月面決戦用に再設計された水陸両用MS
「月刊ガンダムエース」(KADOKAWA刊)にて連載中の『機動戦士ムーンガンダム』にてラー・ギルスを追うアトランタ3に補給用MSとして搬入され、クラースとアゴスが搭乗した「EMS-13 アッグジン」。アッガイをベースに月面決戦用に再設計された機体で、空冷式のジェネレーターを搭載することで空間戦闘にも対応している。作例は仲井望によるスクラッチビルドで、特徴的な球状の胴体や蛇腹状腕部など、ジオン公国軍の水陸両用MSの流れを汲むシルエットを再現している。
機動戦士ムーンガンダム⑩(角川コミックス・エース)
●発行元/KADOKAWA●748円、発売中●B6判●漫画/虎哉孝征、ストーリー/福井晴敏
■あぶれた月面決戦機
アッグジンはアッガイをベースに再設計された機体で、丸くてどこか愛嬌のある見た目ではありますが、本編ではシリアスな場面での登場となり悲しみを背負うこととなりました。製作はアッガイをベースに製作といきたいところですが、流用できそうなデザインではないので、いつも通りエポパテとプラ材を使用したスクラッチビルドです。とにかく丸みを出すのに苦労しました(汗)。
■塗装
主にMr.カラー、ガンダムカラー、ガイアカラーを使用。
紫1=パープル+クールホワイト+ウイノーブラック
紫2=クールホワイト+パープル+色ノ源マゼンタ
青=ライトブルー+色ノ源マゼンタ
グレー=MSグレージオン系
仕上げにフラットクリアーでツヤを整えて完成です。次回は重汎用MSとして進化したザクタイプのナンバリング機の予定です。お楽しみに!!
1/144スケール スクラッチビルド
EMS-13 アッグジン
製作・文/仲井望
ⓒ創通・サンライズ