HOME記事ガールズプラモ「下着素体娘ラン メイドVer.」合わせ目消しと部分塗装のお手軽工作で可愛さアップ! さらにメイドロイド・ジェリーのイラストも【ギルティプリンセス】

「下着素体娘ラン メイドVer.」合わせ目消しと部分塗装のお手軽工作で可愛さアップ! さらにメイドロイド・ジェリーのイラストも【ギルティプリンセス】

2024.03.04

Tony’sヒロインワークス 月刊ホビージャパン2024年4月号(2月24日発売)

下着素体娘ラン メイドVer. イメージカット

最新作下着素体娘メイドVer. お手軽ポイント工作で製作

 Tony×マックスファクトリーのプラモデル企画『ギルティプリンセス』の新情報をお届けする本コーナー。2024年1月にAmazon限定で発売となった「下着素体娘ラン&ジェリー メイドVer.」。今回はそこからランを用いて、お手軽に可愛く製作するHow toをご紹介しよう。本キットは肌色の割合が多いので合わせ目消しの工作方法と、パッケージ絵を再現するための部分塗装を行った。さらにネイルや陰影など、一段とリアルに可愛くするtipsも合わせて見ていこう。

◉肌色に陰影を付けて艶っぽさアップ!◉

タミヤウェザリングマスターGセット
▲タミヤウェザリングマスターGセットで顔に陰影を付ける。セット内のマロンを筆でとって使うのがオススメ
フェイスパーツの輪郭部分に乗せる
▲ツヤ消しスプレー後、フェイスパーツの輪郭部分にうっすらと色が乗るイメージ。付け過ぎたら拭けばOK
目頭も同様
▲顔と同じように、目頭にも薄く乗せると鼻筋の通った美人フェイスになる
モールドに沿って色を入れる
▲マロンを使ってほかパーツの陰影もつけてみよう。モールドに沿って色を入れると、腹筋に影が落ちて艶めかしくなる
顔と同様に胸や鎖骨にマロンで影を入れた状態
▲顔と同様に胸や鎖骨にマロンで影を入れた状態。リアルで艶めかしくなった

◉簡単合わせ目消しで完成度を上げる◉

合わせ目に接着剤を流し込んで接着
▲太ももやふくらはぎなど、パーツの合わせ目が見える部分に流し込み接着剤でパーツを圧着
乾燥後合わせ目をヤスリで整形
▲一日置いて乾燥後、接着した部分を紙ヤスリで軽く削るとパーツの境目が薄く見えにくくなる
マロンで影を付ける
▲陰影付けと同じようにツヤ消し塗布後にマロンで影をつければOK。もちろん肌色で塗装しても大丈夫だ
整形しマロンを乗せた脚部 アップ
▲成型色そのままで、マロンを乗せただけでも合わせ目が完全に消えていることがわかる
太ももパーツ マロン乗せ
▲ちなみにマロンは脚の外側には薄く、内側はより濃く色を乗せると自然な仕上がりとなる。おしりのラインは特に色をつけてあげよう

◉エプロンのワンポイント塗装◉

エプロンパーツ アバドン・ブラックでリボン部分を筆塗り
▲パッケージでは色分けされているが、腰エプロンのリボンは塗り分けが必要。ここではアバドン・ブラックで筆塗りを行う
2度塗りで発色させる
▲2度塗りでしっかりと発色させよう。はみ出したらデザインナイフやヤスリで削ってリカバリーもできる
完成したエプロンパーツ アップ
エプロンをしたラン

◉フリルの影入れで立体感アップ◉

ドラッケンホフ・ナイトシェイドとラーミアン・メディウム
▲ドラッケンホフ・ナイトシェイドとラーミアン・メディウムを混ぜてフリルにウォッシングを行う
カチューシャを筆塗り1
▲シワ部分に大まかに色が入るくらいで、筆を置いていくイメージ。付け過ぎたら乾いた筆で塗料を吸って調節しよう
カチューシャを筆塗り2
▲塗料がスミに溜まって立体感出てきた。完全乾燥まで一日ほど置いたら完了だ
完成したカチューシャ
▲カチューシャなどフリルのシワ部分に影が入り、立体的な布っぽい質感になった

◉ネイル塗装でオリジナリティアップ◉

ハンドパーツの爪部分にフルグリムピンクとキスレヴフレッシュの混色を塗装
▲ワンポイントアレンジとしてハンドパーツのネイルを塗ってみよう。ここではナチュラル風にフルグリムピンクとキスレヴフレッシュの混色を使用
塗装後のハンドパーツ
▲指先を塗るだけで自分だけのアレンジを楽しめる。好きな色でチャレンジしてみよう。
胡坐をかいて両手の指を合わせたラン

 今回はギルティプリンセスの「ラン&ジェリーメイドVer.」よりランちゃんを簡単仕上げで作ります!
 まずは組み立て。全身に合わせ目があるのでプラセメントを使って消していきます。
 少し隙間を開けたパーツにMr.セメントSPを流し込んでから、溶けたプラがムニュっと出るようにしっかり圧着して一日ほど乾燥させます。しっかり圧着できなかった場所や隙間のできた場所はフレッシュ部分はシアノン、黒いパーツは黒接着剤で埋めてからヤスリで削りました。
 シアノンは乳白色なので目立ちませんが完璧を求める場合は同色ランナーをプラセメントで溶かしたプラパテを自作して、埋めてあげるときれいに消えます。
 合わせ目が消えたらすべてのパーツをスーパースムースクリアーつや消しでコーティング。
 表面がツヤ消しになったら肌部分をタミヤ ウェザリングマスターGのマロンでシャドー付けします。
 塗り分けとして、エプロンのリボンをシタデルカラー、アバドン・ブラックを使ってワンポイント塗装、さらに全体の白いフリルにシタデルシェイドのドラッケンホフ・ナイトシェイドをラーミアン・メディウムで薄く解いた物を塗ってシェーディングして立体感を強調しました。
 最後に指先にはシタデルカラー、フルグリムピンクとキスレヴフレッシュを混色し、ネイルとして塗装。今回はナチュラルネイルな雰囲気にしましたがお好みのカラーでネイルしてあげると良いと思います。
 塗装が終わったら塗料が剥げないように全体をスーパースムースクリアーつや消しで再びコーティングすれば完成です!

マックスファクトリー プラスチックキット“PLAMAX”

下着素体娘ラン メイドVer.

製作・文/ふりつく

PLAMAX GP-07 下着素体娘 ラン&ジェリー メイドVer. セット
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●11600 円、発売中●約16cm●プラキット●Amazon限定アイテム


メイドロイド・ジェリー イラスト

今回は前回のランのメイドロイド化改造案と対になるような感じで、メイドロイド・ジェリーにしてみました。
ボディはクロエのものをベースに。手に持たせてるのはワンフェス参加用に製作したある意味メイドさんの必需品のひとつともいえるトレイなのですが、3D出力して実際にプラモデルの手に持たせたりしているうちに、いろいろとアイデアが湧いてくるのは2Dだけで作業しているのとはまた違う新鮮な感覚で面白いですよね。メイドロイドのトレイに可愛く乗せるさまざまなものを思いついちゃって食べ物系がもっと欲しいなとか。武器になるアップルパイとかシフォンケーキやモンブランなどなど。なんだそれ? って言われちゃいそうですが、いろんなアイデアが浮かんだのでそのうち形にしたいなと考えてます。

イラスト・文/Tony

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ⓒMAX FACTORY・Tony/Guilty Princess

ふりつく

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