HOME記事その他HJプロモデラー+αによる「ELECOM×M.A.P.P. 士郎正宗デザインマウス」の未塗装サンプルを使用した作例を大掲載!【静岡ホビーショーにて展示予定】

HJプロモデラー+αによる「ELECOM×M.A.P.P. 士郎正宗デザインマウス」の未塗装サンプルを使用した作例を大掲載!【静岡ホビーショーにて展示予定】

2026.05.08

ELECOM×M.A.P.P. 士郎正宗デザインマウス HJプロモデラー+αによる塗装作例を大掲載!【エレコム】 月刊ホビージャパン2026年6月号(4月24日発売)

ELECOM×M.A.P.P. 士郎正宗デザインマウスHJプロモデラー+αによる塗装作例を大掲載!

 これまでもご紹介してきた、エレコムのマウスプロジェクト「M.A.P.P.(THE MECHANICAL DESIGNERS ACCELERATE THE PERIPHERAL PRODUCTS)」復刻計画。 今月は発売直前記念として、エレコムから特別に組み立て前の未塗装サンプルを提供いただき、本誌が誇るプロモデラー達に自由に塗ってもらった。また、今回の製品パッケージデザインを手掛けた「えびる」さんも特別参加。自由気ままな士郎正宗デザインマウスを楽しんでほしい。

※本作例は、特別に外装パーツのみを使用してモデリングしたものです。販売されている製品自体を分解・改造することはメーカー非推奨であり、保証の対象外となります。

士郎正宗 復刻デザインマウス/Bluetooth
M-SHIROW1BK(ブラック)
M-SHIROW1SC(ブルー)
M-SHIROW1WH(ホワイト)

●発売元/エレコム●各12800円(店頭実勢価格)、5月下旬予定
●約6.7cm×約10.6cm×約3.8cm●対応OS/Windows11/10、Android 16、macOS Tahoe26、iOS26、iPadOS26、ChromeOS

●全3種●購入ページ/https://www.elecom.co.jp/r/s840
※家電量販店での予約は、エレコムのリリースをご確認ください。


士郎正宗氏インタビュー

■発売にあたって
 マウスの第2ラウンドがあるとは思っていなかったので、今回再販の機会を頂き大変にありがたく、感謝しています。ただ、時代に合わせて有線が無線になったりボタンが増えて形状を変更した部分があったり“前回とまったく同じものの再販”ではなく“進化版”なので、これはこれで何らかの形で、誰かの役に立ったり、楽しんで頂ければ良いなと思っています。

■ユーザーへの注目ポイント
 今回、無線になったことで、コードに縛られず自由に動けるようになった反面、うっかり机上から払い落としてしまわないようご注意ください。ボタンが増えたぶん、左側面の形状が変わりましたので、新たな親指グリップ感になっています。

■ブルーのイメージやモデル
 僕関連で明るいスカイブルーと言えば連想するのは「タチコマ」。他の2種が銀と、黄色&黒でなくてすみません(笑)。が、実際にはタチコマブルーはもう少し色相環を周動し燻んだ青色で、このマウスは無線になったことから来るイメージ「軽快さや新しい爽やかさ、サイバー系のロゴスっぽさ」由来で明るいブルーが選択されています。個人的にはニューヨーク市警察ブルーよりフィラデルフィア警察ブルーに近いかな、とか思ったり思わなかったり……。(2026年4月収録)


士郎正宗氏のコメントを添えてモデラー作品一挙掲載!!

製作/野田啓之

 以前のモデルを使ってた時も、とても手にしっくりと馴染む感覚があって気に入ってたので、今回のリニューアルモデルの発売をとても喜んでる1人です。今回の企画に参加させていただくにあたり、私の大好きな『スター・ウォーズ』色仕上げてOK!と聞いてレイザークレスト風仕上げでいくか、ミレニアム・ファルコン風でいくかを決めるのに3日ほど悩みましたが……、結果今回は「ミレニアム・ファルコンのパクリじゃねーか!(笑)」的仕様で仕上げました♪(野田)

▲内部にLEDを仕込んで発光ギミックを追加。機銃は他のキットから流用。小型磁石で接続可能に

【士郎正宗氏コメント】

 『スター・ウォーズ』風と言っていいのだろうか。複雑な曲面に直線を当てていくのは大変だと思うのだが、プロだとそういうのは当然のように処理できるのだろうか……。このマウスは使用時に内部のLEDの光が部品の隙間から漏れ出て見える、という想定になっている。なので、照明を落として光らせると、この改造が一層引き立つのではないかと思う(このテの推測は実際にやってみないと良い効果が得られるか、そうでもなかったな、というふうになるかわからないので明言はできないのだが……)。大学生時代に友人が大きめのミレニアム・ファルコンをかなりいい感じに仕上げていたのを思い出す。


製作/小澤京介

【士郎正宗氏コメント】

 WWII ドイッチュのAFV風味マウス……シボの箇所はこのドットをマスキングで別塗装したのだろうか、これは余人卒倒の作業だな……。左前方の半円状の凹み部分は元のマウスがもっと深く抉れていればタイヤかクロウラーが入る場所にできたかもしれないが…… (陳謝)。この部分に移動で発生する泥跳ねが描かれているなど細かな配慮が嬉しい。ダヴィンチの戦車がそのまま一輪車に進化したらこんな感じになったかも?


製作/木村学

【士郎正宗氏コメント】

 今回のマウスのラインナップは、白・黒は定番として外せない、もう1色をどうするか、となった際に、「水色」と「マンガ(スクリーントーン)を連想させる大きめのドット」という、普段あまりしない選択がなされたので、そのため一時期基本ラインナップに含まれることも少なくなかった「シルバー」が存在していない。それが、仮に存在していたら、こんな感じになっていただろうな。あと、ブラウンでちょっと「大人の高級文具」みたいなイメージだろうか(ブラウン部分が革張りを連想させるから?)。個人的には今の作業机が事務用金属製から木製リビングテーブルになっているので似合いそう。銀部分の反射も抑え気味なので作業時にはありがたい(手元に頭上の照明器具のハイライトが反射するのが苦手なので)。


製作/コジマ大隊長

【士郎正宗氏コメント】

 ホイールの回転感覚は人によって好みがあると思うが、僕個人はリニアにズルッと回るよりも、ギヤを噛むような手応えがあるほうがなじみがある。もしそれを形に変換して表現すると、こんな感じになるのだと思う。僕はモデリングの専門家ではないのだが、それでも昔は模型雑誌などを見て塗料にパテや小さなゴミを混ぜたり、鉛筆の芯を削って混ぜて、紙で磨いて金属っぽさを出そうとしたことがある(僕のは素人作業なのでそう簡単にうまくはできないのだが・笑)。この白いドットを見ていると、どういうわけかメカというより古無脊椎動物類の化石を連想する……それだと、このホイールはくるっと巻いた大きな付属肢のようにも見えてきて興味深い。


製作/NAOKI

▲使用感を強調した巧みなウェザリングに注目!

【士郎正宗氏コメント】

 個人的には「白黒に赤トサカ」だと「警察っぽいイメージ」を感じて赤色警光灯に該当する部分をクリアーにして内部の光を使うかどうするか迷うところかな? 文字類をかっこよく入れていただいているのですごく今どきのSFっぽい印象がする。左右のボタンの指が当たる箇所やエッジの塗装が剥げている部分の使い込んだ感じが、このまま映画のプロップに使えそう。この赤い部分の丸を押したくなるのは僕だけ? ELと02の表示ありがとうございます。


製作/清水圭

▼さまざまなデカールをコラージュしてスタイリッシュにアレンジ

【士郎正宗氏コメント】

 今回のマウスの特徴のひとつに右ボタンのドット模様(シボ・皺)があるのだが、その箇所をシボではなく塗装で超強化するとこうなるという感じだろうか。僕の世代だとこういった企業マークやロゴシール貼りをしてあるような状態のモノを見ると、つい大友克洋氏の『アキラ』に登場する「金田のバイク」を連想したり、プロスポーツのアスリートや競技具を想像してしまうので、いやが上にもかっこよく見える。「昭和の人」としては旅行鞄や冷蔵庫も連想するので、フタを開けたら中に何か入っていそうな気もする(陳謝)。


製作/えびる

▲人工知能搭載多脚思考戦車:Type M.A.P.P.“マプコマ”とのことで、ロジコマなどをイメージした作品

【士郎正宗氏コメント】

 これは……「エレコマ」さん? 手足の角ばっているイメージはロジコマに近いかな? 手足と口(?)が可動だといろいろポーズを変えて楽しめて良いと思う。これはもしや目の周りにある「コの字型のバー」も動くのかな? 背中中央部が盛り上がっているので、カブトムシよりも掴みやすいのではないだろうか。 コードレスマウスなので、マウスを使いたい時にこんなふうに手足が生えて、自分でキーボードの脇に出てきてくれるとありがたい。一定時間使っていないとうろちょろし始めるとかだったら困るな……でも楽しい。

【士郎正宗氏コメント】

 『ガンダム』風……かな? 中央部品に3つの小さな穴があって「あ、タチコマの目だ」 という箇所が、以前にエレコムさんとのミーティングの席でもその話は出て、「そうそう、そこはそれだよね」という感じだ(笑)。この度のマウスラインナップではスカイブルーが選択されているが、個人的に普段好きな青系といえば、こうした青紫系に寄った、深い晴天の青なのだ。 2色のグレーで抑えてあるのもシルエットが目を剥かないので嬉しい。隙間からちょっとだけ見えている黄色部分も変化に寄与してて仕事ぶりが丁寧な印象がする。これも内部が光った時にはまた違った感じに見えて楽しいかも。


▷COMMENT

 モデラーの皆さん、発売記念の塗装&改造マウス、ありがうございました。当方、楽しませていだきました。皆さんにも読者諸氏にも楽しんでいただけていれば良いのですが……。久しぶりに自分でもまた何か塗装や改造モデルをしてみたくなりました(実際には各所から「仕事しろ!」とお叱りを受けるのでできませんが……笑)。士郎正宗

士郎正宗さんのイラスト

士郎正宗(しろう・まさむね)

 漫画家。1985年『アップルシード』でメジャーデビュー。2026年7月より代表作『攻殻機動隊』の新作TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』が放送開始予定。

ここに掲載した作例は、第64回 静岡ホビーショー ホビージャパンブースにて展示予定!

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© 士郎正宗/講談社 © 2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE © 士郎正宗・講談社/攻殻機動隊展Ghost and the Shell製作委員会

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