ギルティプリンセス新キャラクター蘭&ジェリーのイラストと彩色原型が到着
Tony×マックスファクトリーによるプラキット企画『ギルティプリンセス』の新情報をご紹介する本コーナー。これまで原型やイラストコラムに登場していた下着キャラクター「蘭&ジェリー」から立ちイラストと彩色原型の情報が到着した。こちらはメイドロイドに続くギルティプリンセスの新シリーズ「下着素体娘」としてリリース予定。単体で遊ぶことはもちろん、パーツの付け替えで他キットを下着姿にチェンジさせるという禁断の遊びを楽しめるアイテムだ。さらに今回はモデラーによるオリジナル改造作例から、メイドロイド製作方法その2として、デカールの貼り方講座もご紹介。新情報満載でお届けしよう!
ギルティプリンセス二次創作ガイドラインを公開
『ギルティプリンセス』におけるオリジナルガレージキット、同人誌・イラストについてのガイドラインが発表となった。こちらより詳細ページにアクセス!
▲ついに公開された下着娘たち。しなやかなボディラインにスタイル良く長い手足で、大人っぽい色気が見られる
▲️ジェリーは蘭よりも巨乳キャラとのこと。柔らかなそうな印象とは裏腹に厳つい鉄球とのギャップが印象的
イラストの褐色メイドを再現!! メイドロイド・クオンが到着
本コーナーにて連載中のTony氏イラストコラムに描かれた褐色メイドを製作! 第1弾のミャオをベースとしてメイドの意匠を残しつつ、褐色&銀髪に変更。さらに「メイド忍者」というモリモリの設定をスクラッチにて再現している。今回はMOOK「Tony’sヒロインワークス」から先行紹介! 詳しい作例の仕様や製作記事については、3月29日発売の「Tony’sヒロインワークス ギルティプリンセス編」を要チェックだ!
▲クオン固有の武器である旋風手裏剣「鎌威断薙(カマイタチ)」。手裏剣をはじめ、装備のほとんどが3Dプリンタによるスクラッチ
▲月刊ホビージャパン2021年9月号掲載のイラスト。作例でも瞳の色はエナメル塗料を用いてオレンジを再現している
▲Tony氏によるクオンの設定画。キャラクターの3面図の他にも、クオン特有の装備が描かれている。作例はこちらの資料を基に製作
▲︎ミャオの箒(ブルームストライカー)の柄には手裏剣型のカッターが装着。忍者=御庭番ということで、庭師の要素も組み込まれている
▲忍者らしくマスクのフェイスパーツも用意!
マックスファクトリー プラスチックキット PLAMAX “ギルティプリンセス” メイドロイド・ミャオ使用
メイドロイド・クオン
製作/ニル・エット
瞳デカールはもう怖くない! プロモデラーが貼り方を伝授!
前回のマックスファクトリー担当者による製作方法の紹介に続き、今回は付録の瞳デカールの貼り方をお届け! 女の子プラモに必ず入っている瞳デカール。プラモの可愛さや完成度を決定付けるということもあり、自分で貼るのは中々に勇気のいるもの。ここでは数々の女の子プラモを製作してきたプロモデラーRikkaが、「簡単かつ可愛く」を目標に、作例でも使っているプロ流の失敗しない貼り方を教えてくれた!
教えてくれる人 Rikka(リッカ)
ギルティプリンセスの完成見本をはじめ、月刊ホビージャパン作例ではFAガールやメガミデバイスなど女の子プラモを多数手がける中堅モデラー。
▲最初に道具を用意! 使用したのはカッターマット、ピンセット、水を入れた容器、マークセッター、筆、スプレー2本(ツヤ、ツヤ消し)、定規(直線がわかればOK)
▲まずはトランプのスートで練習がてら基本的な工程を見ていこう! デカールの使用する部分をカットする。今回はPKGに合わせてダイヤの7を貼る
▲水に浸して、2分ほど。デカールがするっと動いたらピンセットで端をつまんで大まかな位置に置く。まだ水を多く含んでいる状態だ
▲濡らした筆でデカールの端を触って位置調整。丸いディテールの横にダイヤの中心がくる位置がベスト
▲位置が決まったら、水気をとった筆をデカールの端に当てて水分を吸い取る。同じ要領で「7」も貼っていく
▲マークセッターの瓶底に成分が沈殿していることもある。しっかりとフタを抑えて振り、混ぜ合わせてから使おう
▲フタ付きの筆では固すぎるため、塗装用の筆を使用。デカールの端を密着させて気泡を取り除くイメージ。力を入れるとデカールがずれるので要注意
▲瞳デカールの眉、まつ毛を目印に、印刷済みフェイスパーツと見比べながら位置調整。縦軸と横軸でそれぞれで位置調整行えば、位置決めは失敗しない
▲もうひとつの瞳も同様に貼り付けていく
▲印刷済みフェイスと見比べながら同じく位置調整
▲頬のチークも忘れずに。非常に細かいのでなくさないように要注意!
▲チークの位置は瞳の真下から少しだけ外側に配置。頬のもっとも膨らんだ頂点の位置に貼るのがおススメ
▲眉などを目印に、デカールの位置がずれていないか定規を使って確認!
▲印刷済みフェイスには口が描かれているので、デカールを貼った顔にも口を描いてみる。ブラウンを使い口のモールドに合わせて塗装
▲はみ出てしまった部分を拭いとるために爪楊枝を使う。先端を鉛筆削りのように尖らせることで、よりキレイなラインを残せる
▲デカールと口元の塗装工程が終了。印刷済み(左)と比べても遜色ないものとなった
▲ツヤのクリアーを吹いて乾燥させたのちに、ツヤ消しクリアーで仕上げ。層を重ねることでデカールの段差が目立たなくなるぞ!
▲︎ツヤ消しを吹いて完成したものと、付属の印刷済みパーツを比較。お手本通り同じ位置で全く違和感がない
メイドロイド・ミャオ
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●6800円、発売中●約16cm●プラキット
メイドロイドに続くギルプリの新たな展開となる下着素体娘ラン&ジェリーが二体とも彩色原型をお披露目できる段階になったのであらためてふたりの艶姿を描きました〜。
ド直球な商品名通り元々が汎用素体として企画されたモノだけにメイドロイドの首にすげかえてもいいし、いろんな美少女プラモとも組み合わせられるように開発中なので楽しみにしていてくださいね。
どんな女の子でもギルティな感じになっちゃう魔法のボディです(笑)。
ⓒMAX FACTORY・Tony/Guilty Princess