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タミヤ「ドイツIV号戦車G型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」をメインに青木周太郎氏がディオラマを構築！

2024.08.09

EASTERN FRONT【タミヤ 1/35】●青木周太郎　月刊ホビージャパン2024年9月号（7月25日発売）

EASTERN FRONT

　タミヤから今年2月に発売された「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」を使用して青木周太郎がディオラマを製作。シンプルな構成ながら、各車両にしっかりと手を入れた見どころたっぷりの作品をお楽しみいただこう。

「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」使用青木周太郎作例「EASTERN FRONT」「ドイツIV号戦車F型伝令バイクセット“北アフリカ戦線”」付属のフィギュアからパーツを流用して半袖状態を再現 — ▲フィギュアの一部はキット付属のものに「ドイツIV号戦車F型伝令バイクセット“北アフリカ戦線”」付属のフィギュアからパーツを流用して半袖状態を再現した

「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」使用青木周太郎作例「EASTERN FRONT」付属のバイクはスポークをネットのBOOTHで販売されていた3Dプリントパーツに交換 — ▲セットに付属のバイクはスポークをネットのBOOTHで販売されていた3Dプリントパーツに交換。また、フィギュアの太ももをボリュームアップしている

「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」使用青木周太郎作例「EASTERN FRONT」IV号戦車 — ▲IV号戦車はフェンダー部分を3Dプリントパーツに交換したほか、OVM類等をパッションモデルのパーツでディテールアップした

「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」使用青木周太郎作例「EASTERN FRONT」IV号戦車後ろ

「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」使用青木周太郎作例「EASTERN FRONT」スターアンテナを展開しているSd.Kfz.263はタミヤのSd.Kfz.231をベースに3Dプリント製の改造パーツ — ▲スターアンテナを展開しているSd.Kfz.263はタミヤのSd.Kfz.231をベースに3Dプリント製の改造パーツ（戦闘室、バイザー、フレームアンテナ、スターアンテナ）を使用して製作

「ドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”」使用青木周太郎作例「EASTERN FRONT」グンゼ産業（現GSIクレオス）のメタルキット移植 — ▲76.2mm師団砲 ZIS-3は長年青木氏がストックしていたグンゼ産業（現GSIクレオス）のメタルキット

　今回はタミヤのドイツIV号戦車G型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”をメインに製作しました。発売より時間が経過しているので、自分なりに楽しみつつ、ディオラマを構築してみました。それに合わせ、手持ちのキットからタミヤのsdkfz231をベースにしたsdkfz263、懐かしのグンゼ産業（現GSIクレオス）のメタルキット「1942年型 76.2mm師団砲 ZIS-3」を製作してみました。

■IV号G型
　さすがにタミヤ。説明書通りに組み上げていくとどんどん形になっていくのが本当に楽しいです。今回はせっかくなのでフェンダー部分に友人の佐藤正が製作した滑り止め部分の板状パーツを使用して、戦闘でよれよれになった状態を再現してみました。また、キットのディテールや蝶ネジ、OVMの一部は、パッションモデルのパーツを取り付けてみました。塗装はトローペン2を意識して、デザートイエロー、フラットイエロー、フラットホワイト、フラットレッドの混色ベースに少し肌色を意識して全体に塗装。迷彩はフラットイエロー、デザートイエローの混色で行いました。

■ディオラマ
　今回も比較的シンプルにまとめてみました。草はおなじみのサイザルスライパーとミニネイチャー。看板は先月号でも使用したアスナロウモデルの印刷済みの木製キットです。

タミヤ 1/35スケールプラスチックキットドイツIV号戦車G 型初期生産車伝令バイクセット“ロシア戦線”他使用