業界トップで切磋琢磨する企業、BANDAI SPIRITSとタカラトミーが、その垣根を越えた驚きのコラボを実現!!　「Dream Together – つながる想い、ともに創る夢 -」と題したコラボレーションプロジェクトは、両社が誇る人気ブランドと人気コンテンツ同士を組み合わせた、まさに夢のコラボ商品となる。まずはあの「超合金」と「ZOIDS（ゾイド）」のコラボ「超合金ライガーゼロ」からご紹介しよう!!

文・構成／島田康治（TARKUS）、吉川大郎

　BANDAI SPIRITSがコラボに選んだタカラトミーのコンテンツは、1983年に誕生し、いくどもアニメ化されてきたリアルムービングキットシリーズ「ZOIDS」。そのなかからアニメ主役機としての活躍もあって屈指の人気・知名度を誇る「ライガーゼロ」を、時代に合わせ進化してきた「超合金」ブランドにて再現する。

　オリジナルの「ZOIDS」は、クランクなどの組み合わせにより、まるで生きているかのように動くゼンマイ／モーター駆動の組み立て式メカ生命体フィギュアだったが、今回はその魅力を換骨奪胎し、完成品・可動式の非動力モデルとして再構築する。まず目を惹くのが、密度あるディテール表現や、シャープな造形など、オリジナルをリスペクトしながらも尖鋭的にまとめられたデザイン。さらには野生動物かのごときアグレッシヴなポージングを可能とする可動機構を備え、尻尾はフレキシブルに可動。目にはLEDを搭載し、ダイキャストも随所に活用。もちろん「ZOIDS」の特徴となるパイロットも付属する。2022年11月18日からベルサール秋葉原で「TAMASHII NATION 2022（魂ネイション2022）」が開催される時期には、さらなる情報公開も予定されているので、ファンは楽しみにしてほしい。

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遊びゴコロがガンダムを彩る!!
トミカ×機動戦士ガンダム

　タカラトミー側は、バンダイナムコグループが持つIPの中から『機動戦士ガンダム』をセレクト!!　同社が誇る「トミカ」ブランド横断の、玩具らしい魅力と意外性溢れるラインナップを展開する。これまでにないハイセンスなアイテムをご覧いただこう。

トミカプレミアムunlimited

　細部の造形や塗装までこだわった「大人のためのトミカ」シリーズ（対象年齢6歳〜）として誕生したトミカのハイブランド「トミカプレミアム」にて、映画や映像に登場した乗り物をテーマにしたブランドが「トミカプレミアムunlimited」となる。

　アニメ劇中のイメージをもとに、トミカサイズにホワイトべースを徹底再現。航空機などのトミカでも採用される、着脱可能なクリアーパーツのベースにホイールを装備する。

トミカの技術とセンスが凝縮!!

ドリームトミカ ライドオン

　キャラクターフィギュアと専用トミカがセットになったシリーズ。フィギュアは首と手足が可動。トミカにライドオン（搭乗）させることができる。

　立体化の機会が少ない地球連邦軍専用バギーを、なんとドリームトミカにて再現!!　走行遊びに特化すべくホバーへの変形機構はオミット。サイド6における名場面をイメージして、アムロとシャアのフィギュアが付属する。

ドリームトミカ SP

「トミカが夢のコラボレーション」をコンセプトに、さまざまな人気IPとコラボしている人気シリーズ。既存の車両をラッピングしたタイプではなく、今回は完全新規形状にて登場。しかも専用に描き起こされたデザインは、ガンダム生みの親にして巨匠・大河原邦男氏が手掛ける。

　頭部や上半身の意匠をカーデザインに盛り込んだ「モデル ガンダム（RX-78-2）」。ビーム・サーベルの柄をエグゾーストパイプに見立てている。銀色に輝くトミカホイールも大事なポイント。

　こちらは頭部デザインを中心にアレンジ。前輪タイヤハウスには肩のスパイクの意匠、ルーフ部にはアンテナを意識した突起が設けられる。

　同じザクでもルーフ形状は異なり、量産型にはアンテナの突起がないのが特徴。よく見ると、ザクの腕のフォルムが側面に盛り込まれている。

©TOMY ©創通・サンライズ