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最強にカッコいいMODEROIDの真ゲッター1を蛍光塗料とグラデーション塗装で濃く仕上げる! 重厚感が出る塗装レシピも大公開!【真ゲッターロボ 世界最後の日】

2022.12.18

真ゲッター1【グッドスマイルカンパニー】 月刊ホビージャパン2023年1月号(11月25日発売)

グラデーション塗装による重厚感と蛍光塗装で最強に「濃く」仕上げる!

 OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』より「真ゲッター1」がMODEROIDから圧倒的なクオリティで登場! 顔の塗装済みパーツが付属したり、クリアーパーツの裏側に彫刻が入っていたりと、モデラーにうれしいキットとなっている。前作のマジンカイザーからブラッシュアップされた可動まわりも注目ポイントだ。マイスター関田による作例では、深みのある塗装でさらに重厚感を高めて完成させている。さらに、ゲッターの最強必殺技「ストナーサンシャイン」の発光状態を蛍光塗料で見事に再現した。

▲千値錬の「RIOBOT真ゲッター1」を基にキット化されたため、抜群のプロポーションで非常に美しい。本体背面のアクションベース接続穴は少し目立つため、隠すためのフタを新造した

▲キットには色彩済みの頭部パーツが付属するが、作例では発光状態を再現するため蛍光塗料で塗り直している。各部クリアーパーツの裏側にはモールドが彫刻されており、裏からシルバーで塗装することでよりディテールが強調された表現となる
▲キット素組み(左)との比較。塗装によって立体感や重厚感が底上げされ、キットの良さが引き立っている
▲神秘的に輝くゲッター線の発光状態を蛍光塗料とブラックライトによる照射で再現
▲発光前でも緑色が非常に鮮やかに発色している
▲クリアーパーツの裏側にメタリック塗装、表面に蛍光塗料を塗装することで、ディテールをつぶさずに発光状態と通常の状態を再現している
▲成型の都合上人差し指と親指の間に不要なリブがあるため、デザインナイフで少しずつ削ぎ取り形状を整えた

マイスター関田直伝!

赤色の塗装レシピ

▲赤に重厚感の演出を持たせるために下地として黒を混ぜたブラウンを塗る。カカオ30%のチョコレートくらいの暗さを目指した
GXウイノーブラック+ブラウン
▲コントラストの弱いグラデーションを目指したので、少量の白を混ぜたオレンジでハイライトグラデーションを掛けている
オレンジ+GXクールホワイトでハイライトグラデーション
▲色ノ源マゼンタを加えたクリアルージュを吹き付け赤にしていく。下地のオレンジのハイライトグラデーションが発色を助けるので2〜3回の吹き付けでかなり彩度が高まる。吹き付けすぎると暗くなるので注意!
GXクリアルージュ+色ノ源マゼンタ
▲赤に残す部分にマスキングし、黒を加えたクリアディープレッドを吹き重ねて、暗い赤に塗り分けていく。下地が重厚感のある赤なのですぐに発色する。吹きすぎると真っ黒になってしまうので状態を確認しつつ慎重に吹き付けること
GXクリアディープレッド+GXウイノーブラック極少量
▲一見可動域が制限されそうな肩だが、シャッター式のカバーを上げると可動域が広がり、アクションポーズもばっちり決まる

▲ゲッタートマホーク、ゲッターサイト、ゲッターランサーを再現可能な武器パーツが付属。トマホークの刃部分のみを装備することもできる。THEシンプルスタンドと合わせれば、劇中の派手なアクションポーズも難なく決まる

▲ウイング部分のクリアーパーツも裏側にディテールが彫刻されており、それを活かすために裏側にホワイトパールを吹き付けて半透明状態にしている
▲スネ部分の中心にクリアーパーツが挟まるため、足首の付け根付近に合わせ目が残る。挟み込む構造の時のマスキングは面倒なので写真右のように分割ラインを変更し、後ハメ加工した

■ごあいさつ
 ドーモ、マイスター関田でございます。
 今回はMODEROID真ゲッター1。千値錬の「RIOBOT真ゲッター1」を基にキット化された今作は迫力とケレン味を両立させた堂々たるプロポーションと、絶妙な疎密バランスで構成された全身のディテールで仮組みした瞬間に「これは! カッコイイ!!」と驚嘆し興奮したほどでした。
 ともすれば「何もしなくてよいのでは…?」となりそうなところですが、さすがにそんなわけにもいきませんので、極上の造形に見合う塗装を念頭に製作を進めていきました。

■工作
 工作としては特に大きく手を入れる部分が無かったので、抜きの方向の関係で甘くなっているスジ彫りや段差の彫り直しや、エッジのシャープ化・後ハメ加工を中心に進めていきました。特にハンドパーツは表現豊かな造形がなされているものの、成型上の都合でディテールが潰れている部分があるため時間をかけて「原型を作った方が本来こうしたかった」であろう形状を想定しつつ削り込みで形状を出し、関節の分割ラインを彫り直しました。

■塗装
 塗装に関しては、「RIOBOT」やアニメ本編およびゲーム画面などを参考に、赤を朱色とマルーン調のツートンにし腕部とハンドパーツに緑のラインを取り入れました。
 赤と白の部分は重厚感と色の奥行きと深みを狙って暗めの下地から明るさと鮮やかさを足すように色を重ねていきます。今回は写真撮影した際に柔らかく陰影の差が出る控えめのグラデーションで仕上げました。
 関節や武装のガンメタルは黒に近いグレーの光沢を下地とし、薄く溶いたGSIクレオスのMr.カラースーパーメタリックスーパージュラルミンを薄くまぶすように吹き付けることで、準メッキ調のガンメタルに見える塗り方をしています。メッキ調の塗装は乾燥しても触ることができずスミ入れもできない脆弱な塗膜になってしまいますが、この方法であれば触ることもスミ入れも問題ありません。
 緑色のクリアーパーツは裏側のシャープなディテールを活かしつつブラックライトを当てて光らせたかったので裏側からシルバーを、表には蛍光グリーンを塗っています。

■おわりに
 今回は千値練製の素晴らしいメカ造形に自分のグラデーション塗装を組み合わせるという念願が叶い、非常に楽しく塗ることができました。この素晴らしい造形のゲッターを皆さんにも理想の仕上がりで作っていただきたいですね。

グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット“MODEROID”

真ゲッター1

製作・文/マイスター関田

MODEROID 真ゲッター1
●発売元/グッドスマイルカンパニー●5900円、11月予定●約17.5cm●プラキット

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Ⓒ1998 GO NAGAI-KEN ISHIKAWA/DYNAMIC-BANDAI VISUAL-MARUBENI-AYERS

マイスター関田(マイスターセキタ)

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