ビジュアルと武装のギャップが魅力!「BUSTER DOLL タンク」をカスタムしつつさらなるビルドアップ!【メガミデバイス】
2024.05.31パーツ追加で武装コンセプトをより強調する
新素体「マシニーカBlock2-M」を採用したメガミデバイス第3弾アイテムのBUSTER DOLL タンク。大人びたビジュアルの本体と、それに相反するような武骨な武装のギャップが魅力のキャラクターだ。前2アイテムからキット自体もボリュームアップしており、新素体を活かしたカスタムがさらに捗る内容となっている。ニル・エットによる作例は、さまざまな解釈ができる武装パーツにM.S.Gを追加することで格闘型のイメージを付与。よりキャラクター性を尖らせるコンセプトでカスタムしている。
■ M.S.Gを使ってカスタマイズ
こんにちは、ニル・エットです。今回はメガミデバイスのBUSTER DOLL タンクちゃんを製作させていただきました。
早いものでBUSTER DOLLシリーズも3体目、重装甲なシルエットに円筒形の砲台が4本とシリーズのなかでも少し他とは違う雰囲気を醸し出している印象を受けます。基のBUSTER DOLL タンクのイメージは残しつつ盛りカスタム、が今回の作例のお題でした。せっかくなのでM.S.Gをアレコレ追加して、さらなるビルドアップをしていきましょう。
■ ミキシングビルド
使用したM.S.Gはヘヴィウェポンユニットのオーバードマニピュレーター、ウェポンユニットのマルチミサイル、メカサプライのジョイントセットAとディテールカバーA、ハンドユニットのノーマルハンド2020です。
オーバードマニピュレーターの取り付けにはBUSTER DOLLのジョイントパーツを使用します。手は可動できる向きが重要なので、ジョイントの組み合わせで手首の可動方向を意識して取り付け位置を決めます。
脚の側面アーマーの裏側には肉抜き部分が存在します。この部分はマルチミサイル、ディテールカバーAを組み合わせることで肉抜きを隠しながらディテールアップを行いました。各部3mm径の穴も、使わないと割り切った部分にはディテールカバーAのリベットを入れてモールドにしています。
武装の腕とバランスを取るために、本体の手もハンドユニットでひとまわり大型化。ノーマルハンドの軸を2mmのプラ棒に置き換えてメガミデバイス規格の軸径に合わせました。
円筒砲台はジョイントセットAを使用して武装腕パーツに装着。向きを自由に変更できるようにしています。
■ 製作してみた感想
BUSTER DOLLの作例は2作品目となりますが、ボクの作風的にタンクを担当したのはちょっと意外でした。ベースデザインを崩さない程度にプラスαというオーダーに、自分なりに上手く回答できたのではないでしょうか。
コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット“メガミデバイス”
BUSTER DOLL タンク
製作・文/ニル・エット
メガミデバイス BUSTER DOLL タンク
●発売元/コトブキヤ●6930円、5月予定●1/1、約17.2cm●プラキット
© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama
ニル・エット
女の子プラモをメインに製作するモデラー。スクラッチから塗装までハイクオリティな作例を手掛ける。