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ウェーブ「模型用瞬間接着剤」で瞬間接着剤の基本のキを学ぼう【工具&マテリアルガイド】

2022.05.20

「ウェーブ 瞬間接着剤」シリーズ 模型作りが楽しくなる工具&マテリアルガイド(2月21日発売)

ウェーブ「模型用瞬間接着剤」で瞬間接着剤の基本のキを学ぼう【工具&マテリアルガイド】

変わらぬ定番、ウェーブ「模型用瞬間接着剤」
瞬間接着剤の基本のキ

 模型製作ではプラセメントと同じくらい登場するのが「瞬間接着剤」。ここでは模型製作用瞬間接着剤の大定番!ウェーブから「高強度」「低粘速硬」「高切削」の3アイテムの基本性能をご紹介。瞬間接着剤の種類と性質を覚えて、素材とシチュエーションに合わせた効率のよい接着方法を選びましょう。


ザ・瞬間接着剤

瞬間接着剤×3G高強度 商品画像

瞬間接着剤×3G 高強度

●発売元/ウェーブ●495円(2g、3本入り)

Impression

高強度の瞬間接着剤の中身をポリエチレンの上に出した画像
▲ この「高強度」は通常の約2倍の引っ張りせん断強度を持った接着剤です。瞬間接着剤は、プラセメントに比べて硬化が早い分、衝撃や引っ張られる力に弱いのですが、この高強度はその弱点を強化したものになっています。高強度をポリエチレンの上に取り出した状態。液状ですが傾けても垂れない程度の粘度があります
高強度の瞬間接着剤の先端にノズルを装着した画像
▲ 付属のノズルを先端に装着しましょう。狙った部分への塗布がしやすくなります。透明なノズルなので、接着剤が可視化されて出し過ぎを防げるのもうれしいポイント
ノズルをつけた高強度の瞬間接着剤でパーツに接着剤を塗布している画像
パーツをくっつけた画像

▲ パーツの接着面に対して、接着剤は点で付けるように塗布します。出し過ぎるとパーツ同士をくっつけたときにはみ出てしまったり硬化が遅くなったりするので注意

サラサラ低粘度&高速硬化タイプ

Impression

瞬間接着剤×3S低粘速硬 商品画像

瞬間接着剤×3S 低粘速硬

●発売元/ウェーブ●495円(2g、3本入り)

瞬間接着剤の中身をポリエチレンの上に出した画像
高強度と低粘速硬の比較画像

▲ 「低粘速硬」は高強度と同じく液状タイプ。両方出して傾けてみると分かりますが、低粘速硬はとてもさらさらして流れやすくなっています。この“さらさら”がポイントです

ノズルをつけた低粘速硬の瞬間接着剤でパーツに接着剤を塗布している画像
▲ 低粘速硬は、このさらさらという特性を利用して、主にパーツの隙間への流し込みで使用します。とても流れやすい分広がりやすいので、指などにつかないよう注意
パーツの合わせ目処理の削り出しを行っている画像
▲ 硬化は高強度よりも早く、少し待てば完全硬化するので、すぐにパーツの合わせ目処理のための削り出しを行うことができます

どっちを選ぶ? 高強度&低粘速硬
両タイプでプラ板を接着、硬化の早さと強度をチェック!

How to use

ノズルをつけた高強度の瞬間接着剤をプラ板に塗布している画像
パーツを貼り合わせている画像

▲ 高強度タイプは、接着するパーツの片方にだけまんべんなく塗布して使用しましょう。塗布する面は、パーツ面積が小さい方を選択しましょう。接着後はほんの数秒で動かない程度に固定されます

垂直に貼ったプラ板を指で曲げている画像
▲ 5分ほど待ち、完全に硬化してから垂直に貼ったプラ板を曲げて接着面の強度を確認。プラ板自体がしなるほど接着面ががっちりとくっつきました
ノズルをつけた低粘速硬の瞬間接着剤をプラ板に塗布している画像
▲ 次に低粘速硬タイプ。さらさらしているので、接着面に塗布するのではなく、先に接着するプラ板同士を合わせて隙間にノズルを当てて流し込みます。すると一瞬で流れ込みすぐに固定されます。高強度よりもだいぶ早く感じます
垂直に貼ったプラ板を指で曲げ剝がれてしまった画像
▲ 低粘速硬はすぐに硬化しましたが、高強度タイプと同条件にするため5分後に接着面の強度を確認します。高強度のようには粘らず途中で接着面が剥がれました

2タイプの特徴を比べてみましたが、接着後に強度が欲しい場所には高強度を、パーツの合わせ目消しなど、接着後の強度よりも作業の速さを優先したい場合は低粘速硬を選択するのがよいでしょう

硬化後の加工に特化した高切削タイプ

Impression

瞬間接着剤 高切削・ジェルタイプ【透明】 商品画像

瞬間接着剤 高切削・ジェルタイプ【透明】

●発売元/ウェーブ●715円、5g

高切削・ジェルタイプの瞬間接着剤の中身をポリエチレンの上に出した画像
▲ 高切削・ジェルタイプは角が立つような高い粘度を持っています
楊枝を使ってパーツにジェルタイプ接着剤を盛っている画像
▲ パーツ同士の接着よりも、流し込みでは対応できない隙間埋めであったり、穴を埋める作業などに向いています。穴を埋めたい場合などは、埋めたい部分に直接盛るだけでOKです
硬化後のパーツをヤスリがけする様子の画像
▲ 乾燥時間は盛った厚みの分長くなります。硬化後はナイフでの切削もヤスリがけも容易で簡単に加工することができます
ジェルタイプ接着剤のキャップと塗布口の画像
▲ ジェルタイプの接着剤は使用後にキャップを閉じる際に注意が必要。塗布口に接着剤が残ったままだと、次に使う時に固まってしまうことがあるので、出し切る、または塗布口をきれいに拭いてからキャップを付けましょう

瞬間接着剤をさらに早く硬化

瞬着硬化スプレー 商品画像

瞬着硬化スプレー

●発売元/ウェーブ●715円、17ml

 瞬間接着剤の硬化時間をさらに短縮するのが硬化促進剤です。特に高切削タイプを塗布した面や、隙間を埋めた部分などに塗布するとすぐに硬化し、その後のヤスリがけなどの作業が時短できます。パーツの隙間や、パーツが欠けてしまったときに、すぐに対処できるようになるブーストアイテムです。

瞬間接着剤の保管方法

透明瓶にいれた瞬間接着剤を乾燥剤をいれたケースに保管している画像

 瞬間接着剤はそのまま放置してしまうと中身が固まって使えなくなってしまうことがあります。乾燥材の入ったパッケージに戻したり、専用の保管場所を作ったりしておきましょう。
 高強度タイプや低粘速硬タイプの保管で大切なのは、塗布口を上にして立てた状態で保管すること。そうすることで塗布口に接着剤が溜まり、そこが固まって使えなくなるといったことがなくなります。こまめに使うのであればノズルを付けたままでも、乾燥材がなくても問題なく、小さなビンなどに立たせておくとすぐに使用できて便利です。
 3日以上使わない場合は乾燥剤の入ったケースなどに入れておくとよいでしょう。

まとめ

 “模型用瞬間接着剤の定番”であるウェーブの瞬間接着剤3種を紹介しました。ご紹介した3種で瞬間接着剤の特性はほぼ理解できると思いますが、この他にもプラスチックの白化を抑えるものや、色付きで塗布した跡が分かりやすいものなどもラインナップされています。模型製作に慣れれば慣れるほど手放せないマテリアルになりますので、まずは模型店で入手しやすいこのシリーズで瞬間接着剤の特性を理解して、さまざまなシーンで活躍させてみましょう。


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