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金属の質感の出し方、顔のメイクアップ塗装までご紹介します! PLAMAX ユリ・ゴッドバスターを水性塗料の筆塗りをメインに仕上げる方法を伝授!

2022.11.04

筆塗りtribe 月刊ホビージャパン2022年12月号(10月25日発売)

金属の質感の出し方、顔のメイクアップ塗装までご紹介します! PLAMAX ユリ・ゴッドバスターを水性塗料の筆塗りをメインに仕上げる方法を伝授!

ドライブラシで重厚なエンジェルブーツに塗り上げる!!

 プラモを筆塗りでガンガン楽しんでいるナイスなパイセンたちの作品とテクニックをみんなで読んで、テンションアゲアゲでどんどん筆塗りを楽しんで行こうという連載「筆塗りTRIBE」。
 今回は発売から多くのモデラーから好評を博している「PLAMAX GO-01 神翼天空騎士 ユリ・ゴッドバスター」を筆塗りメインで仕上げますよ!! 今回のポイントはユリ・ゴッドバスターの特徴であるエンジェルブーツを、あきまん氏が描くパッケージイラストのような重厚な仕上がりにしていきます。しかもドライブラシによるお手軽ペイントで攻めるので、この記事と同じようにやれば多くの人が重厚なエンジェルブーツをユリ・ゴッドバスターに装着可能です!! さぁ、キミの筆でユリ・ゴッドバスターを飛翔させようぜ!!!
(構成・文/フミテシ)

今回のパイセン

ふりつく/『ウォーハンマー』をきっかけに筆塗りにのめり込む。エアブラシ塗装のフラット感を筆塗りで近づけたいという野心家。


使用する筆&塗料と塗装準備

ドライブラシ用の筆を準備!!

▲今回のテーマはドライブラシ。模型店ではドライブラシ専用筆も多数発売中。比較的柔らかめのドライブラシ筆のほうが、今回の塗り方に適しています

紙じゃない!! 木が最高!!

▲ドライブラシの時にペーパータオルで筆の中の塗料量を調整したりするのですが、この工程、「MDFボード」でも行けるんです。いちいちペーパーを取り出さなくてもOK!!

重厚感ある銀にするための黒下地

▲エンジェルブーツのシルバーをかなり重めに塗ります。重い銀にしたい時は、黒下地がとっても役に立ちます。ここではブラックサーフェイサーを使用します

アーミーペインターのメタリック塗料が最高

▲エマルジョン系水性塗料で、シタデルカラーと同様にミニチュアペインターから支持されている「アーミーペインター」。こちらにはメタリックのシリーズがあり、色味や輝度も良くてオススメ。この3色でエンジェルブーツを塗ります

コントラストやシェイドの
色濃度をコントロール

▲コントラストメディウムは、コントラストやシェイドの粘度を変えることなく、色濃度を薄めることができます。色の濃さを調整することができるのです

シルバーと
コントラストは相性抜群

▲シルバーの上からシタデルカラー コントラストを塗ると、コントラストの色のメタリックカラーに変身します。これを活かして、銀に青みを足していこうと思います

エンジェルブーツの
ディテールを引き締めます

▲シタデルカラーのシェイドは、スミ入れのように各モールドを引き締めることができます。エンジェルブーツの仕上げで活躍します

ふりつくのドライブラシ炸裂!! パッケージのような重さを表現する。

 ドライブラシは少ない手数でグラデーション塗装を施すことができる便利な塗り方。ガサガサと手荒く行うイメージがありますが、優しく撫でるように筆を動かしていくと、とても滑らかな塗面にもなります。優しく撫でるようにドライブラシして、重く美しいエンジェルブーツに仕上げますよ。

▲まずはエンジェルブーツのパーツに、ブラックサーフェイサーを缶スプレーで吹き付けます
▲アーミーペインターのラフアイアンを1色目に塗ります。良く振って攪拌したら、ペーパーパレットに塗料を移します
▲筆に塗料を含ませたら、MDFボードに筆を擦りつけて余分な塗料を落とします。筆先がカサカサになるまでやりましょう
▲パーツにカサカサと優しく擦りつけたり、ポンポンとスタンプするような動きで塗って行きます。ラフアイアンは茶色っぽい銀なのが特徴です
▲次にエルヴンアーマーで、装甲の上部や翼の上側をドライブラシしていきます。この塗料は青みの強い銀で、空からの照り返しを受けたような銀になります
▲筆をカサカサを擦りつけていくと、青みのある銀が! 一気に鎧のような雰囲気になってきました
▲3色目は輝度の高い銀・プレートメイルメタルを塗ります
▲前に塗った2色を完全に隠蔽しないようにします。上部は青い銀を残し、足元はブラウンの銀を残し気味にしてドライブししていきましょう。そうすることで表情豊かなエンジェルブーツになります
▲シタデルカラーのシェイドのナルンオイルは、金属色に塗ると一気に重さが出ます
▲ディテール部分にスミ入れしていくイメージで塗って行きましょう
▲最後にコントラストのタラサール・ブルーをコントラスト・メディウムで薄めたものを、エンジェルブーツの上部側にだけうっすら塗ります。空の照り返しに寄る青を、銀に与えます

ドライブラシでこんなにかっこよくなります!

成型色を活かした顔の塗装

▲ユリ・ゴッドバスターの肌色の成型色はとても素晴らしいです。これを活かしてお手軽にかわいくなる塗装をご紹介します
▲ツヤ消しスプレーを吹いたら、タミヤのウェザリングマスター GセットとHセットを準備。擦りつけるだけで肌のグラデーションを楽しめるセットです

▲輪郭部にシャドーを入れます。これに適した色がGセットのマロン。マロンを優しく輪郭にポンポンと塗って行きます
▲額のほうの輪郭もマロンでシャドー入れ。角がほんのり暗くなる感じ良いです。控え目がポイントです
▲目元にマロンでシャドーを入れます。大胆に目元にスタンプしましょう
▲マロンを塗りすぎたら、綿棒で拭ってあげればキレイに拭き取れます。微調整が効くので、怖がらずどんどんチャレンジしてみてください
▲タミヤウェザリングマスター Hセットにあるピーチで、唇と頬に赤味を入れます
▲これで全体のバランスを見て問題がなければ、ツヤ消しスプレーを吹いて、ウェザリングマスターを定着させます
▲肌は合わせ目消し後、ツヤ消しスプレーを吹きます。その後に関節部や上腕、手首付近にウェザリングマスターのマロンを擦りつけて影色を入れて行きます
▲髪の毛は、アイボリーに近い色「レイスボーン」を筆塗りした後に、シタデルのシェイド「セラフィム・セピア」で染めます。これだけでキレイなブロンドヘアーになります

細部塗装

▲シールドや武器のタンポ印刷はそのまま活かして仕上げています。ここではスカートと盾の裏をピックアップします
▲スカートの銀のラインはデカールが付属するのですが、より一体感が欲しかったので、筆で描きます。アーミーペインターのプレートメイルメタルで塗装しています
▲下地がラッカー塗料、もしくは成型色のままなら、中性洗剤で水性塗料を拭き取れます!
▲線が太くなったり曲がったりしたら、綿棒に中性洗剤を染み込ませて、さっと拭き取るだけでキレイに修正できます。ぜひ真似してください!!
▲盾裏は銀一色。これを塗り分けて行きます! ブラックサーフェイサーを塗装した後、ラフアイアン、エルヴンアーマー、プレートメイルメタルでドライブラシ。その後シタデルシェイドのナルンオイルで細かい造形部分のスミ入れおよび全体の色味を調整
▲その後、木の部分をモーンファングブラウンで塗り分け。アグラックス・アースシェイドとナルンオイルを全体に塗って、よりディテールを際立たせます
▲盾裏の中央は、スクリーマー・ピンクで塗り分け後、エンペラーズ・チルドレンで軽くドライブラシしました
▲キットは、パーツの差し替えで平時の姿も楽しめます。白のパーツはシタデルカラーのスプレー「ホワイトスカー」。ホワイトスカーはプライマー効果もあり、部分塗装の筆塗りも非常に塗りやすくなります。ユリの美しい白のイメージを崩すことがない色味でもあります

筆塗りとの出会いは『ウォーハンマー』

──ふりつくさんと言えば『ウォーハンマー』の筆塗りというイメージが強いですが、これまでどんな模型を作ってきたんですか?
ふりつく(以下ふ):ガンプラとミニ四駆です。小学生の時は本当にこのふたつに夢中になっていて、ガンダムマーカーでべちょべちょに塗ったり、タミヤマーカー、スプレーでミニ四駆をドレスアップしていました。仕上がりとか関係なく、めちゃくちゃ楽しかったですね。中学生くらいになるとホビージャパンの「NOMOKEN」と出会いました。そこでパテをこねてみたり、ガンダムの脚を延長してみたりしたんですが、工作ができると満足しちゃって塗装とかは本当にやらない時期が続いたんですよ。後はなんとな〜くプラモは買っていたんですけど積んでる感じでした。

──今のようにバリバリ塗装するきかっけは何だったんですか?
:旅行で東京・原宿に来た時に何も知らずに入った「ウォーハンマーストア 原宿店」です。原宿なのにプラモみたいなのが置いてあったので、気になって入ってみると、シタデルカラーを塗らせてくれたり、帰りにサンプルのミニチュアをプレゼントしてもらったらりして。なんかすごい所に来ちゃったな〜って思いましたよ。そして大阪に帰って『ウォーハンマー』を扱っているお店に行っていろいろ聞いたりしているうちにどっぷりはまりました。なんせ塗ったプラモでゲームまでできるっていうのが大きかったですね。作ったその先が用意されている。戦場にめっちゃかっこいい俺の塗ったミニチュアを置きたいから、さまざまな塗り方を覚えました。

──作ったその先があるっていい言葉ですね。
:ミニ四駆にはまったのもそれですね。作った先にレースがある。塗装をする楽しさを知ってからコンクールドエレガンス(レースではなくミニ四駆の外見の仕上がりを披露するもの)でディオラマを作ったりもしたんですよ。プラモを作った先にあるもの(ゲームやレース)を目指すようになってから、すごい数の模型を塗装して完成させることができるようになったんです。

──筆塗りで目指している仕上がげとかありますか?
:僕はエアブラシでフラットに塗られたガンプラの仕上げがとっても好きです。エアブラシで塗っても良いのですが、あのフラットな感じを筆塗りでも楽しめたらな〜と思って塗っています。単純に筆塗りって楽しいんですよね。ダイレクトに色が変わっていく感覚が伝わってくるので。だから自分が楽しいと思える筆塗りでキレイにフラットな塗りというのを目指しています。

マックスファクトリー プラスチックキット PLAMAX GO-01

神翼天空騎士 ユリ・ゴッドバスター

製作/ふりつく

PLAMAX GO-01 神翼天空騎士 ユリ・ゴッドバスター
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8800円、発売中●約17cm●プラキット

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Ⓒakiman/Maxfactory

ふりつく

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