【オラザク対策4】まだ間に合う!スマホ撮影の必殺技「背景紙」を使った写真でオラザク選手権に滑り込め!!
2023.08.30募集の締め切りが9月1日に迫っております、
日本最大級のガンプラコンテスト「全日本オラザク選手権」。
本コンテストに合わせた【オラザク対策】の連載も第4回目の最終回となりました。
本記事では前回の
【オラザク対策3】ポイントをおさえた簡単スマホ撮影
に引き続き、「背景紙」を使った撮影法をお伝えします!
また、【オラザク対策1、2】でも「オラザク選手権」に応募するときに知っておくとためになる情報をお届けしています。まだご覧になっていない方はぜひそちらもご覧ください!
背景紙を使って写真を撮ってみる
さて、ここで紹介する「背景紙(バック紙)」とは文字通り、撮影などで被写体の背景として使う紙のことを指します。この背景紙をうまく使うことで、後ろに映り込む卓上のごちゃごちゃ感を消したり、見せたいものを強調した写真を撮ることができます。
つまり、自分が作ったプラモの色や形をしっかりと見せたい場合には背景紙を使った撮影が非常にオススメ! ということになります。
ただ、ここでも大切なポイントは【オラザク対策3】と同じ「アングルと光」です。カメラの角度や照明の位置などをいろいろ変えながら、自分の好きなカットを見つけましょう!
光の変化が分かりやすい
車のプラモで実験してみます!
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カメラ+照明
スマホ+照明
背景紙を変えて撮影してみよう
左側から強い光を当て、EGガンダムをスマホで撮影してみました。ただ、そのまま撮影すると非常に強い陰影になってしまうため、右側にレフ板(光を反射するものなら紙でも何でもいい)を立てて左側にも光をまわしています。
スマホ+照明
何枚も写真を撮っていると、こんな感じの何とも言えないボツ写真もフォルダにたくさん溜まっていきがちです。
撮影中でも、一度撮った写真を見返してみるのがおすすめです。見返してみると、「ここのポーズをもっとこうしよう!」「アングルをこうしたほうがカッコよくなりそう?」「この写真なんか暗いな」などを自分で発見することができます。ボツ写真を撮ることは全く恥ではないので、どんどん撮って、見直してを繰り返し、自分で納得のいく1枚を撮影しましょう!
ポスターの裏が特大バック紙に!
最後はポスターの裏側をバック紙に使った例をご紹介します。広い机などが確保できればすぐにでも実践が可能です。ここでは大きい背景紙を使うため、かなり下からのアングルで撮影しても壁が現れることはありません。B2サイズのポスターや、カレンダーの表紙など家にある代用できそうなものを探してみましょう!
スマホ+照明
スマホ
物撮りノート ベーシック A4ヨコ
●発売元/ニューゲームズオーダー●1650円、発売中●A4サイズ、背景紙8枚にレフ板用ミラーボード付き
撮影用背景シート MONOTONE A3サイズ 6枚入
●発売元/ELECOM●1408円●A3サイズの他にも大判サイズなど展開中
さいごに
背景紙を使うだけで「プラモを見せる」写真をスマホでも簡単に撮ることができました。ポスターの裏や色画用紙、さまざまな背景紙で自分のガンプラが一番映えるものを探してみてください! 納得のいく写真が撮れたらぜひオラザク選手権にお送りください! 力作お待ちしております!
また、今回紹介した【オラザク対策3、4】の記事が掲載されている「ホビージャパンエクストラ 特集:プラモ初心者に贈る本」も絶賛発売中です。この記事のほかにも、屋外撮影の解説コラムや理想のプラモ写真の見つけかたなど、他にもプラモが楽しくなる記事が満載です! 少しでも気になった方はぜひご覧ください。
【オラザク対策】を最後までご覧いただいた皆様、ありがとうございました! 9月1日の締め切りに向けてラストスパートですね! みなさまの作品を編集部にてお待ちしております!
ではまた、11月25日発売予定のホビージャパン1月号にてお会いしましょう!!
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