HOME記事ガンダム「HG マイティーストライクフリーダムガンダム」をお手軽フィニッシュ! 一気に完成度を上げるポイントを具体的に紹介します!【ガンダムSEED FREEDOM】

「HG マイティーストライクフリーダムガンダム」をお手軽フィニッシュ! 一気に完成度を上げるポイントを具体的に紹介します!【ガンダムSEED FREEDOM】

2024.07.01

ZGMF/A-262PD-P マイティーストライクフリーダムガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2024年8月号(6月25日発売)

⑨マスキング塗装

▲写真はフツノミタマの柄になります。設定画では柄尻も金色になっているので、マスキングで塗り分けていきます
▲一気に幅の広いマスキングテープを貼りたいところですが、一周グルっと巻くときや曲面などには幅の狭いテープのほうが貼る際にコントロールしやすいです。状況に応じてサイズを選択するとよいでしょう
▲塗装する箇所以外すべてマスキングしてから塗装に入ります。一度に吹きすぎるとメタリックの粒子が流れてしまうので、数回に分けて吹いていきます
▲マスキング塗装は塗料が完全に乾燥してからテープを剥がすとパーツとテープの境目が荒れてしまうことがあるので、完全乾燥前にテープを剥がすようにしましょう

⑩アーマー裏の塗装

▲肩や腰アーマーなどは角度によっては裏側が見えてしまいます。インナーパーツや影に見えるように水性塗料で塗り潰していきます
▲エアブラシで水性塗料を吹いていきます。ラッカー塗料とは希釈率が違い、塗料1に対してうすめ液0.8~1くらいを目安にします。水性塗料は後から拭き取りやすいですが、奥まった箇所などはマスキングしておくと後々楽になります
▲塗料が乾燥したら綿棒に台所用洗剤を軽く含ませ、一定方向に動かして拭き取っていきます。塗料を残したい箇所に綿棒が当たって落としてしまわないよう注意しましょう
▲内部を塗り分けたことでリアリティーが増しました。水性塗料はラッカー塗料の上からでも塗ることができるので、塗り分けが難しい箇所などに使い分けるとよいでしょう

⑪筆塗り

▲頭部機関砲やダクト内部などはエアブラシ塗装での塗り分けが難しいので、筆塗りでさらに塗料の伸びがよいエナメル塗料を使用します
▲かなり細かい箇所なので面相筆を使用します。希釈の目安は塗料1に対してうすめ液0.5~1くらいです(適切な濃度だとかすれることなく気持ちよく塗料が伸びます)
▲これだけ小さい箇所だと塗料がはみ出してしまうこともありますが、綿棒にうすめ液をしみ込ませたもので簡単に拭き取ることができます。こういう箇所には先端が三角でフラットになっている模型用綿棒がおすすめです
▲塗り分けが必要なダクトは数ヵ所あって根気がいりますが、塗り分けることで情報量が各段に増えます。成型色活かしなら拭き取り作業も楽なので積極的に塗り分けてみましょう

⑫スミ入れ

▲パネルラインやモールドを際立たせるために、スミ入れを行います。エナメル塗料を使用し、希釈の目安は塗料1に対してうすめ液5~7くらいと、かなりシャバシャバな状態にします

▲溝に筆を置いて塗料を流していきます。塗料濃度が薄すぎると乾燥後にかすれが出るので、塗料濃度を最初よりも濃くして再度流していきます
▲筆を置いた箇所はパーツに塗料が付着してしまうので、乾燥後にうすめ液を含ませた綿棒で拭き取っていきます
▲スミ入れをしたことで面構成やディテールがよく確認でき、立体感が増しました。成型色活かしならはみ出た場合のリカバリーも楽なので、気軽に試してみましょう

⑬トップコート

▲成型色の質感を残したい金色パーツを除いて、その他のパーツにツヤ消しトップコートを吹いていきます。ツヤ消しで仕上げたい付属シールもこの時点で貼り、クリーニングブラシでホコリを払います
▲表面が濡れるくらいに吹き付けていきます。コート剤が乾いたら質感を確認し、必要であれば再度吹き付けます。これでヤスリがけを行ったパーツとの質感も統一されます
▲光沢を活かすために貼っていなかった3Dメタリックシールを貼って完成です

ⓒ創通・サンライズ

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