HOME記事キャラクターモデル究極の立体キャンバス「PLAMAX ヴェルビン」をラッカー塗料仕上げで筆塗り塗装!より重厚な仕上がりを表現する「あに塗り」に注目!!【筆塗りTribe】

究極の立体キャンバス「PLAMAX ヴェルビン」をラッカー塗料仕上げで筆塗り塗装!より重厚な仕上がりを表現する「あに塗り」に注目!!【筆塗りTribe】

2026.01.20

筆塗りTribe/ヴェルビン【マックスファクトリー】●あに 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)

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エナメル塗料によるウォッシング

タミヤエナメルカラーフラットブラック
タミヤエナメルカラーバフ
タミヤエナメルカラーフラットアース

▲タミヤ エナメルカラーのフラットブラック、バフ、フラットアースを使用してウォッシング

スミ入れ

あに製作「PLAMAXヴェルビン」製作中スミ入れ
▲パーツのモールドにスミ入れ。バフのような明るい色はいいアクセントになる

表面のウォッシング

あに製作「PLAMAXヴェルビン」製作中表面のウォッシング
▲先の3色をパーツの表面に点々と塗り、それをエナメル溶剤で溶かすようにしてウォッシング。3色がランダムに混ざり合う

テクスチャーの花が咲く

あに製作「PLAMAXヴェルビン」製作中テクスチャーの花が咲く
▲白のパーツも、3色を点々と塗って、エナメル溶剤で溶かすようにしてウォッシングする。このとき、表面のテクスチャーにもじわっとスミが入り、より情報量がアップする

ウォッシング完了

あに製作「PLAMAXヴェルビン」製作中ウォッシング完了
▲ウォッシングによって、パーツ表面のさまざまな色味も落ち着き、より一層まとまった印象に仕上がる
あに製作「PLAMAXヴェルビン」足元アップ
▲生物感の強い爪部分も同じ方法でウォッシング。他の装甲パーツとは異なる表情に仕上がっており、模型のアクセントとなっている
あに製作「PLAMAXヴェルビン」右側面俯瞰
あに製作「PLAMAXヴェルビン」背面
あに製作「PLAMAXヴェルビン」胸部アップ
▲クリアー成型の胸部パーツは塗り潰して、筆のタッチでさまざまな色味を追加。脇腹のフィンをオレンジに塗装しているのがアクセントとなっていて、他の内部パーツと差別化されている。各所にエメラルドグリーンのピグメントで施された緑青のような汚れと、本体色の赤は補色関係なので、その部分だけ明るく見えてくるのも面白い
あに製作「PLAMAXヴェルビン」製作図
あに製作「PLAMAXヴェルビン」ベースのみ

▲スタイロフォームを円の形にスチロールカッターで切る。それを3つ重ねて城壁の芯を作る。型紙を上下に貼っておいてそれにカッターを沿わせるようにするときれいな円に切れる。その芯に、表面に石垣模様をけがいた厚さ1mmのスチレンボードを巻いている。筆にほんの少しツールクリーナーを染み込ませ、表面を叩いて溶かしながら岩肌を作っている

あに製作「PLAMAXヴェルビン」ベース崩れアップ
▲城壁のような台座は一部崩れた箇所を製作。情景用の草・苔・ドライフラワーを配置。赤系のヴェルビンの補色的な色が台座に入るので、自然とこの部分に目がいく
あに製作「PLAMAXヴェルビン」ベース床アップ
▲床のディテールもお見事。モールドにはコンパウンドを刷り込んでからウォッシング。コンパウンドに塗料が染み込んで独特の表情となる
あに製作「PLAMAXヴェルビン」横

子供の頃に触れた“銀色の衝撃”。筆1本で楽しめる最高の趣味

──あにさんが筆塗りに目覚めたきっかけを教えてください。

あに:本当に小さい頃は、車のプラモを適当に銀色で塗ったりしていました。小学生ですから、今で言う“ウェザリング”なんて言葉も知らず、「銀に塗るとかっこよくなるぞ!」という感覚だけで。でも塗れば塗るほど立体感が出てきて、それが楽しかったんですよね。あの頃は松本周平さんなんかもドライブラシをよくしていました。あれに憧れていましたね。
 子供が大きくなった頃、久しぶりに模型を触るようになって、懐かしいような新しいような不思議な気持ちになったんです。
 最初は「各模型ジャンルごとの塗り方」みたいな固定観念があったんですけど、「これって、もしかしたら何にでも応用できるんじゃない?」と思い始めました。そんなときに『マシーネンクリーガー』とも出会ったんです。

──マシーネンはまさに“いいとこ取り”の塊ですよね。マシーネンを見ているとジャンルなんて関係ないと感じます。

あに:最近では筆塗りとキャラクターモデルの距離感もすごくよくなってきていると感じます。エアブラシ塗装で塗られた模型だけでなく、さまざまな表現が模型誌やSNSでも発表されてきてより模型作品が豊かになっていますよね。本当に見ていて楽しいです。

──そうですね。筆塗りが特別な技法じゃなくて、みんなが「プラモを楽しむためのツール」になってきた実感があります。

あに:説明書通りに色を決める必要も全然ないですよね。その日の気分で「ここにこの色を置いてみよう」とか、どんどん遊べる。“組んだあとに分かる自分の中の色の正解”みたいなのと出会える。それが楽しいんです。筆を介して自分の思いをコントロールしながら塗っていく……それがダイレクトに伝わってくる感覚を一度味わってしまうと、模型を筆で塗るのが楽しくてしょうがなくなってしまうんです。これからももっと筆塗りを楽しんでいきたいですね。

あに製作「PLAMAXヴェルビン」

マックスファクトリー ノンスケール プラスチックキット“PLAMAX”

ヴェルビン

製作・文/あに

PLAMAX ヴェルビン
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8800円、発売中●約16cm●プラキット●原型/毒島孝牧(ブスジマックス)


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