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多種多様な植物を再現!自然物を利用しジャングルディオラマ製作に挑戦【週末でつくる ガンプラ凄技テクニック ジャングルをつくるテクニック】

2023.11.16

週末でつくる ガンプラ凄技テクニック 懐かしのディオラマ編 月刊ホビージャパン2023年12月号(10月25日発売)

多種多様な植物を再現!自然物を利用しジャングルディオラマ製作に挑戦【週末でつくる ガンプラ凄技テクニック ジャングルをつくるテクニック】

 休日のゆったりとした時間に、じっくりとプラモデルを作る楽しみを体感しよう! がモットーの連載企画「ガンプラ凄技テクニック」。懐かしのディオラマ編第7回のテーマは「ジャングルをつくる」の後半となります。多様な植生が特徴のジャングルの植物を、手に入りやすい自然物を活用して、手軽に楽しく作ってみましょう。
前編の記事はこちらから

講師/林哲平


倒木を作ろう

ベースに配置されたザクとジム
▲ジャングルの地面を作っていきましょう。まずは100円ショップの「ふわっと軽い紙粘土」を木工用ボンドでベースに接着し、MSをセットします。ジャングルは樹木で立体感を強調できるので、地面はそこまで起伏をつけなくてもOKです。このあとMSを外し、地面はMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックの上からタミヤテクスチャーペイントダークアースで下地を作ります
木の枝
▲ジャングルの地面に欠かせないのが倒木です。ここは本物の木を使ってみましょう。今回は庭で拾ってきた枝を数種類使っています。枝を拾うときはゴミ袋を持ち、ついでにゴミ拾いもすれば庭がキレイになって一石二鳥です♪
木の枝を折る
▲本物の枝を使う最大の利点は、まああたりまえなのですが、本物なので凄まじくリアルであることです。レイアウトするときはバキッ! とこのように折って使ってください。露出した部分が「木が折れた」という事実を何よりも饒舌に語ってくれます
折った木の枝を配置
▲MSをもう一度セットし、木の枝を折りながら地面においてレイアウトしていきます。転がしておくだけで、倒れた木々が折り重なる、ジャングルの地面を簡単に再現することができるのです。接着はもちろん木ですので、木工用ボンドでOKです

多様な植生を再現してみよう

使用後のティーバッグ
▲ジャングルといえばさまざまな植生が入り乱れる多様な環境です。地面は落ち葉や腐った植物などの堆積物で覆われています。これを簡単に再現できるのがティーバッグ。中身のお茶っ葉を堆積物に使うわけです。もちろん、もったいないのでお茶を出して美味しくいただいたあとに使っております
茶葉とリキテックスのマットメディウムと水を紙コップの中で混ぜる
混ぜたものをベースに塗る

▲リキテックスのマットメディウムと水を入れて混ぜ、地面に塗っていきます。マットメディウムの分量を増やすとベタッとした感じに、減らすとお茶っ葉のディテールが際立つ凹凸のついた感じに固まりますので、好みによって使い分けてみてください。ティーバッグの中身はお茶だけではなく、いろんな素材がブレンドされているので、見た目の植物多様性感も抜群です。お茶っ葉を使う方法は月刊ホビージャパン1993年12月号掲載の加瀬翔氏による「ディオラマ製作大百科II」のジャングルを参考にさせていただいております

スプレーのり
▲ジャングルは高温多湿なため、地表や倒木には細かな苔のような植物が生えています。今回はスプレーのりを使って再現してみましょう。スプレーのりは見ての通り、粘着質のノリをスプレーできるアイテム。これは必ず、新聞紙などを敷き、ダンボール箱の中などで外へと撒き散らさないように吹いてください。他に飛ぶと掃除が大変です…
カラーパウダー、小型ターフを振りかける
▲スプレーのりを吹いたら、鉄道模型用のカラーパウダーや小型ターフをパラパラと振りかけます。粘着力が強いので、これだけでも固定可能ですが、何回かこの作業を繰り返しましょう。ただ、やりすぎると地面が完全に緑になってしまうので、注意しましょう。のりがついている部分はテロテロベタベタしますが、これは上から水で薄めたマットメディウムや、専用溶剤で薄めたMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを薄めて塗れば落ち着きます
プリザーブドフラワー3種
▲多様な植生を再現するために、地表に映える下草を植えていきましょう。今回はハンドクラフトやミニディオラマ向けのプリザーブドフラワーを使用しました。小分けにされて売られているため、いろんな植物をちょっとずつ使うジャングル製作には非常に便利なんです。経年変化に強いのもポイントです
ツタ状のプリザーブドフラワーをベースに設置
▲ジャングルといえば、地表や樹木に絡みつくツタ植物も特徴的ですよね。ここはツタ状のプリザーブドフラワーを使用しました。これは苔を作る時、スプレーのりで一緒にくっつければOKです。リアルに見せるポイントはあまり浮かせず、密着させること。細いものなので、ピンセットを使うと作業が楽ですよ
ライケン
▲続いては下草を表現するための伝統的なアイテムである、ライケンを使ってみましょう。ライケンは本物の海藻や苔を乾燥させたもので、さまざまな種類があり、元々は鉄道模型用ですが、ガンプラのディオラマにも昔から使われています。まずは必要なサイズにプチッとちぎりましょう
ピンバイスで配置場所に穴を開ける
爪楊枝で固定用に木工用ボンドを塗る

▲ライケンを植えていきましょう。木工用ボンドでそのままくっつけるだけでもそれっぽくはなりますが、今回はより下草のように見せるために一工夫してみましょう。植える部分にピンバイスで穴を開け、内側に爪楊枝で固定用に木工用ボンドを塗ります

ライケンをピンセットで穴に植える
▲適切なサイズに切り取ったライケンをピンセットで穴に植えていきます。こうすると、しっかりと地面から生えていますから、よりしっかりとした「草」に見えてくるんです
プリザーブドフラワーの苔を部分的に植える
▲さらにプリザーブドフラワーの苔を部分的に植えて、ジャングルの地面の完成です。多様な植物を植えていくのはかなり楽しい作業ですので、ついつい植えすぎないように気をつけてくださいね。私は一回植えすぎて、撤去して修正しております。なお、地面から突き出している棒はMS固定用の穴が埋まらないようにするためのものです
ザクの股間の間から見える固定軸
ライケンを植えて軸を隠す

▲地面ができたら、MSを固定します。台座に開けた穴に金属線を通し、エポキシ系接着剤で接着しましょう。MSを固定すると、どうしてもこのように軸が見えてしまう部分が出てきます。このような部分は軸をどんな塗料でもいいのでフラットブラックで塗り目立たなくしておいてから、追加でライケンなどを植えて、見えないように誤魔化しておきましょう。ジムの足元も少し隙間ができたので、下草を踏みつけるようにライケンを追加しています。こちらは完成写真を参考にしてください

ヤシの木を作ろう

グネグネ曲げたヤシの木の軸
▲コミカルなシチュエーションにも見えるので、雰囲気に合わせてヤシの木を入れてみましょう。今回は5mmプラ棒を芯とし、ディオラマと合わせて長さを決めます。ヤシの木はMSより大きくないと、まったく迫力が出ないのである程度高めに作ってください。ある程度手でグネグネ曲げておくと、MSの動きでしなったように見え、躍動感を強調することができます
折り紙をMr.カラースプレーのダークグリーンで両面塗装したもの
▲葉を作っていきます。いろいろな紙で試したのですが、色画用紙だと厚みがありすぎ、フィルムだとヘナヘナになってしまいました。最終的には緑色の折り紙をMr.カラースプレーのダークグリーンで両面塗装したものが薄く、スケール感に合っていると感じたため、それを使っています
葉の形に切り抜く
▲葉の形に切り抜いていきます。まずはプラ板を葉の形に切り抜いてガイドを作り、ペンでアタリをつけてからハサミで切り出していきます。今回、ディオラマに使った葉は8枚ですが、失敗や練習を見越してある程度予備の葉を3枚ほど切り出しておくと安心ですよ
デザインナイフで葉の切れ目を入れる
切れ目を入れた葉

▲ヤシの葉はバサバサと切れ目が入っています。これはデザインナイフで切り込みを入れて表現します。多少歪んだり、うっかり部分的に切れてしまっても、逆にそれが人為的な意思から外れてリアルな印象となるので、どんどん気にせず作業していってください。切り込みの角度を斜めにするとバサバサと荒れたようになり、まっすぐにすると葉が揃って落ち着いた印象となります

0.55mmのアレンジメントワイヤー
▲葉の中央脈を作ります。使用するの園芸用ワイヤー。これはフラワーアレンジメントなどに使われる針金で、目立たないように緑色のコーティングが施されています。今回は100円ショップで購入した0.55mmのアレンジメントワイヤーを使っています。MSは巨大ですし、スケールも1/144ですので、ある程度細いものを選びましょう
園芸用ワイヤーに木工用ボンドをつける
▲適切な長さにカットした園芸用ワイヤーに木工用ボンドをつけ、葉に接着します。葉はこの後曲げたりクセをつけるため、接着部が少ないと葉が剥がれてしまいがち。このように木工用ボンドを一回出して園芸用ワイヤーをくぐらせて、たっぷりとつけておきましょう
園芸用ワイヤーを接着した状態
▲園芸用ワイヤーを接着した状態。特に葉の根元部分は浮きやすいので、しっかりと接着しておいてください。生乾きで作業すると途中で葉が外れてしまうので、しっかりと乾燥させてから次のステップに移ってくださいね
接着剤が乾いたら葉を折り曲げる
▲ヤシの葉は下に折れているので、接着剤が乾いたら、葉を折り曲げてそれを再現します。一度しっかりと中心の園芸用ワイヤーの丸みが外からわかるぐらい折ってクセをつけ、再度開くとよりヤシ感が強調されます
所々にハサミで切り込みを入れて輪郭を不揃いにする
▲ヤシの葉は種類にもよりますが、今回はバサバサの状態の葉にしたかったので、所々にハサミで切り込みを入れて輪郭を不揃いにし、指でクセをつけて変化をつけています。これでより葉に動きのある印象に見えてくるのです
ヤシの葉の完成状態
▲最後に園芸用ワイヤーを折り曲げればヤシの葉の完成です! ヤシの葉は外側の葉ほど自重で垂れ下がるので、このように丸みをつけるように曲げるとリアルな印象となります
ニチバンの「ホワイトテープベージュ」
▲それではいよいよ、作った葉をまとめていきましょう! これはテープでグルグル巻きにしてまとめるのですが、今回使うのはニチバンの「ホワイトテープベージュ」。これは医療用のテープで、薄く、引っ張ってもちぎれにくく、かつ色が肌色に近いベージュのため、ヤシの幹の色にピッタリというヤシの木テープなんです
中心に葉を3本まとめる
▲ヤシの木は中心から葉が生え、それが外側に広がり、最後に葉が落ちる、というサイクルで成長します。まずは中心に葉を3本、ホワイトテープベージュでまとめます。中心の葉はやや上に向かって突き出すので、これぐらいの感じにまとめるといい感じに見えてきます
外側の葉を5枚、放射状にホワイトテープベージュで巻きつける
▲外側の葉を5枚、放射状にホワイトテープベージュで巻きつけます。外側の葉はある程度、下に重みで垂れ下がるようにセットするとリアルな雰囲気になります。ただ、このままだと固定されていないためグルグル回ってしまうので、位置が決まったら中心に高強度タイプの瞬間接着剤を流し込んでしっかりと固定しておきましょう
幅広の布ガムテープでプラ棒と接続
ヤシの木は葉の根本と幹の下の部分はある程度多めに巻きつける

▲葉ができたら、粘着力の強い、幅広の布ガムテープでプラ棒と接続します。ヤシの木は葉の根本と幹の下の部分が太くなっているので、ここはある程度多めに巻きつけて、太くしておきましょう。それ以外の部分も布ガムテープを貼り、成型色はすべて隠してください。下地の色を統一し、幹の凹凸を再現するためです

ホワイトテープベージュを、上からグルグルと、少しずつ段差をつけながら巻いていく
▲ここからがヤシの幹の本番です。ホワイトテープベージュを、上からグルグルと、少しずつ段差をつけながら巻いていきましょう。本物のヤシは成長過程で幹には節ができます。テープの段差が節となり、巻き巻きするだけで非常にリアルな表現となるのです。色もベージュとヤシ色なので、下地塗装の手間もかかりません
デザインナイフで切り込みを入れてバサつかせる
▲先端部分はテープの直線がそのままだと不自然に見えてしまいます。デザインナイフで切り込みを入れてバサつかせ、植物っぽさを出しましょう
薄めたMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを未希に塗装
▲最後にMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを薄めて幹に塗っていきます。ホワイトテープベージュに染み込み、段差が強調されてよりリアルなヤシの幹になります。葉も汚れすぎない程度に軽くウォッシングしておくとより雰囲気が出ます
完成したヤシの木
▲ついに完成です! 基本は40年前のHOW TO BUILD時代からほぼ変わらない方法ですが、紙やワイヤー、テープがヤシの木へと生まれ変わります。今回、実をつけるかどうか悩んだのですが、つけるとリゾート感が強くなるのであえて外しました

ジャングルツリーを作ろう

木の根
▲ジャングルツリーを作っていきましょう。ここも伝統に則り、「HOW TO BUILD GUNDAMII」掲載の小田雅弘氏による伝説の作例「侵攻! 特殊部隊」同様に、木の根を使います。曲がりくねり、細かく別れた根はジャングルツリーにはピッタリ。こちらも庭を掘り返して入手しました
ライケンをちぎり、木工用ボンドをたっぷりとつける
▲そのままカラーパウダーを振りかけても結構それなりに見えるのですが、今回は葉が生い茂った樹木を作ってみましょう。まずはライケンをちぎり、木工用ボンドをたっぷりとつけます
ライケンを接着
▲枝を目的のサイズに折り、ライケンを接着していきます。ライケンは下草に使ったものとは別の色のものを使ってください。樹木が下草と同じ色だと、どうしても不自然に見えてしまうのです
スプレーのりを吹きつけカラーパウダーを何度か振りかける
▲全体にスプレーのりを吹きつけ、カラーパウダーを振りかけ、さらに振りかける、を何度か繰り返します。カラーパウダーは苔に使ったものとは別のものを使い、色も似た色のものを2種類ぐらい使うと葉にメリハリがつきます
幹にカラーパウダーで苔をつけ、プリザーブドフラワーのツタを絡ませる
▲最後に幹にカラーパウダーで苔をつけ、プリザーブドフラワーのツタを絡ませたらジャングルツリーの完成! …ですが、丸っこいシルエットの葉が庭師さんがキレイに剪定した松みたいに見えてきて、ジャングル感に乏しいと感じたため、後で葉を指でちぎってバサバサにしました
製作したジャングルツリー
▲同様に木の根製ジャングルツリーを作っていきます。木を作ってジャングルに植えるまで保存するときは、このように持ち手で根本をつまみ、スタイロフォームに突き刺しておきましょう。形が崩れませんし、ディオラマに植えたときのイメージも掴みやすいです

木を植えよう

5mmピンバイスで木箱の部分にまで貫通させて穴を開ける
▲まずはジャングルの王者、ヤシの木から植えましょう。一番目立たせたい部分でもあるので、今回の作例のメインカットである、ザクの視点から見て目立つジムの隣に植えます。5mmプラ棒製なので、5mmピンバイスで木箱の部分にまで貫通させて穴を開けます
エポキシ系接着剤でガッチリと固定
▲エポキシ系接着剤でガッチリと固定します。なんかもう、特に他の木を植えなくてもいいのでは? と思えるぐらいの圧倒的ジャングル力。ヤシの木が多すぎると主役がMSではなくなってしまいそうなので、あえて1本に留めています
ジャングルツリーもヤシの木と同様の方法で植える
▲ジャングルツリーもヤシの木と同様の方法で植えていきます。本来であればMSが隠れるぐらいの大きさと密度感にしたほうがジャングル感が出るのですが、今回はジムとザクがどの角度からもはっきりと見えるようにあえて小さめに作っています
ザクの太モモの下にはジャングルツリーの折れた枝を押し込み、木が折れて潰れた状態を再現
▲巨大なMSが歩くとジャングルの木も当然折れたり曲がったりします。ザクの太モモの下にはジャングルツリーの折れた枝を押し込み、木が折れて潰れた状態を再現してみました。接着には木工用ボンドを使っています

パイロットを乗せよう

両手を上げたパイロットフィギュア
両手を上げたザクの胸部に乗る、両手を上げたパイロットフィギュア

▲パイロットのポーズは手が開きすぎていて「手を上げろ!」とするにはちょっと「オーライ」すぎたので、手で無理やり曲げて腕を真上に上げています。下地はMr.フィニッシングサーフェイサーホワイト、その後緑と赤はシタデルカラーで塗りました。はみ出した部分は先端を細く削った爪楊枝に強アルカリ系洗剤を染み込ませたもので拭き取れば簡単にリカバリーできます。最後にMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンでごく薄めにウォッシングしてから固定しています。はみ出した接着剤のテカリはシタデルカラーのラーミアン・メディウムを塗って馴染ませました

完成!!

完成したディオラマ1
完成したディオラマ2
ジム側の視点で撮影した特撮カット
▲ジム側の視点で撮影した特撮カット。ザクの後ろに川の画像を合成し、前回とは趣きの異なる雰囲気に仕上げた

■勝者か敗者か
『機動戦士ガンダム』の地上編においてのクライマックスであるジャブロー戦。ジャングルのディオラマを作るとなると、このジャブローが真っ先に思い浮かぶのですが…。第一次ガンプラブーム当時に作られたジャブロー戦のディオラマは、圧倒的に「ジオン優位」の作品が多いように感じます。もちろん、ジオンのほうがキットの種類も多いですからディオラマは作りやすいですし、私もジオン贔屓ですので、例えこのあと負けると分かっていても、せめて自分が作るディオラマの上ではカッコイイ主役にしたいという気持ちはすっごくわかるんですよね。ただ、今回はあえてジオン側は負けているというシチュエーションとしてみました。「もしかしたら、こんなことがあったのかもしれない」と、アニメの画面には映らなかった、裏側を想像してみてください。貴方の作るディオラマの物語がより深まること間違いなしです。

■本物でつくる、ディオラマのジャングル
 多様な植物が生い茂るジャングルは一見、製作が非常に難しいように見えます。「こんなにいっぱいリアルな木を作るなんて!」と、私も作る前はそう思っていました。ですが、身の周りにはジャングルに使える素材が山のようにあります。それは、本物の植物です。お茶っ葉、公園で拾った枝、庭で掘った根っこのような自然物。さらに、現代ではプリザーブドフラワーの発達により、経年変化に強い植物素材が一昔前よりはるかに充実しています。これをとにかく植えていくだけでそれっぽく見えてしまうんです。そして、植物を植えてジャングルができ上がっていくさまはとにかく楽しいんです! 貴方だけの密林を、ぜひ作ってみてくださいね♪

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット 旧型ザク+ジム 使用

サイクロプス・ハント

ディオラマ製作・文/林哲平

© 創通・サンライズ

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林哲平

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