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【HI-METAL R 最前線!】「ダグラム」と「ラウンドフェイサー」をウェザリング+ディオラマベースで楽しんでみる【更井廣志】

2022.01.16

HI-METAL R 最前線! デロイアの戦い【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2022年2月号(12月25日発売)

デロイアの熱き戦い

デロイアの戦い
イメージ
デロイアの戦い
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 塗装完成済みモデルのHI-METAL R ダグラムとラウンドフェイサーが『太陽の牙ダグラム』放送40周年を記念した40周年Ver.で再登場。本体の成型色などの変更はもちろん、新規造形の同スケール連邦軍装甲車インステッドが付属する豪華な内容。しかもインステッドはダグラム、ラウンドフェイサー分を集めると、劇中に登場した装備がすべて再現できるという嬉しい仕様となっている。その発売を記念してアイテムにウェザリングを施し、ディオラマベースを用意した作品を用意。商品の魅力とともに作品をご堪能いただきたい。

●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部●各15400円●約16cm●設計/T-REX●企画協力/アーミック●魂ウェブ商店販売アイテム

基地イメージのベース
全貌
▲基地イメージのベースは横33cm×縦24.5cm、砂漠のベースは24cm四方ほどの大きさ。コンバットアーマーと車両は固定せず任意で設置できるようにした。コンバットアーマーも各関節の可動ギミックは残し、さまざまなポーズでディスプレイできるようにしている

ベースの製作

 ディスプレイを楽しめるようにサイズとシチュエーションの違うベースを2種作りました。長方形のほうはIKEAのお盆を裏返しにして使用。基地をイメージした地面は厚手のボール紙に着色したりスジを入れたものです。正方形のほうは100円ショップで見つけたものです。砂漠をイメージした地面は、厚手のボール紙に石粉粘土をお湯で溶いたものを筆でたたくように塗り付けました。それぞれ地面以外はフラットブラックで塗り引き締めました。(更井)

ダグラム
フロント
ダグラム
リア
装備外し状態

▲ダグラムは上腕や太モモ、足の甲などがシルバーで塗装され各所にマーキングが施された、往年のタカラデュアルモデルを彷彿させる仕上がり。アーム・リニアガン、ターボザック、ミサイル・ポッドは着脱可能

朽ちた状態のダグラムポーズ
▲驚異の可動域で、なんと朽ちた状態のダグラムポーズも再現可能

HI-METAL R ダグラム&インステッド 40th Anniv.

●受注終了、2022年2月発送予定

ラウンドフェイサー
フロント
ラウンドフェイサー
リア

▲ラウンドフェイサーは、本体緑を濃紺色に、上腕や太モモのシルバーを若干黄色味が強い仕様に変更。9連装ミサイル・ポッドや靴部にスミ入れが追加されている。武装はハンド・リニアガンにマグランチャーが付属する

塗装・ウェザリング手順

 基本的には成型色を生かす方向で進めています。
 成型色より明るい色のラッカー系塗料にリターダーを加えたものでドライブラシ(立体感の強調と塗装の剥がれ表現)→クリアーホワイト(ホワイト+フラットクリアー)でカラーモジュレーション的にグラデーション(立体感の強調)→Mr.ウェザリングカラーでウォッシング→Mr.ウェザリングカラーでピンウォッシュ
 ウォッシングはストレーキング表現も兼ねて、塗ってすぐにティッシュで重力方向に斑が残るように拭き取っています。
足元の砂・乾いた土汚れ=タミヤアクリル塗料デザートイエローをブラシ吹き→Mr.ウェザリングペーストマッドイエローを筆塗り→タミヤアクリルデザートイエローブラシ吹き
オイル垂れ=機体各所にリアルタッチマーカーイエロー1、ブラウン2などで描き込み、なお激戦を潜り抜けてきたダグラムのほうが、よりウェザリングをきつめに施しています。(更井)

リニアガン

リニアガン装備

ミサイルポッド

ミサイルポッド装備

2連装対空機関砲

2連装対空機関砲装備
▲ダグラムにはインステッドの車体が1台分付属。(上から)リニアガン、ミサイル・ポッド、2連装対空機関砲を装備した状態を選択可能

無反動砲

無反動砲装備

2連装ミサイルランチャー

2連装ミサイルランチャー装備

15連装ミサイルポッド

15連装ミサイルポッド装備
▲ラウンドフェイサーにはインステッドの車体が2台分付属。武装は(上から)2門の無反動砲、2連装ミサイル・ランチャー、15連装ミサイル・ポッドを選んで装備することができる

HI-METAL R ソルティックH8 ラウンドフェイサー&インステッド 40th Anniv.

●受注終了、2022年4月発送予定

■はじめに
 コンバットアーマーもインステッドも非常に完成度が高く、特にコンバットアーマーはプロポーション、ディテール、可動ギミックともに最高レベルです。強度的にも安心ですし、金属パーツを多用しているので、ずっしりとした重量感はプラモデルにはない大きな魅力ですね。質感の高い塗装に加えてマーキングに一部スミ入れまで施されています。インステッドは武装バリエーションが豊富で、これなら戦術によってはコンバットアーマーにも充分対抗できそうです。

■作例の方向性
 商品の完成度を生かしつつウェザリングを施し、展示用のベースも製作するというものです。上記のように非常に完成度が高いのですが、モデラー目線で見ると手を入れて完成度をさらに上げる余地は残されています。以下加工内容です。

■パーティングラインの処理
 パーティングラインやゲート跡は、それぞれほとんど目立たなかったり、裏側にあったりするのですが、ウォッシングやドライブラシをすると意外と目立ったりするのでしっかり処理しました。特にハンドとラウンドフェイサー頭部のパイプのパーティングラインは念入りに処理。合わせ目はほとんど出ない構成になっています。見えていても処理をしだすと切りがなく、また大掛かりになるので、そのままにしている箇所が多いです。

■各部シャープ化と透け対策
 安全基準で太くなっているアンテナは削ってシャープ化しました。
 プラスチックの透けについて。各銃口などは非常にシャープですが、成型色状態ではライティングによってはどうしても透けてしまう場合があります。どんなに薄い金属でも光を通すことはないので、内側にメカサフヘヴィを筆塗りして対処しました。ミサイル・ポッド先端やラウンドフェイサーの肩シールドの縁も、シャープさゆえに透けることがあるので同様の処理をしました(こちらはサフに色を足して成型色に近い色を塗りました)。
 ダグラムのキャノピー上部は、ハッチが他とツライチではないので加工しました。なお差し替えでハッチの開閉が選べますが、それはオミットしました。

■各部センサーの加工
 ダグラムの頭頂部センサーはクリアーレッド成型で良い感じだったのですが、最終品ではないせいか、奥にしっかり入っていない状態で接着されていたので、一度極小ノミで削り薄いプラ板を貼りました。その上に手元にあったメーカー不明の極薄のホログラムシール+ハセガワ クリアーレッドフィニッシュを貼り付けました。リニアガンの赤い部分も同様の処理をしました。ラウンドフェイサーは塗装処理されていたので、同様にフィルムを貼り付けました。インステッドはペリスコープ部分に偏光フィルム+クリアーブルーフィルムを貼り付け質感を出しました。

■各部開口と部分塗装
 腕部のチェーンガン銃口は細い針を押し当て開口。インステッドの無反動砲は開口しました。
 指の関節やチェーンガン銃口付近は細かな塗装を加え、ラウンドフェイサーのキャノピーの枠は好みでシルバーに塗りました。

デロイアの戦い

BANDAI SPIRITS ABS&ダイキャストモデル“HI-METAL R”ダグラム&インステッド 40th Anniv.+ソルティックH8 ラウンドフェイサー&インステッド 40th Anniv.使用

デロイアの戦い

ディオラマ製作・文/更井廣志

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Ⓒサンライズ

更井廣志(サライヒロシ)

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