HOME記事キャラクターモデル筆塗り名人、清水圭が手のひらサイズの「バスターマシン」をドラマティックに仕上げる!【トップをねらえ!】

筆塗り名人、清水圭が手のひらサイズの「バスターマシン」をドラマティックに仕上げる!【トップをねらえ!】

2023.02.07

ガンバスター スーパーイナズマキック/RX-7 イナズマキック エフェクトカラーVer.【マックスファクトリー】 月刊ホビージャパン2023年3月号(1月25日発売)

手のひらサイズのヴィネットを筆塗りで楽しむ

 手のひらサイズの固定モデルで作品の魅力的な情景を切り取る、minimum factoryヴィネットプラキットシリーズに『トップをねらえ!』のバスターマシンが登場。少ないパーツ数ながら臨場感あふれるワンシーンを見事に立体化した本キットを、水性ホビーカラーの筆塗り名人、清水圭がお手軽ヴィネットとして製作。塗装手法と合わせてお楽しみいただきたい。

▲RX-7とガンバスター2体を同時に展示できる特製ベースを製作。それぞれネオジム磁石で固定し、任意で台座から取り外すこともできるようにした。台座のサイズは12cm四方、フィギュアも含めた高さはおよそ15cmほどとなっている

▲台座は外付けHDDリーダーのジャンク品を使用。オーダーで製作したオリジナルインレタでつくったマーキングをあしらっている

▲︎ガンバスターは足裏、台座スタンド、左肩裏の肉抜き穴をプラ板で塞いでいる
▲エフェクトパーツは裏側は光硬化パテで整形した
▲基本塗装を筆塗り後、各基本カラーにハイライトを入れる
▲タミヤエナメル「ダークグレー」を使い、エッジを中心にスポンジでチッピングを行う
▲タミヤスミ入れ塗料「ダークブラウン」でウォッシング。乾燥後に綿棒で軽く塗料を残すように拭き取っている

▲RX-7のヴィネットは背面のカラーリングが分からず苦労したとか。本編を観返してカラーリングを確認して塗装した

 キット名の通り、第一話登場のRX-7イナズマキック、そして第五話登場のガンバスター、スーパーイナズマキックを再現した手のひらサイズのヴィネットキット。手のひらサイズながら、トリッキーな分割のパーツを組み立てていくと迫力のあのシーンが爆誕します。まさに組んで楽しいキットなのですが、今回はそこから進んでさらに塗装でも楽しんでみたいと思います。

■工作
 組み立てはパーツの合いも良好で、ストレスなく組み上がります。ガンバスターの一部、目立つ箇所に肉抜き処理がされていますので、そこだけプラ板で塞ぎました。

■塗装
 下地をガイアノーツの「メカサフヘヴィ」で塗装後、各部を筆塗りで仕上げました。各カラーの基本色を塗装後、各カラーにアクセントとして明るめの色をハイライトとして加えていきました。使用カラーはGSIクレオスの水性ホビーカラーになります。
・ガンバスター基本色
パープル=ネービーブルー(60%)+パープル(30%)+ホワイト(10%)
レッド=モンザレッド
オレンジ=オレンジ
・ガンバスターハイライト色
パープル=ミディアムブルー
レッド=サーモンピンク
オレンジ=オレンジイエロー
・RX-7基本色
ホワイト=グランプリホワイト
レッド=モンザレッド
ブルー=インディーブルー
イエロー=オレンジイエロー
・RX-7ハイライト色
ホワイト=ホワイト
レッド=サーモンピンク
ブルー=スカイブルー
イエロー=イエロー
 ベースはブラックサーフェイサーで仕上げ、オーダーしたオリジナルインレタでデコレーションして仕上げました。

マックスファクトリー ノンスケール プラスチックキット

“minimum factory”ガンバスター スーパーイナズマキック/RX-7 イナズマキック エフェクトカラーVer.

製作・文/清水圭

minimum factory ガンバスター スーパーイナズマキック/RX-7 イナズマキック エフェクトカラーVer.
●発売元/グッドスマイルカンパニー、販売元/マックスファクトリー ●4180円、1月予定 ●各約7cm ●プラキット ●原型/相樂ヒナト(マックスファクトリー)

©BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX

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清水圭(シミズケイ)

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