旧キット「1/100 ドム」を成型色活かしでお手軽塗装!! ジェットストリームアタック(?)仕上げ! 【週末でつくる ガンプラ凄技テクニック 懐かしのキット編】
2022.08.12週末でつくる ガンプラ凄技テクニック 懐かしのキット編 月刊ホビージャパン2022年9月号(7月25日発売)
休日の空いた時間、誰でもできる簡単なテクニックで、お手軽にカッコいいガンプラを楽しんで作ってみよう! がモットーの連載企画「ガンプラ凄技テクニック」。懐かしのキット編第6回は「ジェットストリームアタック仕上げ」。伝説の作例である、月刊ホビージャパン1981年3月号の表紙モデル「ジェットストリームアタック」をモチーフに、大人気キットである1/100ドムを成型色活かしの部分塗装で製作してみましょう。
講師/林哲平
仮組みしよう
缶スプレーで部分塗装しよう
アクリジョンで塗り分けよう
モノアイをアニメ風に塗ろう
フィニッシュシートでラインを作ろう
水性ホビーカラーでウォッシング
column
隙間は見なかったことにしよう!
当時ものキットが再販されるたび、必ず真っ先になくなるキットがあります。ガンダムでもザクでもない、1/100ドムです。なぜなら、ジェットストリームアタックを再現するためには3機のドムが必須だからです。3機のドムを買ってホクホク顔で帰ってきて、さあ作ろう! とした途端に「同じプラモをなんで3つも買うの! 2個返してきなさい!」とお母さんに怒られて、涙を飲んで2機返却した……そんな話が伝わるくらい1/100ドムはガンプラの中でも特別なキットなのです。現在では曲面追従シートや水性エマルジョン系塗料など、ドム製作で悩んでしまうマーキングやトサカの赤を簡単に再現可能な素材が多く出揃い、成型色仕上げならば思ったより素早い製作が可能です。今こそ、モビルスーツにジェットストリームアタックを仕掛けるときではないでしょうか♪
BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット
MS-09 ドム
製作・文/林哲平
© 創通・サンライズ
林哲平(ハヤシテッペイ)
モデラーとしても一流の腕前を持つホビージャパン編集スタッフ。How toページを主に担当し、あらゆるジャンルの模型に精通している。