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プラスチックが錆サビの鋼鉄に変化!水性ホビーカラーでの「塩ケープ剥がし法」【お気楽ガンプラテクニック】

2022.03.20

お気楽モデリング応用編 お気楽汚し サビEX 月刊ホビージャパン2022年4月号(2月25日発売)

プラスチックが錆サビの鋼鉄に変化!水性ホビーカラーでの「塩ケープ剥がし法」【お気楽ガンプラテクニック】

動画はこちら


プラスチックを錆サビの鋼鉄に! 水性塗料で塩ケープ剥がし

 実際に塗膜を剥がして使用感・経年劣化感を表現する剥がし塗装。一般的には下地塗装の上にシリコーンを吹き付け、さらにその上から塗装を行う「シリコンバリア」が有名です。この技法は塗膜の厚さやタイミングなど、なかなかの高等テクニックと言われていますが、整髪スプレーと岩塩を使った「塩ケープ剥がし法」でお気楽に再現できるのです。でも、その多くはラッカー系塗料を使ったもの。らいだ〜Joe式お気楽製法では、水性ホビーカラーを使ってこれを実践しています。
 ということで、あっという間にプラスチックを錆サビ鋼鉄に変えてしまう「塩ケープ剥がし水性版:お気楽汚し サビEX」を楽しんでみましょう!

まずは下地処理から始めましょう!

▲はじめに下地塗装として水性ホビーカラー H-84 マホガニーを吹き付けます。塗装が剥がれて下地の鋼鉄がむき出しになった感の表現にピッタリの色なのです

▲マホガニーが完全に乾燥すれば、次は「ケープ」の出番です。整髪剤のケープってシャンプーで簡単に落ちますよね? そうなのです! スプレー整髪剤って水性の糊みたいなものなのです。マホガニーを塗ったパーツ全体にケープをしっかり吹き付けます。間髪入れずに次の工程へ!
▲︎食卓からちょっとだけ拝借。岩塩をミルでガリガリガリ…。ミルで挽くことによってランダムな粒が出来るのです

▲︎まだ乾いていないケープの層に挽いた岩塩をパラパラパラ♪

▲エッジ部分やガッツリ塗装を剥がしたい箇所(可動や戦闘で塗装が剥がれる箇所)を狙って、岩塩を打ち付けます。ケープがまだ乾いていないので岩塩はパーツにくっついてくれます

▲ケープが乾燥すればその上から本塗装に入ります。ぼってり厚く吹き付けるのではなく、できる限り薄い塗膜になるよう、数回に分けて吹き付けましょう
▲本塗装が乾燥したらパーツを水に浸け込みます。10〜20分程度は浸け込んでおきましょう

▲水に漬け込んだパーツを取り出すと、浸透圧で岩塩が溶けているのが分かります。これを指で擦ってやると、浮いた塗料がボロボロを剥がれていくのです。ワイヤーブラシを使うことにより、さらに自然な塗装剥がしができるようになります

▲かなりボロッボロの状態になりました。剥がれ方が足りない部分は、無理に剥がそうとはせずに焼鉄色やマホガニーを使ってスポンジポンポンで表現を追加してOKです

ウェザリングパステルで一気に錆サビに♪

▲続いてはGSIクレオス ウェザリングパステルセット2の出番です。チャコールブラック:1、ラストオレンジ:2、水:5、木工用ボンド:1程度の割合で塗料皿に取り出し撹拌します。水性ホビーカラーのうすめ液を使って溶かしたりペースト状にしてから使う方法が一般的ですが、今回は水性カラーで塗装したものですのであまりオススメ出来ません

▲平筆でべったり塗ってティッシュでポンポンと水分を吸収します。乾燥すればいい感じの錆サビになりますよ♪ 塗り過ぎたかな? という箇所はメラミンスポンジで擦って調整できます

▲ワンポイント的にラストオレンジを擦りつけていきます。この時、極少量の水と木工用ボンドを筆に付け、ラストオレンジを拾ってボンドごと擦りつける感覚で行ってみてください

▲パステル溶剤が乾燥したら、軽く「プレミアムトップコート つや消し」でコーティングして塗装面を保護しましょう
▲内部パーツも同様にウェザリングペーストでガッツリ汚します。その前に、凹モールドにリアルタッチマーカー ブラウン3をガッツリ塗っておけば、コントラストが効いていい感じになります
▲内部パーツは焼鉄色で塗装していますので、ラストオレンジを少し多めに混合した溶剤を準備します

▲本体と同様、パステル溶剤をドバっと塗って、ティシュでポンポン水分吸収
※写真でも分かるように、パステルは完全溶解せず、少し粉が浮いているくらいの混ざり方でも大丈夫なのです

▲同様の方法で内部パーツをすべて錆サビにしました。このサビ作業、楽し過ぎてついついやり過ぎてしまうのですが、乾燥後にメラミンスポンジで調整できますので、大胆に行っても大丈夫です

▲ということで、錆ザビアッガイが完成しました。各部の仕上がりは下で紹介する全体画像でじっくりご確認ください

MSM-04 アッガイ

 今回はガッツリ汚しなので、ランナーごと塗装をしてゲート跡処理も一切していません。ゲート跡も立派な傷のひとつとして表現してしまうのです。普通の運用をしていたら、こんなに錆サビになることは無いのでしょうが、表現を楽しむひとつの方法としてご紹介させていただきました。
 表面に使う色によってもサビ感が異なりますが、よもぎ色(ザクっぽい薄い緑)などもマホガニーとの相性がいいので、ぜひいろいろな塗装色で楽しんでいただければと思います。この方法も、使用するのはすべて水性なので、ニオイも気にせず本当にお気楽に実践できますよ♪
※パステルを使うときは必ずマスクを着用し、新聞紙やマットを用意してその上で作業を行いましょう。何もひかずにパステルを使うと、テーブルの上がとても汚れてしまいます。そうなると、間違いなく嫁に怒られます…。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードユニバーサルセンチュリー”

MSM-04 アッガイ

製作・文/らいだ〜Joe

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©創通・サンライズ

らいだ〜Joe

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