楽しみながらポージングが上達するコツを大公開！ カンタンなステップアップで一生モノのポーズを実現しよう！
2024.07.14
ガンプラポージング講座［ガンダムSEED FREEDOM編］ 月刊ホビージャパン2024年8月号（6月25日発売）
アクションはポージングの花形!! 一生モノのポージングカを身に付けろ！
モデラーなら誰しも一度は「ガンプラをかっこよくポージングしたい！」と思ったことがあるでしょう。展示会やコンテストではもちろん、かっこいいポーズが決まっていると、見る人の興味を引きやすくなります。
かっこいいポージングをするために必要なのは、どんなシーンを再現したいかを考えること。敵がどこにいて、どんな空間・武器で戦っているのか。それが決まれば、首や武器の向き、体の進行方向などに反映され、ポージングに説得力が出ます。ただ、最初からオリジナルのポーズを考えるのが難しければパッケージや、アニメのワンシーンを一時停止して真似てみるのがおすすめです。自分の手でお気に入りのシーンを再現できるという体験自体が最高に楽しいですよ！
プラモが完成！ パッケージみたいにかっこよくディスプレイしてみたい…
▲プラモが組み上がったから、とりあえずディスプレイベースを使って浮かせてみました。これだけでもかっこいいのですが、せっかくなのでパッケージアートのようなポージングに挑戦してみます！
パッケージアートを目標に上半身から整えていく！
▲上記で解説した“立ち”では、首の角度だけで表情が変わったように、脚の角度、武器の動き、目線、それらすべてが意味を持つのがアクションポーズの難しいところ。ただ、それらすべてがマッチしたとき、ありえないくらいかっこいいプラモがあなたの手で爆誕します。ガンプラでオリジナリティを出す方法は塗装や改造だけではなく、ポージングも有効な手段のひとつです。ぜひあなただけの個性を表現してみてください
撮影しながらのポージングで劇的に腕が上がる!!
▲実際にホビージャパン編集部でも実践している、ポージングの腕を上げる方法を伝授します。ずばり、写真を撮りながらポージングを確認することです。理由は複数ありますが、特に、一度写真を撮る工程をはさむことでプラモデルから離れ、客観的にポーズを見ることができるようになる点は効果的です。顔の向きや腕の高さ、脚の方向など、写真を見ながら修正を繰り返すことで確実にポージングが上達します。まずは1枚、ベストポーズを見つけましょう！
設定画や印象的なシーンを再現してポーズのバリエーションを増やそう！
▲公式イラストをもとにマイティーストライクフリーダムガンダムをポージング。平面に描かれたかっこいいポーズを、立体物のガンプラで完全に再現するのはどうしても難しいところ。ただ、ひとつの目標に向かって挑戦すると、「ここはもっと肩を上げたほうがいいな」や、「絵とは少し変わるけど、立体だったらこっちのほうがかっこいいかも」などを自分なりに考えることができます。少し手間かもしれませんが、着実にポージング力が上がりますよ
▲よく知られている小技ですが、フロントアーマーのパーツを真ん中で切ると、太モモの動きに合わせて左右で独立した可動が可能になります。ただ、立ち状態ではアーマーの位置を水平に合わせる必要があるので注意が必要です
複数体でのアクションシーンは難しいけど楽しい！
▲劇中での戦闘シーンを参考に、2体を使ってポージング！ 2体分ポージングをするためカロリーは高いですが、ガンプラ同士の絡みがあるぶんポーズに必然性が生まれやすく、単体でポージングするときより断然上手くいく場合もよくあります。難しそうと気負わずに挑戦してみる価値は充分にありますよ！
＼写真撮影限定／ 上半身だけで魅せる裏技
▲アクションポーズにしろ立ちにしろ、結果的に全身に気を配る必要があるポージング。上半身は上手くポーズが決まっているんだけど、下半身が上手くいかない…。なんてこともよくあることです。そんな場合は、思い切って上半身だけでトリミングしたり、奥をボカしてしまうのも写真で見せるときに有効な手段です。上記でなんとなくイマイチだった写真も、上半身でトリミングすればかなり良い写真になりました。全身が難しい場合は上半身から始めてみるのもよいのでは？
ⓒ創通・サンライズ
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