HOME記事キャラクターモデル【本日発売】 塗るガレ「キメラテック・オーバー・ドラゴン」を先行レビュー製作! サイバー流、機械族の切り札が“手のひら”サイズで登場【前編】

【本日発売】 塗るガレ「キメラテック・オーバー・ドラゴン」を先行レビュー製作! サイバー流、機械族の切り札が“手のひら”サイズで登場【前編】

2024.06.08

「キメラテック・オーバー・ドラゴン」の塗るガレが発売!

 アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』にて丸藤亮こと「ヘルカイザー亮」が使用した融合モンスター「キメラテック・オーバー・ドラゴン」の「塗るガレ」(レジンキット)が2024年6月8日(土)についに発売となります。

 発売に先駆け、HJ Webスタッフが「前編」と「後編」の2記事に分けて製作レビューしていきます。

「塗るガレ」とは

 「組み立て、塗る、飾る」を楽しむミニチュアシリーズ。プラキットでは商品化が難しい繊細な形状を、ミニサイズかつ精巧なパーツで再現したレジン製の組み立てフィギュア。初心者の方も「組み立て」「彩色再現」が楽しめるよう配慮された設計がされている。


商品仕様をチェック!

 まずは商品仕様をチェックしていきましょう。

塗るガレ キメラテック・オーバー・ドラゴン

●発売元/ボークス●7700円●約8cm●原型/造形村●レジンキット

▲ 頭部や胴体など全16パーツで構成

▲ 説明書には必要な工具から組み立て手順、塗装方法のQRコードまで記載されているので、レジンキットを初めて製作する人にもやさしい仕様となっています


【組み立てる前に】ゲート処理をしてみよう

 各パーツには切り落とす必要のある「ゲート」があります。パーツの接続部やゲートにはパーツ番号のディテールが彫られているのでそちらを確認しながら進めていきます。

▲ 頭部パーツ(3)のゲートを処理していきます
▲ ゲート部分に「3」の表記があります

▲ ゲートをニッパーで切断していきます。一度でゲートすべてを切ろうとするとパーツが破損してしまう可能性があるため、余裕をもって切ります

▲ 数回に分けて切ってパーツに合わせて切断します
▲ このように切断することができました
▲ 細かなゲートの処理はデザインナイフもおすすめ。刃をねかせて少しずつ削っていきます

▲ 組み立て後に見える外側部分のゲートはヤスリがけで整えてあげましょう。ゲート処理完了です


ピンバイスで“膜”を除去してクオリティアップ!

▲ 胴体パーツにはキット生成時にできた膜が6つあるので、こちらを除去していきます
▲ まずはピンバイスを使って膜部分に複数個所穴を空けます
▲ 穴を空けた部分にデザインナイフの刃先を差し込み、穴を広げていきます
▲ キレイに除去することができました。削り跡が気になる際は、紙ヤスリを使用して整えてあげると良いでしょう

仮組みをしてパーツの位置をチェック

▲ 両面テープを使用して仮組みをしていきます。カッターマットに両面テープを貼り付けます
▲ 粘着面をカッターマットに残し、デザインナイフでパーツの接続面に合わせたサイズに切り出します

▲ 両面テープを貼り付けたパーツをパーツに記載された番号通りにはめ込んでいきます

仮組み完成!

▲ 「キメラテック・オーバー・ドラゴン」の特徴ともいえる6つの頭部や尾など、カードイラストを元にした迫力ある姿が精巧に再現されています

▲各頭部は動きや表情も様々、機械竜の複雑かつメカニカルな造形をさまざまな角度から見てみよう

塗るガレ キメラテック・オーバー・ドラゴン

●発売元/ボークス●7700円●約8cm●原型/造形村●レジンキット


次回【後編】では塗装製作!6月9日(日)12時に公開予定



©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
創作造形©造形村/ボークス

この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

遊☆戯☆王 The Legend of Figuration

ご購入はこちら

NOMOKEN 野本憲一モデリング研究所 新訂版

ご購入はこちら

凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー