HOME記事キャラクターモデル令和の世に「ガッチャスパルタン」が至高の合体プラキットになって復活!5機のGメカへの分離・合体ギミックも完全再現【科学忍者隊ガッチャマンF】

令和の世に「ガッチャスパルタン」が至高の合体プラキットになって復活!5機のGメカへの分離・合体ギミックも完全再現【科学忍者隊ガッチャマンF】

2025.11.18

ガッチャスパルタン【グッドスマイルカンパニー】●リョータ 月刊ホビージャパン2025年12月号(10月24日発売)

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5台のGメカにブランチアウト!

ガッチャ1号

ガッチャ1号のプラモデルの画像
▲ 大鷲の健が乗る小型戦闘機。合体時は後部ノズルが前方にスライドする機構を有している

ガッチャ2号

ガッチャ2号のプラモデルの画像
▲ コンドルのジョーが駆るマシン。四輪は別パーツ化されているので転がし走行ができる

ガッチャ3号

ガッチャ3号のプラモデルの画像
▲ 白鳥のジュンが操縦するVTOL機。左右の翼にあるファンは手動で回転する

ガッチャ4号

ガッチャ4号のプラモデルの画像
▲ 燕の甚平が搭乗。機関砲やロケット砲を搭載する重武装戦車だ

ガッチャ5号

ガッチャ5号のプラモデルの画像
▲ みみずくの竜が操る水陸両用工作車。マジックハンドが上下に動く。当時のDXポピニカ版ともっとも配色が異なる1台だが、今回はアニメ設定に準じて塗装した

ガッチャ1号と3号のアップ画像
▲ ガッチャ1号および3号は底部パーツを交換することでランディングギア展開状態になる
ガッチャ4号のアップ画像
▲ ガッチャ4号の砲塔は若干ながら左右に旋回させることができる
ガッチャスパルタンのプラモデルの全体画像その5
ガッチャスパルタンのプラモデルの全体画像その6
▲ 合体時の差し替え箇所はガッチャ2号の前輪部くらいで、スムースに合体・変形させることができる。とくにガッチャ4号の後輪部の折りたたみ機構と、ガッチャ5号のドーザー部とマジックハンド部のフチがツライチに並ぶところは感動モノ
ガッチャスパルタンのプラモデルの背面のアップ画像
ガッチャ5号のプラモデルのアップ画像
▲ ガッチャ5号のボディには十分なスペースがあるので、電飾を内蔵。LED発光でメインノズルが光るようにした
ガッチャスパルタンのプラモデルの製作の画像その1
▲ 各マシン操縦席の部分に飛行機キットから流用した計器デカールを貼り込んだのだが、キャノピーの透明度が高くないため完成後はよく見えず…(涙)
ガッチャスパルタンのプラモデルの製作の画像その2
▲ ガッチャ5号のマジックハンドは内側の肉抜きをエポパテで埋めた

カラーレシピ

ガッチャ1号=68番モンザレッドと3番レッドを1・1で混色
ガッチャ2号=ガイアカラー ウルトラブルー
ガッチャ3号=66番デイトナグリーン
ガッチャ4号=GX2番ウイノーブラック
ガッチャ5号=GX4番キアライエロー+58番黄橙色 少量
マジックハンド等=13番ニュートラルグレー+72番ミディアムブルー+レッド少量+1番ホワイト少量
キャノピー=ガイアカラー ウルトラマリンブルーで薄めにコート

 昨今は「まさかこの懐メカがキット化とは!?」というビックリドッキリなアイテムが毎月のように発売されていて、70年代生まれとしては本当にうれしい限り。そしてついにMODEROIDで登場しました「ガッチャスパルタン」! 『ガッチャマンF』第1話でニューゴッドフェニックスが破壊されてしまい、その次回で新メカ、ガッチャスパルタンを手に入れて雪辱戦に打って出るという交代劇を覚えております。当時のオモチャは買ってもらえなかったのですが、近所のお兄ちゃんが持っていたものを日がな一日眺めさせてもらっていた記憶があります。それを数十年後に模型で作ることができるというのは、やはりうれしいものです。
 というわけで、早速製作に取りかかります。せっかくの塗装済パーツが同梱されているキットですが、ここは無慈悲にもランナーの状態でサーフェイサー。クリアーパーツ以外吹きに吹きます。これで捨てサフ完了!ここからは、400番から1000番までのヤスリをひたすらかけてヒケの処理やエッジを出していきます。割とヒケが多いので、塗装するならばしっかり処理しておきましょう。
 5号のエンジンノズルには、市販LEDユニットを仕込みました。仕込み方は簡単で、ノズル中心に穴を開けてLEDを差し込むだけ。電池ボックスはそのまま内部に放り込みます。これだけでも5連合体作戦時の満足度が上がります。
 各メカのコックピットもほどよい雰囲気なので、座席部分の塗り分けだけでもいいのですが、スケールキットの戦闘機コンソール類デカールを貼ってディテールアップしようと思いました……思いましたが、やはりキャノピーでフタをしてしまうとうっすらとしか見えない(笑)。見えないけど、いいのです! 自己満足です!

■塗装
 本体の白は、下地をメカサフ ヘヴィのグレーで塗装後、ガイアノーツのサーフェイサーエヴォ ホワイトを吹いて、ガイアカラー クールホワイトで整えました。
 大鷲の健はガッチャスパルタンの各メカで使った赤、青、黒、黄色、白色をエアブラシと筆で塗りました。ガッチャマンフェンサーの剣先はガイアカラー スターブライトシルバーを、柄はガイアカラー スターブライトゴールドを塗布。顔のゴーグル、34番スカイブルーに1番ホワイトを混ぜて薄いスカイブルーを作って塗りました。
 完成したらまずは分離状態を楽しんだ後、傷がつくのを恐れずに「ユーナイト! ガッチャスパルタン!」と叫んで5連合体を堪能しましょう!そして大鷲の健を乗せてハイパーシュートです!

グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット “MODEROID”

ガッチャスパルタン

製作・文/リョータ

MODEROID ガッチャスパルタン
●発売元/グッドスマイルカンパニー●9800円、発売中●約33cm●プラキット

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ⓒタツノコプロ

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