下着素体娘のスクラッチでバニーガールイラストを再現!

■衣装＆縫製、髪パーツ加工、レジンアイ製作／こねこのしっぽ。
　Tonyさんのイラストを本誌で拝見して、ヒトメボレしていまい…製作しました。デザインの追加イラストまでいただき、本当にありがとうございます！
　作例ではベースに下着素体娘「ラン」と「ジェリー」を使っています。髪パーツは「ラン」をベースに造形。イラストの髪の流れをパテで作りました。リボン下の後髪の毛は尻尾のパーツを使用しています。
　ボディには「ジェリー」を使用。太もも部分にパテを盛り、ハイレグのシルエットを表現します。上半身を前に倒しても、後ろからのシルエットがくずれないように造形しました。また衣装は、イラストの参考にパテでスクラッチ。仕上げは光沢仕様でピカピカにしています。
　ストッキング部分は、実物のストッキングを使っています。黒のストッキングでは暗くなりすぎるので、「フラフィースキン」というカラーにして、つま先から太ももまでを一体型で覆っています。ストッキングをパーツに貼り付けていないので、関節も可動します。同じストッキング素材を腰の部分にも貼り付けました。
　顔では「ジェリー」のフェイスを開眼加工をして、5mmのレジンアイを使用した表情パーツを製作しました。アイリペイントとは違った魅力が出せていたら…と思います。
　今回は素敵なイラストを作例として、作らせていただく機会をありがとうございました。

■付属パーツ3D原型製作、パーツ改造、塗装／よしゅあん。
　イラストを再現するために各種パーツの製作を担当しました。
　まず、メカウサ耳は3DCADで原型を作ります。出力品を塗装後、真鍮線を使用して可動できるようにもしました。ヒールは元キットのヒールのかかとを切断し、ヤスリで形状を設定画に近づけて削っていきます。形状が出来上がったら手芸用のメタルパーツをかかとに接着しました。指先のネイルの再現にはいつも使用している瞬間カラーパテクリアーレッドを使用しています。瞳はドールアイにするため原型を3DCADで製作し、3Dプリンターで出力後にUVレジンで作っています。

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　ホビージャパンウェブではここまで！ 詳しい製作方法や細部がもっと見たい、という方は現在好評発売中の「ギルティプリンセス　モデリングコレクション」をぜひご覧ください。
　これまでに発売＆発表された『ギルティプリンセス』たちの美しい作例をまとめたムック本です。Tonyによる公式イラストコラムも収録された、シリーズファンはもちろん、これからガールズプラモをはじめる人にもピッタリな一冊です。

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Tony×マックスファクトリーによるプラキットシリーズ『ギルティプリンセス』のキャラクターイラストや設定資料をまとめたムック本です。Tony氏が描く美麗でキュートなギルティプリンセスのキャラクターから、これまでに描かれた設定画稿を多数掲載。
さらに本の付録として新キャラクター「魔麗（まれい）」を再現できる限定髪型パーツが付属。オッドアイを再現できる瞳デカールなどここでしか手に入らない、ファン必見の一冊です。

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ⓒMAX FACTORY・Tony／Guilty Princess