HOME記事ガンダム【オラザク選手権ヒストリー】理想とするザク像をひたすら追求し、確かな工作技術で表現した「PGザク ファットバージョン」(作/田中昌樹)を振り返る【第10回大賞(2008年開催)】

【オラザク選手権ヒストリー】理想とするザク像をひたすら追求し、確かな工作技術で表現した「PGザク ファットバージョン」(作/田中昌樹)を振り返る【第10回大賞(2008年開催)】

2026.10.11

大賞作品と振り返る「オラザク選手権」ヒストリー Part.1  月刊ホビージャパン2026年11月号(9月25日発売)

2007年 第10回

月刊ホビージャパン2008年1月号掲載
応募総数998点

PGザク ファットバージョン 正面
▲派手さやインパクトに目がいきがちな模型コンテストですが、本作はそれ以上に構成力や工作技術、塗装テクニックといったガンプラ製作に必要な要素が高いレベルで結実している点が高く評価されました

BANDAI SPIRITS 1/60スケール プラスチックキット 
“パーフェクトグレード”ザクⅡ使用

PGザク ファットバージョン

製作/田中昌樹

 第10回という節目の年。大賞を獲得したのは田中昌樹さん製作の「PGザク ファットバージョン」。第3回以来となるザクそのものをモチーフにした作品の受賞となりました。しかしモチーフがシンプルであればあるほどあなどれないのがオラザク選手権! よく見ればそのパーツのほとんどに手が加えられていることに気付くはずです。この自身の理想とするザク像をひたすら追求するという実直さ、そして見事に立体でそれを表現する確かな工作技術は実に“オラザク”らしいと言えるでしょう。また、巨大感を演出する多彩なウェザリング表現も、モデラー審査員を中心に高い評価を集めたポイントでした。

[審査員]
一戸寛
上原みゆき
川口克己
木村直貴
森田彰啓(サンライズ)
田村烈/松本結花(創通)
野田啓之
西澤純一(バンダイ ホビー事業部)
MAX渡辺
山田卓司
(敬称略、社名は当時のもの)

月刊ホビージャパン2008年1月号 表紙
PGザク ファットバージョン ポージング
▲塗装はシルバーを下地にエナメル塗料の白でグラデーション塗装を行い、ツヤ消しクリアーで塗装面を保護したあとにかなり薄めたエナメル塗料で着色。独特の絵画的仕上がりも魅力です
PGザク ファットバージョン 胸部
▲装甲は全部太らせたというがっちりとしたプロポーションはPGのサイズ感も相まって迫力十分!

第10回はオラザク史上最多の8部門!!


月刊ホビージャパン2008年1月号 内容

 今大会は定番の「ガンプラ部門」「ガンプラLOVE部門」「ディオラマLOVE部門」「ジュニア部門」に加え、「U.C.HARD GRAPH部門」「キミにもできる! 部門」「サブメカニクス部門」「ガンダムコレクション部門」を新設。なかでも塗装表現のみに評価ポイントを絞った「キミにもできる! 部門」は注目を集め、全部門でも3番目に多い115点の応募がありました。また、一次審査通過者には「HGUC MS-09リアルタイプドム」が贈られました。


\過去のオラザク選手権大賞作品はコチラ!!/

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