メイドロイド製作のポイントを開発担当者に直撃!
Tony×マックスファクトリーによるプラキット企画『ギルティプリンセス』の情報をご紹介する本コーナー。2022年のスタートはプラモ初めということで、メイドロイドたちの組み立てポイントを、マックスファクトリーの開発担当者が伝授してしてくれたぞ! メイドロイドシリーズも出揃い、これから組み立ててみようという人も、メイドロイドをおかわりしちゃおうかなという人にとっても、すごくためになるコツが満載だ! それでは2022年のギルティプリンセス、スタート!
教えてくれる人
マックスファクトリー企画部/I.G.坂井
figmaなどフィギュアを中心に担当している入社9年目。プライベートでもプラモが大好きだが、商品開発はギルプリが初。釣りやキャンプも大好き。
かわいいあの子を傷つけない! パーツは「2度切り」で
▲︎パーツを切り出すときは、まずはゲートを残し気味にしてカットし2回目でゲートを完全にカットする。こうするとパーツを傷つけることなくきれいに切り出せる
頭部組み立てのポイント!
▲髪の毛のパーツの内側にゲートが残る。ここはデザインナイフできれいに除去しよう。ゲートが残っているときれいに髪のパーツがはまらない
▲フェイスパーツにきれいに髪を取り付けることができた。説明書ではこの後に耳と前髪をつける指示になっているが、その前に
耳のフチパーツを先に取り付けよう!
▲説明書では耳の基部を頭部にはめ込んでから、耳のフチをつけるようになっているが、先にフチのパーツ(S1、S2)を基部にはめてからのほうが圧倒的に組みやすいぞ!
▲ご覧の通り、ぴたっと後ろ髪パーツにフィットした。ぜひこの手順で組み立ててみよう
接着推奨パーツには「流し込み接着剤」を使おう!
▲メイドロイドはパーツが取れやすい部分は接着推奨となっている。ここでは「流し込み接着剤」という超便利アイテムを使おう
▲接着したいパーツとパーツの間に、フタにセットされた筆先をチョンと置くだけで接着できるぞ。手も汚すことなくしっかり固定できた!
軸をカットして嵌合を調整
▲︎手首や足首関節など固い部分は軸を少しだけカットしてあげると渋みを調整できる。こちらは手首の前腕側の軸1〜2mmほどカットしてみた
▲︎ペンであたりをつけて、1度で切らず2回くらいに分けてカットすると失敗も少なくなる。よく切れるニッパーを使用することもポイントだ
▲︎足首の軸。こちらは靴側に刺すほうが少し硬いようだ。ここも1〜2mmほど軸をカットした
▲︎背中のリボン飾りとサイドスカートを支えるジョイント。リボン側に差す軸の嵌合が固いので、同じく1〜2mmほどカット
袖のフリルは肩の軸に通そう
▲肩のフリルは説明書では胴体側につけて軸を通す組み順になっているが、こちらは肩の軸に取り付けたほうが組み立てやすい
展示ベースのアームの軸調整
▲付属の台座を使うときは、この延長パーツを忘れずに使おう。ポーズ付けが格段にやりやすくなる
メイドロイド・ミャオ
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●6800円、発売中●約16cm●プラキット
年も明けて2022年もギルプリ頑張っていきますよ~って感じでメイドロイドのアレンジ案をいろいろ考えている中、以前のコラム内でそろい踏み登場していたメイドロイド達の中からアライグマメイドのラクエルちゃんをクローズアップして描いてみました。洗濯係で武器は布団叩きを持たせると魔法のステッキみたいで可愛いかなと思ったり。耳と尻尾変えるだけでけっこう印象が変わるのでいかがでしょう?
みなさんも色々試してみてくださいね。
ⓒMAX FACTORY・Tony/Guilty Princess