ファン必携!『合身戦隊メカンダーロボ』アカデミー製プラキットを使用しセル画のイメージを再現!ポイントを絞った工作と塗装で完成度を高める
2025.06.05
メカンダーロボ【アカデミー】 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月23日発売)
メカンダーロボの決定版! ファン必携キットを作る
『合身戦隊メカンダーロボ』(1977)のプラキットを展開中の韓国・アカデミー社。メカンダーマックス&トライマックスセットの発売に続き、満を持して主役ロボ・メカンダーロボが国内流通を開始した。キットは全身フル可動で多彩なオプションが付属するのもうれしいが、なんといってもアニメの雰囲気を色濃く残したシルエットで設計されているところが好印象。今回はポイントを絞って合わせ目消しなどを行い、完成度を高めた作例をご覧いただこう。
▲シルエットはアニメそのまま、よく見ると雰囲気を壊さない程度にオリジナルのモールドが彫刻されているのが本キットの妙味。大河原邦男氏(本作では「メカマン」名義で参加)のオリジナルデザインを慮っている名モディファイだ
▲豊富な成型色により、カラフルな色分けを徹底再現。パーツ分割が細かいということは、マスキングの手間を省けるので塗装派にもありがたい
▲股間部はフロントとサイドが開閉し、脚部の可動を妨げない
▲劇中通り、付属のメカンダーマックス(非変形)を背部にメカンダークロスさせられる。気分はもうジミー・オリオン!
▲小さな付属品たち。左から、メカンダーロボの大敵・オメガミサイル、メカンダーマックス、空中大型魚雷ジョーズ。どれも良好な造形!
メカンダー UFOダブル
▲両腕のメカンダーUFOを貼り合わせた投擲武器。専用ジョイントパーツで連結状態にできる
メカンダー UFO
▲OPでも印象的な、メカンダーUFOを両腕の内側に向けてスパイクで殴打する凶悪技。写真では左右の腕を交換することで名シーンを再現してみた
▲作例はアニメの印象に寄せるため、ハンドをひと回り大きいStyle Sのロボマニ丸指4Lに変更。ハンドのボール受けは奥まった位置にあるので、ウェーブ プラサポを加工したパーツで中間ジョイントを作り、ネオジム磁石を埋め込み取り付け・交換できるように
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イタミテック
「ストレスのない工作」をモットーに、なるべく簡単で効果的な改造法をYouTubeなどで紹介している。
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