『アリス・ギア・アイギス』金潟すぐみ キットレビュー【Rikka】
2021.10.31ガネーシャに続く大型アイテム登場! 追加アイテムをプラスしてより豪華に
メガミデバイスにて展開される『アリス・ギア・アイギス』プラキットシリーズ。次なる完全新規アイテムとして、アクトレス兼女子大生原型師・金潟 すぐみが発売となった。鳥を連想させるボリュームあるギアをシャープに再現、白・黄・黒から成る複雑なデザインも可能な限り色分けされている好キットである。レビューを担当したのは彼女のファンでもあるRikka。おおよそ手を付ける点のないキットに、プラスで追加パーツを製作しバリューをアップさせた。2021年11月には再販も決定しているので、ぜひ入手してみんなで組むっスよ!
■金潟 すぐみ、行きまス!
『アリス・ギア・アイギス』より待望の最最最の最推しアクトレス「金潟 すぐみ」がとうとう発売となりました。思い返せばワンフェス2019夏での発表時から待ち焦がれておりまして、ついに!という感じで感無量です。
大型のトップスギアが装備されているので外箱はかなり大きめ、そのぶんボックスアートが大きく見られて得をするので満足度が高いパッケージです。ギアには特徴的なラインが入っていますが、これらのほとんどが別パーツで色分けされているという驚きの仕様です。塗り分けにも大変助かります。
それでは製作に行ってみましょう。
すぐみ「しょうがない、手伝いましょうかー」
■この技を試す時が来たっスね!
製作については、上記色分けパーツをツライチで平面出し、トップスギアの展開する中央の羽部分だけ合わせ目消しをしております。
素体に関してスカートを含む腰部分が3層の組み上げ方式なので、各パーツの合わせを目消してから組んでいけるように後ハメ加工をしています。
パーツ数はそれなりですが工作をしていく部分は少なく、組み上げていくだけで十分に満足できるクオリティです。突き詰めていくと塗装の塗り分け箇所が多くなっていくので、そちらに注力して仕上げていく形になると思います。
■塗り潰してやる~~~!
白部分はミクホワイト、黒はカーボンブラックマット、山吹色部分はピンクサフ→エヴァイエローを基本色とし、フレームはブラウン系グレーなどで調色しました。
金は光沢黒→スターブライトゴールド、ショットギアのシルバーはプレミアムミラークロームを使用しています。
基本的にはパーツごとに塗り分けてから組み付けていけばほとんどの箇所は問題ありません。
太もも裏の発光部分は丸く抜いたミラーフィニッシュシートを貼り付けてからパーツを取り付け、ギガヴォルテキャノン等のエフェクトパーツはスターブライトゴールドをふんわりかけています。
各ウイングの裏はフレーム色を塗るために一生懸命マスキング、これがそこそこな箇所の量で大変ですが、エナメル塗料を吹いて拭き取っていく方式を取ればもう少し工数が減りそうかなと思います。
かくして非常に満足度の高いキットが完成となりましたが、塗装工数が多いのは免れないと思いますので全塗装に挑む各隊長方はぜひとも乗り越えてほしいですね。
コトブキヤ ノンスケール プラスチックキット“アリス・ギア・アイギス”
金潟 すぐみ
製作・文/Rikka
アリス・ギア・アイギス 金潟 すぐみ
●発売元/コトブキヤ●10450円、発売中、11月再販予定●約18cm(台座含む)●プラキット
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