」2000年1月号。同誌に連載されていた「MASCHINEN KRIEGER」B.D.の第6回でラプターと同じコマに登場しました。掲載時に名称はなく、『Ma.K.』モデラー・チャーリーさん原型のレジン製改造パーツをMAXさんが2012年に製作した際、横山先生が「ラビット」と命名します。偵察機という設定にしてReconnaissance(偵察)のRで始まる名前で、ウサギの耳みたいなアーマーからRABBITになりました。チャーリーさんの改造パーツは大型アーマー装着型と増加タンク装備型の2種類作ることができ、前者がラビットA、後者がラビットBと名付けられました。完成作例は「MAX渡辺のMa.K.大好きVol.3」(ホビージャパン刊)に掲載されているので興味のある方はご覧になってください。
 第6回のB.D.ではラビットのあとにA8/R8も初登場します。ラビットAのボディ前面にはA8/R8の増加装甲はなく、イラスト1点のみなので、腕のアーマーの正確な形状や背面のディテールまではわかりません。ラビットA、A8/R8ともにラプターのような完全新型機ではなく、「通常と異なる装甲を部分的に付けたバリエーション機」という位置付けになります。ラビットAはスネの形状がラプターやA8/R8と同じように見え、A8/R8もMk.IIIベースの機体ですからラビットAもMk.IIIベースと推測できます。ほぼ同時に登場した“部分的な装甲違い”の機体なのにA8/R8の認知度が高いのは『Ma.K.』巻頭特集が組まれた「月刊モデルグラフィックス」2000年6月号の表紙に初めて立体化されたA8/R8が掲載されたことが大きいと思います。突撃スーツの設定やプラ+レジンキットの希少性も人気を後押ししました。
 ウェーブのA8/R8のキットに新解釈で造形されたラビット型アーマーが入っているのは嬉しいサプライズで、このアーマーを知らない人にも斬新に映るのではないでしょうか。ラビットアーマーを取り付けたMAXさんのA8/R8を見ると、装甲違いの2機が23年の時を経て融合したようで感慨深くなります。

▲初登場時のラビットアーマー付きの機体とA8/R8


ノイスポッター40周年記念パッケージ公開

 一部新規金型で2019年にリニューアルされたウェーブ製1/20ノイスポッターが再販される。『Ma.K.』40周年を記念したパッケージは、ノイスポッターが初登場した月刊ホビージャパン1983年2月号の写真を横山宏氏がコラージュしたものだ。

ノイスポッター

●発売元/ウェーブ●4620円、2月28日予定●1/20、約24cm●プラキット

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© Kow Yokoyama 2023

MAX渡辺/横山宏/KATOOO(レインボウエッグ)

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