ガンプラ製作テクニック!ミキシングで無印版ジムを作ろう!!オリジン版ガンダム×ジム インターセプトカスタム
2022.04.15RGM-79 ジム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2022年5月号(3月25日発売)
らいだ〜Joe流 お気楽ミキシングでジムを作る!
月刊ホビージャパン2022年4月号の特集も記憶に新しい“ミスターお気楽モデリング”こと、らいだ〜Joeが今回はミキシングと得意のお気楽モデリングでRGM-79 ジムを製作。その工作ポイントをらいだ〜Joe自身の解説でご覧いただこう。
傑作キットから作るかっこいいジム!
押入れにストックしてあったジム系キットの箱を開けてパーツ構成を確認すると、プレミアムバンダイのとあるキットを使えば胸部の改造だけで無印ジムさんを作れる! と感じだったのですが、限定キットを使うのはなんだか反則技のように思えてきたので、市販キットのニコイチで進めて行くことにします。使用キットは「HG RX-78-02 ガンダム (GUNDAM THE ORIGIN版)」と「HG ジム・インターセプトカスタム」。基本的に上半身をガンダムから、頭部と下半身をジム・インターセプトカスタムから選別です。
解説・途中写真/らいだ〜Joe
HG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2530円、発売中●1/144、約13cm●プラキット
HG ジム・インターセプトカスタム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●1980円、発売中●1/144、約13cm●プラキット
●頭部
●胴体
●フロント・アーマー リア・アーマー
●脚
●肩アーマー
■まもなく発売? との予想から数年…? 無印ジム
近年最高傑作キットと世間が騒ぐ(私だけ?)HGガンダム (GUNDAM THE ORIGIN版)。その派生キットとしてさまざまなジムのバリエーションがキット化され、新しいフォーマットで設計されたジムシリーズはどのキットも秀作揃い。そんな中、リリースされたキットの展開・パーツ構成を見ると、「普通のジムももうすぐ発売かな〜?」と否応なく期待が膨らんでいました。が! キリンさんのように首を長〜くして待っていたのですが、一向にリリースの気配がなく…。それなら「自分で無印ジムさん、作ってしまおう!」と、いうことで手が動いてしまったのです。
■改造はあくまでもお気楽に
できる限りキットのパーツを活かしながら、お気楽改造で造っていきます。ジム最大の特徴(?)である胸部はコックピットの凹凸をエポパテを盛ってヤスリがけで形状出しを行いました。その他のパーツは余分な凸ディテールをヤスリがけで排除し、瞬着パテで余分な凹ディテールを埋めています。また、肩の形状も普通のジムに近づけるために余分な角をニッパーで切断しました。一番弄ったのは腰パーツですね。作り方は上の記事をご覧ください。
■塗装もお気楽水性カラー
塗装もやっぱりお気楽に行きます。赤部分はガンダムカラースプレー SG12 MGサザビーレッド。ジムならではの緑がかった白は水性ホビーカラー H31 ホワイトグリーン一瓶に、H26 デイトナグリーンを5滴ほど混ぜたものを下塗りし、乾燥後にホワイトグリーンを上塗り。最後に缶スプレーのプレミアムトップコートつや消しでコーティングしました。
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)& ジム・インターセプトカスタム 使用
RGM-79 ジム
製作・文/らいだ〜Joe
©創通・サンライズ
らいだ〜Joe
模型製作の時短と低コスト化を目指す“お気楽モデリング”を提唱するキャラクターモデラー。著書である「ビギナーでもうまくいく! ガンプラお気楽製作ガイド」も好評発売中!