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ビルドダイバーズ公式外伝機体「ガンダムエクスインパルス」を精緻に作り上げる

2022.10.13

ガンダムエクスインパルス【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2022年11月号(9月24日発売)

『ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line』キット化第2弾! 新たなるシルエットを背負いし“衝撃(インパルス)”をキッチリ丁寧に仕上げる

「ガンダムホビーライフ(KADOKAWA刊)」にて連載中の『ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line』より、「ガンダムリントヴルム」に続き「ガンダムエクスインパルス」もプレミアムバンダイにてキット化! 本機は空戦に特化したフォース「蒼穹旅団」のリーダーであるマンフレート・フォン・サカザキが駆るインパルスガンダムのカスタム機にして、作中ではリントヴルムと対決している。
 今回のキット化にあたり、「MG フォースインパルスガンダム」をベースに新規パーツを加える形で再現し、基キットのスタイリッシュなフォルムを踏襲しつつマッシブさも両立させている。キットレビュー作例はリントヴルムと同様、オトカワが製作を担当。若干のプロポーション変更を加え、さらに精度の高いディテールアップ工作&繊細な塗装でより解像度が増した一作に仕上げられている。

▲頭部はベース機から形状変更されたアンテナ部と大型化された頬のフィンが印象的
▲マスク下部は若干削り、合わせてアゴの赤いパーツの先端も0.5mmほど切り落として整えることで面長感を解消
▲胸部と股間部およびフロントアーマーは新規造形となっており、ベース機よりも複雑な面構成になっている。CIWSの位置が変更されているのも特徴的
▲より複雑なデザインの新規パーツはできるだけ丁寧にヤスリがけをして面を整え、既存のモールドを活かしつつしっかり彫り直してハイディテールな印象に仕上げている
▲腹部フレームパーツは腰側にプラ板を貼り重ねて2mm延長してプロポーションのバランスを整えた。合わせて接続軸も同じだけ延長している
▲肩アーマーは空戦時のマニューバ向上のため、整流特性を意識したデザイン
▲前腕にはオリジナルのカスタムパーツが取り付けられている
▲途中で途切れているモールドは不自然に感じられるので、スジ彫りを追加して違和感がないようにパーツ端まで繋げた
▲グレーの新規パーツはハイキューパーツの「スプリンター迷彩用マスキングシール」を使ってグレーの濃淡で迷彩柄に塗装
▲前腕カスタムパーツおよび腰背面のライフル接続穴はプラ棒やプラ板を組み合わせたパーツで塞ぎ、おもちゃ感を解消した
▲フォールディングレイザー対装甲ナイフはシルバーを配して金属感を表現。さらにそれを収納するサイドアーマー下部の空洞は0.5mmのプラ板を貼って裏打ちをした
▲足裏はシンプルなワンパーツ構成だが、凹凸がはっきりしているので塗り分けたいポイント。ラッカー系の赤を塗装した後に水性ホビーカラーのジャーマングレーを吹きつけ、はみ出しを台所用中性洗剤を含ませた綿棒などで拭き取った
▲堅牢性強化のためか、ベースキットよりマッシブなデザインの太モモ。スネ周りも直線的なシルエットになっている
▲基本武装はExシルエットのビームサーベルと大型化したビームライフル「アードラー弐式(ツヴァイ)」。ビームライフルの銃口は特撮カットのようにビームサーベルのエフェクトパーツを付けることも可能。抜刀のタイムラグが生じず空戦を有利に運ぶことが可能
▲Exシルエットはフォースシルエットを踏襲したデザインだが、ウイングの接続基部にはエンジンユニットのようなものが追加されているので、推力は増していると考えられる
▲エンジンパーツのバーニアも塗り分けた
▲全翼を展開させた巡行形態。蒼穹旅団のマークをはじめ、デカールはキットに付属するものを使用した
▲ジョイントパーツにある肉抜き穴やエンジンパーツの空洞は瞬間接着パテで埋めて処理
▲キットランナーの都合上パイロットもついてくる。ていねいに塗り分けて配置した
▲コアスプレンダーのキャノピーは予め境界にスジ彫りを施し、パーツにマスキングテープを貼った状態でスジ彫りに沿ってナイフでカット。ミストが回り込まないように裏面にはブルタックを詰めて塗装を施した
▲キット素組み(左)との比較。徹底した面出しやモールドの彫り直し&追加によってよりハイディテールな出来映えとなった。また、腰を2mm延長したことで、ベースキットにあった脚長な印象をさらに和らげた

▲月刊ホビージャパン2022年4月号掲載のンダムリントヴルムとのツーショット。『ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line』の今後の展開にもぜひ注目したい

■はじめに
 大変ありがたいことに今回で3回目の作例担当となります。まだ不慣れですがどうぞよろしくお願いします。さて、「MG ガンダムエクスインパルス」ですが、デザインの良さだけでなく、背負い物の重量に負けないよう腰の接続が軸関節に変更されていたりと、ガンプラとしても良くできているなという印象です。一方で、製品化の都合上止むを得ず生じたであろう肉抜き穴や裏打ちのないパーツなどがありますので、主にそういった箇所をサポートする形で製作しました。また若干ではありますが、延長工作によるプロポーションの調整やディテールアップも行っています。

■パーツ裏面の処理
 裏打ちのない肩や腰の装甲パーツは、裏面をエナメル塗料のジャーマングレイで塗り分け、はっきりとした影にすることで内部が見えてもスカスカ感が出ないように努めました。またサイドアーマー下部も見る角度によっては中に収納するナイフとそのスペースが見えてしまうので、プラ板で塞いでスジ彫りでディテールも追加しました。

■肉抜き・丸穴の処理
 Exシルエットは肉抜き穴やパーツ内部の空洞が見えてしまう箇所があるため、パテで埋めて整形しています。また前腕のガントレット状のカスタムパーツにはシールド接続用の丸穴がありますが、シールドを装着しない右腕はぽっかりと穴が見えてしまうのでプラ材でフタパーツを作り取り付けました。

■延長工作
 ベースキットにもあったやや脚長な印象ですが、脚部がマッシブなデザインとなったためかなり緩和されています。今回は好みに合わせてさらに脚長感の解消を試みましたが、デザインやギミックの都合上脚部を縮めるのは少々難しいです。そこで腹部フレームパーツの腰側で2mm延長することで、相対的にバランスを取りました。装甲パーツはそのままなのでフレームが下にはみ出す格好になっているのですが、この程度であれば腰の装甲でほとんど隠れるので問題ないです。延長工作としては少し大きめに切り出したプラ板を貼り付け、外周に沿って削って整えるだけといった非常に簡単なものですので、初心者の方もぜひ挑戦してみてください。

■塗装レシピ
本体白1=ニュートラルグレー1
本体白2=ニュートラルグレー2
本体赤=名鉄スカーレット
本体オレンジ=コーラルオレンジ
本体グレー1=グレーバイオレット
本体グレー2=グレーバイオレット+クールホワイト
Exシルエット黒=インナーブラック
ウイング白=ウォームライトグレー
関節グレー1=エクストラダークシーグレー
関節グレー2・ライフル=本体グレー1と同じ

BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット “マスターグレード”

ガンダムエクスインパルス

製作・文/オトカワ

MG ガンダムエクスインパルス
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●6600円、受注中、11月~発送予定(2次)●1/100、約18cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム

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©創通・サンライズ

オトカワ

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