HOME記事工具・マテリアル【最新工具】会場で触って/見ておきたい!「静岡ホビーショー」“工具&マテリアル”ピックアップ【月刊工具スタッフが行く】

【最新工具】会場で触って/見ておきたい!「静岡ホビーショー」“工具&マテリアル”ピックアップ【月刊工具スタッフが行く】

2024.05.10

 今年も多くの新製品が展示されている「静岡ホビーショー」。新しいキットの情報はもちろんですが、模型製作をより快適にする“工具&マテリアル”の最新情報も欠かせません。「静岡ホビーショー」では各工具メーカーがその年の新アイテムをお披露目するイベントでもあるので会場でぜひ見て、体験しておきましょう。

 この記事では月刊工具スタッフが会場を回りぜひ見て、触っていただきたいアイテムをピックアップ。記事でピックアップしたアイテムのほかにも会場には多数のアイテムが展示しているので、静岡ホビーショーで“工具巡り”、いかがでしょうか。


トレンドの「水性塗料」や誰でも使える王道のアイテムはここをチェック「GSIクレオス」【北館NO.10】

 「GSIクレオス」では水性塗料新色が続々とラインナップ。新しくスーパーファインゴールドや『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』キット用の水性ホビーカラーが追加されています。特に「スーパーファインゴールド」は水性塗料では難しかった鮮やかな金色を実現しているため、その輝きは会場で見ておくといいでしょう。

「GSIクレオス」ブースのレポートも掲載中


モデラーお役立ちマテリアル充実、「極め手」、「ボールジョイント」リニューアルでさらに使いやすく!【北館NO.7】

 「ホビーベース イエローサブマリン」では模型製作に役立つアイテムが多数展示。キャラクターキットの改造に使用できるサポートアイテムの「極め手」や「関節技 ダブルボールジョイント」などが、この度リニューアル。クオリティはもちろん組みやすさなども改良されての新発売となります。

▲ 極め手 Ver.2.0

▲ 関節技 ダブルボールジョイントがリニューアル

【上級者向け?】模型にも使えちゃう製作のお供“カッティングマシン”の実物を見てみよう【北館 C-7】

 「ブラザー」ブースではカッティングマシンが展示! 主に紙などをカットするマシンではありますが、プラ板も0.3mm程度のものであればそのままカットが可能とのこと。使いこなせばスクラッチ製作などのお供になるでしょう。会場ではイベント特価での販売もあるとのことなので、気になる方は足を運んでみましょう。


プラグをつなげていくだけ! 「KATO」の新しい電飾システムをぜひ見てみよう【北館 C-9】

 鉄道模型や情景素材でおなじみの「KATO」ブースでは最新の電飾システム「ジャストプラグ」シリーズアイテムを展示。商品の組み合わせで接続はプラグをつないでいくだけ。大きさや色、点滅の設定なども簡単に組み込めるようになっている。各種アイテムを組み合わせたディオラマが展示されているので、どのように使われているか確認して活用を考えてみると面白いかもしれません。

▲ ブースに展示の「ジャストプラグ」を使用したディオラマ
▲ 「ジャストプラグ」に対応した街灯や車といった小物もラインナップ。ライトの光り方などかなりリアルに再現されています
▲ LEDユニットをコントローラーユニットによってつなぐことで、光り方をコントロールする構造。ユニットを拡張していくことで使用できるLEDの数や表現も増していきます

その大きさはぜひ会場で!JAJANのド級サイズコレクションケース【南館 C-22】

 コレクションラックでおなじみの「JAJAN/充英アート」ブースではHJ Webの記事でも取り上げた「MEGA-CR(コレクションラック)」が初展示。その大きさは実際に会場で体験するといいでしょう。巨大サイズのフィギュアやプラモが余裕をもってディスプレイできるよう設計されている。まだ開発段階とのことなので、詳細が気になる方はブースに赴いて直接聞いてみてもいいでしょう。

▲ おなじみのJAJANコレクションラックアイテムも多数展示。会場特価での受注も受け付けています

馴染みのある絵の具でプラモ塗装はいかが? “アクリルガッシュ”の「ターナー色彩」【南館 C-27】

 HJ Webの連載「ターナーアクリル通信」でも取り上げている、水性塗料「アクリルガッシュ」、「U-35」を知るならこの「ターナー色彩」を訪ねてみましょう。一般公開日にはキット塗装実演も実施予定です。実際に塗装された塗装サンプルや塗装方法のパネルなども展示されているので、水性塗料モデラーはぜひチェックしてみてください。


自分に合う「エアブラシ」が見つかる「エアテックス」【南館 C-59】

 エアブラシアイテムが多数展示の「エアテックス」。今回はドイツメーカーの新ハンドピースなど新たなモデルも新展示。初心者にオススメのモデルからヘビーに使い込むユーザーまで豊富にそろっているので、エアブラシ選びがわからない、という方はぜひブースで伺ってみるといいでしょう。

▲ 昨年度リニューアルされた初心者オススメのエアブラシセット「メテオ2」
▲ 新展示のハンドピース「ULTRA 2024」(口径:0.45mm)、「エヴォリューション」(口径:0.28mm)
▲ 水流で飛沫をキャッチする新感覚の塗装ブース「ナイアガラ」も展示

切削アイテムを求めるなら「アルゴファイルジャパン」!ジルコニアナイフもお試しあれ【南館 C-29】

 電動工具「アルティマ」シリーズでおなじみの「アルゴファイルジャパン」では、今年も新たな切削工具が登場。ジルコニアブレードを備えた「マジ・スク」は1本で削る、削ぐ、彫ると幅広く対応できるマルチツールになっています。ジルコニア製の刃先は消耗も少なく先端を活用した「彫る」作業では切れ味が良く快適に行うことができます。

▲ アルティマATにスポンジヤスリを取り付けることができる「SSR」ビットも展示。ビットの先端に取り付けることで細かな面を切削することが可能になります


考え抜かれたアイデア工具がずらりの「プラモ向上委員会」【南館 C-35】

 「プラモ向上委員会」ブースではまもなく発売となる「My スミ入れペン」が展示。エナメル塗料などの溶剤にも対応、塗料の出る量を調整できるハンドル、細い筆先、と模型のスミ入れ作業に最適に設計されています。体験用の「プラモ向上委員会」プラランナーに実際にスミ入れできるので、ぜひ触ってみてください。

▲ 塗装の匂いを消臭するマシン「デオーライザー」も展示。実際の塗料を置いた空間でフィルターの有無の違いを体験でき、その性能を伺うことができました。※「デオーライザー」は一般公開日では体験できないとのこと


超音波“ヤスリ”登場! 会場で超音波ツールのすごさを実感してみよう【南館 C-41】

 「エコーテック」ブースでは超音波カッターの性能を実際に体験することができます。目の前でスタッフが丁寧に教えてくれるので、安全に体験することができます。さらに今回は超音波の研磨マシンが展示。新感覚の切削も体験することができます。

▲ 超音波カッターをモバイルバッテリーで使用できる試作ケーブルも展示されていた

気になる“神の手”工具はイベントで触っておこう【南館 C-53】

 「アルティメットニッパー」をはじめ、高性能な工具が多数取り揃えられている「ゴッドハンド」ブース。イベント限定の特価販売はもちろん、体験コーナーもあるのでこの機会にぜひ体験しておきましょう。「神の手研究所」でも紹介されたアイテムが多数あるのでWeb記事で見て、会場で触れば自分に最適な工具が見つかるはずです。特にビット系は加工用途別に豊富に揃っているのでチェックしてみてください。

▶「神の手研究所」記事はこちら!


新色、新工具多数!さらに「ガイアノーツ」オリジナルのプラモが登場?!【南館 C-54】

 「ガイアカラー」でおなじみの「ガイアノーツ」でまず目を引くのは、オリジナルキット「ペイント・ギア [ガイア タイプ] 」でしょう。中央部にガイアカラーのキャップが装着できるギミックが搭載されたキットが2025年に登場予定です。もちろん「ガイアカラー」の新色や工具・マテリアル新商品も多数展示。ガイアノーツ製の接着剤の登場であったり、イベント限定で人気だったスジ彫りノギスの販売決定など、続報が気になるものばかりです。

▲ 「カドプラ」シリーズの第1弾「めぐみん」の専用カラーが発売決定
▲ 原材料の都合で生産終了していたプリズムパールカラーや接着剤、サーフェイサースプレーのリニューアルがパネル展示
▲ イベント販売時に人気だった「スジ彫りノギス」の一般販売が決定

世界最狂?! 新たなる水性アクリルカラー「ウォーペイント ファナティック」日本に上陸!【南館 C-37】

 「フリージアエンタープライズ」のブースでは、今年日本での発売が開始される「ウォーペイント ファナティック」とミニチュアフィギュアのペイントに特化した「ペイントテイマー ブラシシリーズ」を使った塗装デモンストレーションが行なわれています。新たな水性塗料の実力をぜひ会場でチェックしてみてください。

この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2024年6月号

ご購入はこちら

月刊ホビージャパン2024年5月号

ご購入はこちら

月刊ホビージャパン2024年4月号

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー