エアブラシを使用した塗装方法を紹介!
2022.01.01 巣籠もり需要でプラモブームが到来している昨今、そろそろエアブラシ塗装を始めてみたい!という方も多いのではないでしょうか。「月刊ホビージャパン 2021年 3月号」でも、エアブラシの教科書と銘打って、エアブラシの選び方や使い方について特集をしました。
ここでは、エアブラシだからこそできる様々な塗装方法をご紹介! エアブラシ塗装の可能性の一端を感じていただければと思います!
エアブラシ塗装
エアブラシ塗装の最大の強みといえば、ムラの無いソリッドな塗装です。筆塗りよりもムラが出にくくなっており、缶スプレーと比較しても粒子の粗さを調整できたり、自分の好みの色を調色して使えるというメリットがあるのです。
ここからは、いくつかのエアブラシを使った塗装方法を作例とともにご覧いただきましょう。
■グラデーション塗装
エアブラシによる塗装法の中でももっともオーソドックスな手法で、グラデーションをかけることで陰影を強調した立体表現が可能。基本的には濃い色を下地としてベタ塗りし、その上から薄い色をグラデーション塗装していくという手順です。
明度を上げたハイライト仕上げが可能なソフトグラデーション塗装や迷彩塗装がしたいなら、先ずはここから!
■キャンディ塗装
下地色にクリアーカラーなどを吹き付け、クリアーでコーティングすることでまるでキャンディのような仕上がりを得る手法で、エアブラシの普及により広く周知されはじめたテクニックです。きめ細やかでなまめかしいほどのツヤ感を再現でき、下地色のコントロールやオーバーコートするカラーで大きく変化がみられます!
最近ではメタリック、パールなどすべての手法を総じてキャンディ塗装と呼ぶことも多いですね。
■カラーモジュレーション塗装
実物の車両やメカが日光に照らされて映し出す光と影を模型に落とし込む、絵画的ともいえる手法。自然光では補えない光と影を強調し、より立体的で深みのある模型に仕上げることができます。
この他にも、エアブラシを使用すれば様々な塗装表現が可能となります!
2021年9月25日に発売された「月刊ホビージャパン11月号」では、上記の作例と塗装方法が詳しく掲載されています。また、水性塗料を使ったエアブラシ塗装や、マスキングテープ以外の4つの素材を使ったマスキング技法、エアブラシ吹き付け塗装からの拭き取りによるウェザリング方法に加えて、いまさら聞けないエアブラシにまつわるエトセトラをQ&A形式で解説。エアブラシのことをしっかり知ることができるはず!
エアブラシを購入したばかりの方や、塗装方法に悩んでいる人はぜひ一度読んでみてください!
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