間もなく生誕20周年!恒例「金狼感謝の日」に『牙狼<GARO>』シリーズ最新作のイベント開催!!
2024.11.27『牙狼<GARO>』シリーズ最新作のイベント開催!!
2005年、深夜枠にて放送をスタートし、幅広い層からの支持を集めた特撮ドラマ『牙狼<GARO>』。当時、すでに仮面ライダーやスーパー戦隊、ウルトラマンなど伝統ある長期シリーズが中心となっていた日本の特撮ヒーロー界に颯爽と登場したのは、金色の狼の顔を持った無敵の「魔戒騎士」だった。原作・総監督を務める雨宮慶太(代表作:『ゼイラム』『鉄甲機ミカヅキ』ほか)が創造する、魅力的なキャラクターと世界観に、テレビドラマのスケールを超えたアクション、高いCGのクオリティなどが掛け算的な効果を生み、その存在は口コミでじわじわと広がっていった。2008年から展開されたパチンコもヒットし、さらに知名度は上昇。現在までに、映像作品だけでも数多くのテレビシリーズ、映画、アニメが製作されている。まぎれもなく、21世紀に誕生した実写のキャラクターコンテンツの中で、最も成功した作品のひとつと言って良いだろう。
そんな『牙狼<GARO>』シリーズでは毎年、11月23日を「金狼感謝の日」とし、イベントや最新情報の発表などを行ってきたが、今年は現時点でのテレビシリーズ最新作『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』のBlu-ray&DVD BOX発売記念イベントがメインとなった。
『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』は、『牙狼<GARO>〜闇を照らす者〜』(13年)を第1作とする、道外流牙(演:栗山航)を主人公した物語の最新作でもあり、2024年1月から3月までTOKYO MX、BS日テレで放送された。全12話を収録したBlu-ray&DVD BOXは、ポニーキャニオンより9月4日に発売。今回のイベントは、この購入者を対象としたもので、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)にて開催された。
最初のプログラムは、『ハガネを継ぐ者』の最終回(第12話)となった「継(つなぐ)」の上映。『牙狼<GARO>』シリーズは常に映画と遜色ない体制で撮影されているだけに、大スクリーンでの黄金騎士ガロ闇やハガネの活躍は凄まじい迫力だった。続いては、キャスト陣によるトークショーがスタート。主人公・道外流牙を演じた栗山航(くりやま・わたる)、白羽創磨を演じた仲野温(なかの・おん)、ヒロイン・コヨリを演じた中澤実子(なかざわ・みこ)の3名が登場し、会場は大いに沸いた。トークは、『牙狼<GARO>』シリーズの熱烈なファンでもある、夫婦お笑いコンビ「ホロッコ」のほり太が進行。まずは、『ハガネを継ぐ者』全12話の中で、キャスト3人が最も気に入っているシーンが紹介され、映像も上映された。栗山航は第5話「悟(さとる)」における道外流牙の長回しのアクションシーンを挙げ、仲野温は第4話「傷(きず)」における、流牙と創磨のシーンを挙げた。中澤実子は、第10話「惑(まどう)」の、コヨリがムツギ(黒谷友香)に立ち向かう緊迫のシーン。それぞれが、該当シーンに対する思い出や裏話を熱く語った。
続いては、ファンから寄せられた質問に、キャストが回答していく(拒否権ナシ!)コーナー。ここでは脱線(?)トークも多く、仲野のバイク愛や、中澤の「子猫と運命的に出会いたい願望」などが語られた。また、練達の魔戒騎士イグスを演じる朝香賢徹が、劇中の自己紹介のシーンで台詞を間違えて「俺はムツギ」と言ったことも発覚。栗山は「あれは(朝香の)狙いだったのか、天然だったのか、いまだにわからない」と語り、会場に笑いを呼んでいた。また、栗山からは『牙狼<GARO>〜闇を照らす者〜』で、アクション界のレジェンド・倉田保昭(尊士役)と共演した際の貴重なエピソードも。本番で倉田の空手チョップを受けたことは、いまでも忘れられない思い出になっているそうだ。ハガネの鎧を纏う創磨を熱演した仲野には、「父・ゴドウ(萩原聖人)が纏っていた、光斬騎士ザンゴの鎧を受け継ぎたかったか?」という質問が。これに対し仲野は「まだしばらくはハガネとして戦っていたいが、いずれは受け継ぎたい」と、創磨役への思いがこもった、力強い答えを返していた。
イベントの最後には、「スペシャルゲスト」として黄金騎士ガロ闇とハガネが登場。キャスト3名を交えた1分間の写真撮影コーナーも、大いに盛り上がった。締めくくりでは、仲野が「本当に『牙狼<GARO>』のファンの方々はあたたかい」、中澤が「みなさんと直接お会いできてうれしかったです」とコメント。そして栗山は「来年は『牙狼<GARO>』シリーズが20周年を迎えるので、さらに賑やかなイベントができるんじゃないかと期待しています。僕はこういう場所(イベント)が好きなので、またお会いできることを楽しみにしています!」とファンへ熱いメッセージを贈った。
21世紀の貴重なオリジナル特撮シリーズとして、この20年間、常に新鮮な話題を提供して、ファンを驚かせてくれた『牙狼<GARO>』。その伝説は、まだまだ終わらない。さぁ、今後の続報に期待せよ!
(撮影/山本一人)
Blu-ray&DVD BOX好評発売中(DVDレンタル中)!
『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』Blu-ray BOX、DVD BOX
●発売元/東北新社、販売元/ポニーキャニオン
©2024「ハガネを継ぐ者」雨宮慶太/東北新社
Blu-ray BOX[5枚組:本編Blu-ray3枚+特典Blu-ray1枚+特典DVD1枚]
●28600円、発売中
収録分数:本編284分+映像特典191分
DVD BOX[6枚組:本編 DVD4枚+特典DVD2枚]
●24200円、発売中
収録分数:本編284分+映像特典191分
【特典内容】
映像特典/
■特典DISC①(101分):2023.12.1開催「JAM Project×牙狼 LIVE 2023 烈火炎奏」@豊洲PIT
■特典DISC②(90分):MAKING MOVIE:完成披露上映会
封入特典/特製ブックレット
商品仕様/アウターケース付き
【STORY】
「黄金騎士ガロ」の称号を持ち、幾度の試練を乗り越えてきた魔戒騎士・道外流牙。
今宵もガロの鎧を召還し、人を喰らう魔獣・ホラーを両断する。
そこに姿を見せたのは、魔戒法師・コヨリ。
彼女は黄金騎士の助けを得るべく、世界を揺るがす火急の事態を伝えるのだった。
「破滅ノ門が開かれる」
「破滅ノ門」とは、ホラーが初めて人の世に現れ出たとされる最古のゲート。
それがなぜか再び開きかけているという。
流牙はコヨリの導きで、門が隠された街・クレアシティを訪れる。
「破滅ノ門」から漏れ出す闇の匂いが蔓延するその街で、邪気を察知した流牙は、
すぐさまホラーと交戦する。熾烈な戦いの最中、突如現れた謎の魔戒騎士。
それは、「ハガネ」の鎧を纏う白羽創磨だった。
無名の騎士・ハガネとしてホラーを狩る創磨の宿命とは!?
流牙は「破滅ノ門」の開門を阻止できるのか!?
今、「守りし者」の原点に迫る壮絶な物語が幕を開ける。
【CAST】
道外流牙:栗山 航
白羽創磨:仲野 温
コヨリ:中澤実子
ムツギ:黒谷友香
ゴドウ:萩原聖人
イグス:朝香賢徹
ロン:山本章博
オビ:西銘駿
誘惑者:おしの沙羅
【STAFF】
原作:雨宮慶太
監督:松田康洋 田中佑和 木村好克
アクション監督:鈴村正樹
脚本:兒玉宣勝 吉﨑崇二
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆
企画・プロデューサー:田中 文
プロデューサー:比嘉一郎 岡林修平
特別協力:サンセイアールアンドディ
製作/制作:東北新社
【オープニングテーマ】
「GARO ハガネを継ぐ者 with JAM Project」
作曲・編曲: 梶浦由記
【エンディング主題歌】
「其れは穢れなき修羅の涙」
作詞:奥井雅美 作曲:福山芳樹 編曲:寺田志保
歌:JAM Project(影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろし・奥井雅美・福山芳樹)
【関連サイト】
番組公式サイト:https://garo-project.jp/garo_hagane/
牙狼プロジェクト公式X:/ garo_project
牙狼プロジェクト公式TikTok:/ garoproject_official
©2024「ハガネを継ぐ者」雨宮慶太/東北新社