HOME記事キャラクターモデルみんなのトラウマ「エヴァンゲリオン量産機」がARTPLAで登場!異様さも感じさせる白いボディを丁寧な工作と塗装で再現!!

みんなのトラウマ「エヴァンゲリオン量産機」がARTPLAで登場!異様さも感じさせる白いボディを丁寧な工作と塗装で再現!!

2025.04.06

エヴァンゲリオン量産機“襲撃”【海洋堂】 月刊ホビージャパン2025年5月号(3月25日発売)

襲撃 エヴァンゲリオン量産機

 1997年公開の映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に』より、エヴァンゲリオン量産機がARTPLAブランドでプラキット化された。巨大な翼を広げた姿をまるで彫刻芸術のように切り取った天才・谷明(株式会社OZ)の造形の凄味もさることながら、最大の特徴である翼(全長47cm)をたった1パーツで成型してみせた“海洋堂の意地”など、さまざまな面から語ることができる逸品である。キットレビューとなる本作例は、珠玉のプロダクトに敬意を払いストレートに製作。合わせ目を丁寧に修正しつつ、白いボディをシンプルに染め上げて完成させた。


不敵に微笑む純白のEVA

▲本キットの基になった谷明氏の原型は、映画公開と同じ1997 年の製作。細身ながらも筋肉質な四肢、ぬらりとした異形の頭部、雄々しく広げた翼など、四半世紀が経った今もなお造形の迫力は色褪せていない
▲ランナー状態の翼は驚異の1パーツ成型! 全長は47cm、成人男性が持ってもこのサイズ感
▲頭部は口内の舌や歯もしっかり造形されている。作例は歯のディテールを0.1㎜タガネで彫り直した他、構造上口の横にどうしても分割線が出てしまうため、パテで合わせ目を消しつつ形状を整えた
▲背中と翼の境目の黒い部分を重点的にタミヤエナメル塗料のブラックとガンメタルでスポンジチッピングを施し、白い部分との境目を馴染ませた
▲量産機とは対象的に、ベースは激しめにウェザリングを施した
▲剣は丁寧にマスキングして2色で塗り分けた。ボディの黒い部分はタミヤエナメル塗料 ブラックの筆塗り。少し濃いめの濃度で塗ると平滑な塗膜を形成できる
▲正面からは見えにくい脇のモールドも丁寧に彫刻されている
▲ぬかるんだ泥に脚から降り立った解釈で、足元だけは泥まみれに汚している
▲獲物に狙いを定め、不敵に笑うエヴァンゲリオン量産機。その佇まいには美しさと不気味さとが同居している
▲翼を外したカット。完成すると見えなくなる部位だが、背骨の装甲板の隙間も丁寧に黒色で塗り分けた
▲素組みと比較。組み立てた状態では単色ながら、パールグレー成型の妙で彫刻作品のような佇まいに。未塗装でもスミ入れをするだけで満足できるはずだ

ⓒ カラー/EVA製作委員会

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

iyo_08(イヨゼロハチ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年5月号

ご購入はこちら

ガンプラカタログ 機動戦士ガンダムSEED編

ご購入はこちら

ガンプラウェザリングの教科書

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー