HOME記事ガールズプラモフィニッシュシートが“水着のヒモ”に変身!メガミデバイス「朱羅 九尾 祭」素体を“水着ルック”にイメージチェンジ!!【ガールズプラモスタイル水着特集】

フィニッシュシートが“水着のヒモ”に変身!メガミデバイス「朱羅 九尾 祭」素体を“水着ルック”にイメージチェンジ!!【ガールズプラモスタイル水着特集】

2025.09.26

ガールズプラモスタイル #08(9月26日発売)

メガミデバイスだって泳ぎたい!「素体」から「水着」にお着換え術!

朱羅九尾のメイン画像

簡単工作で水着スタイルに見せるテクニック!

 水着スタイルが一番手軽に楽しめるのは創彩少女庭園シリーズだけれども、魅力的なガールズプラモは他にもたくさんある。彼女たちの水着スタイルを楽しむ方法も模索してみよう。お題はガールズプラモの筆頭シリーズ・メガミデバイス。ニュートラルなメガミの素体状態は、ちょっとの工夫で簡単に水着ルックにできるのでは? ということで、ファジーに製作を依頼した。もともと夏っぽいモチーフの九尾 祭を使用し、水着ルックにイメージチェンジ。祭に付属のパーツでラッシュガードも製作し、工夫と発想を凝らした1作に仕上がっている。


キットパーツを組み合わせてベースを構築

朱羅九尾の製作過程の画像 その1
▲ 素体は素肌パーツが多い九尾 祭をチョイス。髪はスサノヲ レガリアのツインテールで、先端の返しを削ぎ落して使っている。これだけだとまだ「水着」には見えないので、らしく見えるように加工していく
朱羅九尾の製作過程の画像 その2
▲ 祭の衣装の胴体部分は前後逆にするとジャンパーっぽく見える。これを利用して和風ラッシュガードを製作。袖付き腕はそのまま使用、上腕アーマーを開いた襟に見立てている

シートでみるみる水着スタイルに!?

朱羅九尾の製作過程の画像 その3
▲ 先の本体に水着のヒモを追加していく。まず下書きとしてマスキングテープを細くカットして貼り付け、デザインのアタリを付ける
朱羅九尾の製作過程の画像 その4
▲ ハセガワのフィニッシュシートを極細にカットし、水着ヒモとして貼っていく。切り出すときできるだけ均一な幅で長く切るのがきれいに仕上げるコツ。何度も同じ幅で切り出すのは結構難しいのだ
朱羅九尾の製作過程の画像 その5
▲ マスキングテープを剥がしてフィニッシュシートを貼る。この時、必要な長さよりも少しだけ長くカットするのがおススメ。後から微調整したくなったとき、ぴったりの寸法だと長さが足りなくなるかもしれないからだ
朱羅九尾の製作過程の画像 その6
▲ 位置が完全に決まったら、余分な部分は折り込んだりパーツではさみ込む。この方法なら端から剝れることも防げる

ヘアスタイルのオシャレにもこだわろう!

朱羅九尾の製作過程の画像 その7
▲ 派手な武装がないぶん、髪も魅せどころ。作例も目を惹けるような色味にしてみた。まずはラスキウス ピンクパープルでベタ塗り
朱羅九尾の製作過程の画像 その8
▲ 白にピンクパープルをごく少量混ぜた色を毛先に塗装しグラデーションを付ける。若干塗り過ぎてしまったのでここから調整
朱羅九尾の製作過程の画像 その9
▲ ピンクパープルを使って白い部分のバランスを調整
朱羅九尾の製作過程の画像 その10
▲ この髪は複数のパーツで構成されているので、グラデーションの調子が均一になるよう仮組みして確認しよう
朱羅九尾の製作過程の画像 その11
▲ ピンクパープルにスカイブルーを少し混ぜ、青い影色を調色。シャドーとして吹き付ける
朱羅九尾の製作過程の画像 その12
▲ ツヤ消しコートをして完成。この色味は昨今のアプリゲームなどを参考にしている。優れたデザインが多いので採り入れてみてはいかがだろうか

ASRA NINE-TAILS

朱羅九尾の正面全身画像
▲ 完成した作例。素体に対して施した加工は水着ヒモの追加ぐらいだが、これだけでしっかり水着ルックとして魅せられている。ユニット化されているマシニーカ素体はアレンジもやりやすいので、自分好みのサマースタイルを模索してみてほしい
朱羅九尾のアクションポーズ画像 その1
▲ 淡いグラデーションが目を惹く髪パーツ。水着スタイルは自然と本体がシンプルになるので、髪は普段以上の見せ場になるだろう
朱羅九尾のアクションポーズ画像 その2
▲ 基の九尾 祭のパーツを活用したラッシュガード。このように実際にあるものを採り入れると、表現したいモチーフが伝わりやすい作品になる
朱羅九尾のアクションポーズ画像 その3

 え? メガミデバイスの素体を活かして水着姿にだって? 出来らあっ!
 ガールズプラモスタイル #08が水着をテーマにした特集でメガミデバイスも夏真っ盛りなカスタムにしてみました。
 使ったキットは九尾 祭です。このキットはスキンカラーのパーツがほぼ全身ぶんある貴重なキットなのでベースといたしました。これにアマテラス レガリアの胸パーツを移植するだけでも結構水着っぽく見えるのですが、そこからさらに踏み込んで、「夏のプールサイドで出会ったお姉さんメガミ」になるよう手を加えています。
水着らしく見せる工作
 最初に肌パーツの合わせ目を消し、ラスキウスのペールクリアーオレンジで全体的に陰影をつけます。
 そして水着っぽく見えるようにハセガワのフィニッシュシートを細切りにして貼っていきます。この時、先の陰影の塗装がしっかり乾燥していないと、シートを貼ったり剥がしたりしている最中に塗膜が剝れてしまいます。乾燥時間は十分に取りましょう。
 水着をマスキングして塗装だと手間がかかるしやり直しが効かないですが、シートを貼る方法なら楽にできるうえに何度もやり直しできるのでおススメです。
ラッシュガードやサンダルの加工
 水着ヒモだけでは寂しいのでラッシュガードも追加してみました。昨今のいろいろなアプリゲームの水着キャラのビジュアルなどを参考にして思い付いたものです。
 また下駄も高さを厚底サンダル程度にカットし、かかとに皇巫 レガリア系のヒールをカットして接着しております。
 胸元のトップスの中央部分には、皇巫 レガリア付属の小さなリボンパーツを飾りとして接着しています。

朱羅九尾の正面全身画像

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット “メガミデバイス” 朱羅 九尾 祭 使用

朱羅 九尾~Silky Sunset~

製作・文/ファジー

メガミデバイス 朱羅 九尾 祭

●発売元/コトブキヤ●5940円、発売中●1/1、約14cm●プラキット

ガールズプラモスタイル #08の表紙画像

ガールズプラモスタイル #08
特集:プラモDEビーチコーディネイト

●2420円(税込)

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© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama

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ファジー

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