『境界戦機』コミックス第2巻、第3巻
11月28日同時配信開始!!

　SUNRISE BEYONDとBANDAI SPIRITS のタッグによって2021年に放送されたオリジナルロボットアニメ『境界戦機』。そのコミック版がホビージャパンウェブで連載され、2024年9月に堂々の完結を迎えた。現在、第1話から6話までを収録したコミックス1巻が発売中で続刊が望まれていたが、このたび第7話から15話を収録した第2巻、第16話から24話を収録した第3巻が電子書籍版として11月28日より同時配信されることが決定。田口央斗氏によって描かれる、アモウ、ガシン、シオン、そしてMAILeSケンブの活躍をぜひコミックスでご覧いただきたい。ホビージャパンウェブでは第1話から3話までを無料で読むことができるので、まだご覧になっていない方はぜひ!!

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『境界戦機』の世界

　西暦2061年。経済政策の失敗や少子高齢化によって日本は破綻。経済援助や治安維持を名目に4つの世界主要経済圏が介入。列島を舞台とした「境界戦」と呼ばれる国境紛争が勃発した。結果、日本は4つの経済圏によって分割統治され、隷属国の人間である日本人は虐げられる生活を送っている。また、各経済圏が投入した人型特殊機動兵器「AMAIM」によって、各地で紛争が続いている。
　本作の主人公、椎葉アモウは機械好きの16歳。森の中にある廃工場で見つけた謎のAMAIMを修理していたが、ある日、自律思考型AI（I- LeS）のガイと出会ったことをきっかけに、大きく運命が変わる。自ら組み上げたAMAIM「ケンブ」や、ガシン、シオンら仲間とともに、日本を取り戻すための戦いに身を投じていく。

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CHARACTER

MAILeS（ I-LeSを搭載したAMAIM）

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COLUMN

　1巻口絵の決意を表したアモウに対し2巻口絵のガシンは偲ぶ表情という感じです。
　戦う決意の2巻表紙の表情とは違い、亡き父もしくはユウ兄を想う表情…という感じで、時間軸的にはユウ兄と出会い、東北での戦で自分の戦う理由を再確認した後の3巻21話あたりの表情かもしれません。単行本収録の重要エピソードで考えると2巻はシオン、3巻にガシンにしたかった所ですがやはり順当に2巻はガシンですね。
　ガシンはアニメ版より多少キツイ表情ですが、3人のメンバーの中では一番描きやすく、バックボーンも目的も葛藤も明確でエピソードも多かったので表情や行動原理も解りやすく描いていて楽しかったです。ガシンとユウ兄の話の最後の追加エピソードも漫画家の勝手なエゴ（改変？）でしかないのですが、快く了承していただいた関係者の方々に感謝です。
　最終決戦ではケンブがゴーストとタイマン勝負の予定でしたので、ジョウガンはアニメ版よりボロボロになる役目を負ってもらい、ニュウレンの大群も希望を演出するための絶望に一役買ってもらえ盛り上げられました（3Dで作っておいてよかった）。
　やはり最後は敵味方が力を合わせ危機的状況を乗り越える王道展開は良いですね。

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