1/144スケールを越えた巨大感に魅せる攻略法!「HG ガンダムEX(復讐のレクイエム)」に1/72AFVモデルのパーツを移植して高解像度モデルを製作!
2025.03.081/144スケールを超えた巨大感に魅せる攻略法 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)
1/144スケールを越えた巨大感に魅せる攻略法
1/72AFVモデルはディテールアップパーツの宝庫
標準的な1/144ガンプラはおよそ11~13cmほどの大きさだが、そんな手のひらに乗るような小さな模型を大きく見せるために、パーツの情報量を上げる、すなわち解像度を高めるという選択肢が取られる。NAOKIのHG ガンダムEXは、1/72 AFVキットから厳選した極小パーツ類を移植するかたちでディテールアップ。細密なメカモールドをアクセントとして全身に忍ばせることにより、写真からでは1/144キットであることに初見で気付かないほどの高解像度モデルとして完成させている。
巨大感を出すためのポイント
・1/72AFVキットは宝の山。他ジャンルキットもリサーチしよう
1/72スケール、特に海外製メーカーのAFVモデルは小さくて細かいパーツが豊富。ディテールを重視し、ひたすら細かく分割する設計志向がその一因なのだが、すなわちガンプラのディテールアップに馴染みやすいパーツが非常に多い。使えそうなパーツがあれば複数ストックしておきたい。
・『復讐のレクイエム』はディテールアップに最適!
通常のガンプラにAFVモデルのパーツを埋め込むのもいいが、基デザインのディテールがミリタリーテイスト寄りだと、AFVパーツとの親和性が飛躍的に高まる。『復讐のレクイエム』のMSはデザインからしてミリタリーテイストで内部メカの露出箇所が多いため、追加パーツを組み込みやすい。流用パーツを駆使したディテールアップの練習キットとして最適といえる。


web記事はコチラ
頭部のディテールアップ
脚部のディテールアップ
胸部のディテールアップ
次ページ──腰部・腕部ディテールアップ
ⓒ創通・サンライズ
NAOKI
メカニックデザイン、造形、造形プロデュースなどさまざまなフィールドで活躍するマルチクリエイター。