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「RG ガンダムVer.2.0」魅力的な最新キットの情報をテストショットサンプルや開発担当者のコメントと合わせてお届け!

2024.07.05

RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 開発記録Vol.2【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2024年8月号(6月25日発売)

PICK UP②:内部フレームが露出する外観形状

▲バルカン砲やツインアイの色分け、側頭部のダクト抜けなど、精密造形が光る頭部。マスクのダクトは深めの凹みモールドとして処理することで、光の陰影で造形が認識できる。枠があるタイプの胸部ダクトというのも1/144スケールのRX-78-2 ガンダムでは珍しい
▲コックピットハッチは後述する胴体の可動構造に合わせて上下に開閉する方式を採用している

▲ランドセル中央にある薄いグレーのパーツはシールドマウント用アタッチメント。その下にあるモールドを下方に開くとアクションベース用のジョイント穴が露出する。カバーを外すと内部構造を確認することができるが、メインスラスター基部のギア状モールドなど、ここでも意味のある内部構造を見ることができる

PICK UP③:シルエットを崩さない柔軟なアクション

NECK

▲首は上下の2軸と基部のボールジョイントによって大きく見上げる動作を可能とする

SHOULDER

▲肩アーマーは腕から独立しており、基部と前後アーマーそれぞれに可動が仕込まれている。これにより腕を大きくスイングさせても肩のポジションを維持することが可能となり、アクション時にシルエットが崩れない
▲肩フレームは前後と上方向に大きくスイングが可能。さらに肩アーマー基部には上下方向のスライド機構が備わっており、腕を垂直に立てることもできる

BODY

▲胴体は前屈可動が可能だが、強く引っ張るとAブロックがすっぽ抜けてしまう。それを考慮したうえでのロック機構を背面に搭載。可動時にフレームの一部が伸展することで、ロック機構を維持したまま前屈を可能とする

▲前述の前屈可動を可能とするのが、コア・ブロックに設けられた可動機構。この機構により、従来アイテムにはない自然な可動を実現している。前述したコックピットハッチ下部の可動も合わせてご確認いただきたい

ARM

▲ヒジ関節は内部構造とデザインのリンクが図られ、フィールドモーターが内蔵されている丸いモールド部分が関節として機能するよう設計されている。前腕下部にはくの字に折れ曲がる可動を追加。このわずかな動きがポージングに大きな影響を与えている

WAIST

▲腰フレームは脚付け根のスライドに加え、前後2軸の可動機構が盛り込まれている。この可動によって前屈時の腰まわりのシルエットを維持している。サイドアーマーが接続されているフレーム天面は左右にスイングが可能で、さらにサイドアーマー接続部自体も前後にスイングさせることができる

LEG&FOOT

▲脚部は可動に合わせて太モモ外装やヒザアーマーが分割スライドする。フレームの露出を可能な限り抑えるとともに、人体的なシルエットを維持している。また、ふくらはぎのカバーを開くことで脚を大きく前に出したときに靴裏をしっかり接地させることができる

▲靴裏は3分割構造で腰を落とした際にもつま先部分がしっかりと接地する。足首の左右スイング機構は前述したふくらはぎカバーの開閉を併用することで、靴部を接地させたまま脚を大きく開くことが可能だ

▲『機動戦士ガンダム』第1話でおなじみのザクIIのコックピットをビーム・サーベルで貫くシーン。両手でサーベルグリップを保持しながら、脚を大きく開いて靴を接地させるという難しいポージングを可能としている

ⓒ創通・サンライズ

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