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“新スタンダード”コンプレッサー「KALON(カロン)」がGSIクレオスのNEWブランド『Classy’n Dressy』より登場【月刊工具】

2022.11.10

月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。 月刊ホビージャパン2022年12月号(10月25日発売)

カロンのメイン画像

GSIクレオスの“新スタンダード”コンプレッサー登場

 毎回工具&マテリアルをピックアップしてお届けする好評連載「月刊工具」。GSIクレオスが新たに展開しているブランド「Classy’n Dressy」から新しいコンプレッサー「KALON(カロン)」をピックアップ。初心者でも簡単に扱えるとのことで、今回はその点にも注意していろいろ試しています。小さくまとまったシンプルな見た目で、従来のコンプレッサーにはない新しいデザインなのも要チェックなポイントでしょう。

083 Product_name Quiet Compact Compressor KALON
解説/けんたろう、月刊工具スタッフ

カロンとカロンエアブラシセットのパッケージ画像
▲コンプレッサー単体は青、エアブラシセットは緑のパッケージ

コンプレッサーKALON(カロン)
コンプレッサーKALON(カロン)エアブラシセット

●発売元/GSIクレオス●発売中●19800円(単体)、30800円(セット)

▼実際に使用している動画もチェック!


アクリジョン筆塗り専用とClassy'nDressy水性ホビーカラーの画像
▲ Classy’n Dressyブランドの塗料「アクリジョン 筆塗り専用」(各308円)と「Classy’n Dressy 水性ホビーカラー」(各286円)

「Classy’n Dressy」って何?

 読者なら誰もが知っているであろうGSIクレオスの「Mr.HOBBY」の姉妹ブランドとして誕生したのが「Classy’n Dressy」で、ハンドクラフト向けの塗料やツールを展開しています。ブランドは異なりますが、塗料の性能・性質はおなじみの「Mr.HOBBY」と同じなのでカラーシリーズのひとつとしてぜひチェックしておこう。

「カロン」の機能を隅々までチェック!

カロンエアブラシセットの内容物の画像
▲ コンプレッサー本体、エアホース、エアブラシスタンド、ACアダプターがセット。エアブラシセットではハンドピースも付属し、塗料を揃えれば塗装を始めることができます

吐出空気量:4.5L/min以上at40Kpa
使用時間:60分以内(60分以上の連続通電不可)
作動音:40dB以下(エアホース・エアブラシ接続時)
吐出口サイズ:PS(細)
サイズ:長さ135×横83.5×高さ85mm
重量:670g(本体)

カロンのスイッチ部分の画像
▲ コンプレッサー操作は側面スイッチのオンオフのみ。パイロットランプが青く光って、作動を示すとともにエアーの供給が始まります
カロンのエアホースの接続部分の画像
▲ エアホースの接続はPS(細)、エアブラシセットでは1/8(S)用ジョイントが付属しており、そちらを装着することでエアブラシと接続できます
プロコンBOY WAダブルアクション0.3mmの画像
▲ エアブラシセットに付属する「プロコンBOY WAダブルアクション 0.3mm」(13200円)。高品質かつスタンダードな0.3mm口径で、広い面の塗装から細吹きまで幅広い塗装が可能です

 軽量、静音重視で空気圧が弱くなってしまっているわけではなく、エアー圧も「Mr.リニアコンプレッサーL5」と同程度の性能となっています。連続稼働時間も1時間と充分。部屋の環境音より作動音が低い場合もあるくらいに音と振動が気にならないため、つけっぱなしには気をつけたいところです。本体が軽量でコンパクトなので作業スペースの近くにおいておけばスイッチのオンオフもしやすいでしょう

ハンドピースの画像

「プロスプレー」もピッタリ!

 同社から発売されている「プロスプレー」シリーズのハンドピースにも対応。スタンドの丸部分が同社の塗料サイズなので、倒れることなくしっかりと固定してくれます。エアホースの接続もPS(細)なのでそのまま取り付けることができます。

塗装性能をみてみよう

Impression

紙にエアブラシのエアーを吹きつけている画像
▲ エアーの力をチェック。数値としては安定して0.09~0.1Mpa程度の圧力が出ます。ボタンを押すとプシューという音とともに紙を飛ばすほどのエアーがでます
赤色の塗料を入れたエアブラシで直線をひいたり、ぐるぐるとした線をひいている画像
▲ 濃い塗料をエアー圧で押し出して吹くという方法には向かないため、一度に塗料をたくさん乗せようとはせずに、薄い塗膜を何回も重ねる塗装方法がおすすめ。ラッカー系なら塗料:溶剤が1:1.5、あるいはもう気持ち溶剤を増やすくらい。水性塗料だと塗料:溶剤が1:1.2程度が目安になります。希釈ができれば広い面も細吹きもこの通り
青色の水性ホビーカラーを吹きかけたスプーンを回数ごとに比較した画像
▲ 水性ホビーカラーを使用して4回に分けて薄い塗膜を重ねて塗装。1回ごとにしっかり乾燥を待つわけではなく、5分程度たったら重ね塗り。実際に複数あるパーツを塗装する際は1回目の塗装が1巡するころには2巡目に入れるくらいなので続けて作業できるでしょう
緑色の塗料をふきかけている画像
重ね塗りで緑色の塗料を吹きかけおえた画像

▲ 重ね塗りを基本に複数に分けて塗装すれば光沢色を均一にキレイに塗装することができます

“水滴対策”でさらに強力な塗装アイテムに!

Mr.エアーレギュレーター MkⅢ(圧力計付)の画像
▲ Mr.エアーレギュレーター MkⅢ(圧力計付)
Mr.ドレン&ダストキャッチャーⅡライト(エア調整機能付)の画像
▲ Mr.ドレン&ダストキャッチャーⅡライト(エア調整機能付)

 実際に「カロン」を使用して模型をひとつ塗装する際に気を付けたいのは「水滴対策」です。長時間稼働をしていると、エアー圧が安定していても内部で水が発生し、エアーに水滴が入ってしまうことがあります。こちらは湿度の影響もあるため、一概にどの程度使用していたらとは言えませんが、対策しておくことで長時間の使用でも水滴を心配することなく塗装することができるようになります。

カロンを使用して実際に塗装!

 青島文化教材社のザ・スナップキットシリーズ「ニッサン S30 フェアレディZ カスタムホイール(サファリブラウン)」(1870円、発売中)を使用してエアブラシセットで塗装してみます

How to use

Classy'n Dressy水性ホビーカラーの画像
▲ 今回は下地に「Classy’n Dressy 水性ホビーカラー」の「ブルースター」を使用。ツヤ消しのパステル調ブルーで塗装の下地にも向いた塗料になっています

ツヤ消しのパステル調ブルーをエアブラシでボディに吹きかけている画像
下地を終えたカーモデルのボディの画像
▲ ツヤ消しで隠蔽力が高いので1回の塗布でもしっかりと色が乗ります。2回重ね塗りすればパステル調のブルー下地が完成します
水性ホビーカラーのメタリックブルーをボディに吹きかけている画像
▲ 下地がしっかりできたら水性ホビーカラーの「メタリックブルー」でメインカラーを塗装。薄い青下地なので簡単に発色していきます。塗り残しや塗りムラが出ないよう奥まったところから塗っていきます

完成!

ニッサン S30 フェアレディZ カスタムホイール(メタリックブルー)
製作/けんたろう

完成したニッサンS30フェアレディZカスタムホイールの画像
▲ 最後は缶スプレーの「プレミアムトップコート光沢」(660円、発売中)を全体に吹いてツヤ感を足し、乾燥後にシールを貼ったら完成! 広い面積も細部でもキレイに塗装できるよくまとまった性能になっています

【塗装】

使用カラー:Classy’n Dressy 水性ホビーカラー、水性ホビーカラー
ボディ:ブルースター→メタリックブルー
サイドミラー:シルバー

まとめ

 カロンはパワーと、深夜でも気にせず使える静音、そして手元で運用できる軽さと、エントリーモデルにピッタリのコンプレッサーです。エアブラシセットならハンドピースがついてきてそのまま塗装ができるようになるのも良いところでしょう。水滴対策さえしてしまえば長時間の使用でも心配要素がない強力な塗装アイテムになります。GSIクレオスの新たな“スタンダード”となるコンプレッサーをぜひ試してみてください

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