HOME記事ガンダムHG アルトロンガンダムをキットレビュー! 改修していくイメージで各部をシャープ化し仕上げる!!【新機動戦記ガンダムW】

HG アルトロンガンダムをキットレビュー! 改修していくイメージで各部をシャープ化し仕上げる!!【新機動戦記ガンダムW】

2024.12.31

XXXG-01S2 アルトロンガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年2月号(12月24日発売)

▲キット素組み(左)との比較。頭部アンテナやドラゴンハングのシャープ化で鋭利なシルエットになり、強化された感が強まっている。ウェザリング塗装も激戦をくぐりぬけてきた印象を強めるのに一役買っている
▲ビームキャノンは基部の回転軸と3ヵ所の可動部でフレキシブルに表情付けが可能
▲ビームキャノンは砲口を開口
▲ドラゴンハングは延長パーツを2ヵ所に組み込むことで伸長状態を再現できる

 シェンロンガンダムをアルトロンガンダムに改修していくイメージで、強化された機体に見えるように仕上げています。

■頭部
 分割がよくできていて、後ハメ加工も必要ありません。アンテナは先端にいくに従いシャープに削り、中間の段差も処理しておきます。耳飾りはやわらかいラインなので、プラ材を貼ってから削り込んで若干尖らせています。

■腕部
 前腕を合わせ目処理したいので、関節パーツを分割して後ハメ化しました。手首側は先にはめておきます。ドラゴンハングは牙とアゴ先端にプラ材を貼ってシャープ化。後部フィンも同様に処理しました。

■腰部
 フロントアーマーは中央で分割して独立可動化。裏の肉抜きはプラ板でフタをします。フンドシ下部裏側も同様です。

■脚部
 もう少し長めでもよいと思うので、太モモで1mm延長加工します。ロール可動軸を1mm延長。ピンを通して補強しています。合わせて外装も延長しますが、カットすると手間がかかるので上側に1mmプラ板を貼って延長しました。つま先裏の肉抜きはパテ埋めし、後ろ側の隙間はプラ板で隠します。かかとの一部を切り離して足首パーツに接着。欠けている部分はプラ板を追加。アンクルアーマーは先端をシャープ化しました。

■塗装
 基本的には設定画を参考に塗り分けます。全体的にそこそこ使用感を出すために軽くグラデーション塗装。汚れや塗装剥げを加えていきます。
グリーン=ビリジアングリーン+コバルトブルー
白=MSホワイト
黄=橙黄色+サンシャインイエロー
レッド=ブライトレッド
金=スターブライトゴールド
 全体に軽くフィルターをかけて、一度クリアーで保管。エナメル塗料でスミ入れ、汚し、デカールを貼って最後にツヤ消しを吹いて完成です。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードアフターコロニー”

XXXG-01S2 アルトロンガンダム

製作・文/渡辺圭介

HG アルトロンガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2640円、3次受注中、2025年2月〜発送予定●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム

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ⓒ創通・サンライズ

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