『勇気爆発バーンブレイバーン』公式外伝「未来戦士ルル」を読む前に、TVアニメ本編の全12話を振り返ろう！　本記事では、超密度で展開されたブレイバーンたちの歩みをギュギュッと凝縮して解説。すべてを解説できないのが悔やまれるが、足りない部分はぜひ何度観ても面白い本編で確認してほしい。さあ、もうひとつの「勇気の物語」を楽しむ準備をしよう！（後編）

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第6話『絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ！』

　先行して日本に上陸したイサミ、ブレイバーン、スミス。部隊上陸のための砲爆撃まで残りわずかとなり、生存者へ必死に応答を呼びかけるイサミ。その時、日本で残存したTS部隊が現れた。砲爆撃発射の中止が間に合わず無数のミサイルが発射されるが、ブレイバーンはミサイルを操作。味方を巻き込むことなく敵に命中させる。
　ATFは無事日本の残存勢力と合流するが、そこへ敵機襲来の警報が。現れたのは倒したはずのスペルビアだった。

第7話『どうするイサミ！　こんな時、イサミならどうするんだ！』

　スペルビアをスミスたちに任せ、もう一体のデスドライヴズ・クピリダスと交戦するイサミとブレイバーン。復活を繰り返すクピリダスを新たな武器・バーンアックスで撃破する。一方スミスは乗機を破壊され危機に瀕する。しかし、ルルが言語を介することに動揺し、スペルビアは戦闘を停止。スミスはスペルビアを説得し、乗り込もうとするも失敗。失意の中ハル・キングに呼び出されたスミスはブレイバーンの直掩TS部隊の隊長に任命される。

第8話『また会おう、スミス』

　スミスは部隊をブレイブナイツと命名。イサミとともに世界を救おうと約束を交わす。出港の直前、一帯が深い霧に包まれる。イサミとブレイバーンは出撃するが、ヴァニタスとペシミズム、二体のデスドライヴズを同時に相手取り苦戦を強いられる。追ってスミスもルルとともに出撃するが、デスドライヴズ・クーヌスが行く手を阻む。スミスはルルを脱出させると捨て身の一撃でクーヌスを仕留めるが、爆発に巻き込まれ姿を消してしまう。

第9話『イサミィ！　俺たちで、世界を救うんだ!!』

　スミス戦死の通信を聴き、怒りのままに戦うイサミ。一方スミスはクーヌスとともに死後の世界を漂う。スミスの魂はクーヌスと最新型TS機と融合し、ブレイバーンとして転生。最初に襲撃された日にタイムスリップしていた。
　イサミとブレイバーンに駆け寄るルル。勇気爆発、その言葉でイサミは我を取り戻す。彼の勇気を感じたブレイバーンは密かに作り上げていたサポートメカ・バーンドラゴンを呼び出し合体。バーンブレイバーンとなり勝利を納める。

第10話『日本ではそれをOMIAIという』

　ルルはスペルビアに、未来から来たと語る。イサミとブレイバーンがデスドライヴズと相打ちになった未来。ブレイバーンの正体がスミスであることに気づいたルルは彼らを救うため、意識だけを現代にタイムスリップさせた。絶望の未来を回避するため、スペルビアに乗ろうとするも拒まれるルル。
　ブレイバーンはスペルビアに相棒の素晴らしさを説く。スペルビアはついにルルを相棒と認め、ともに戦うことを誓う。

第11話『オペレーション・ボーンファイア、開始だ！』

　イサミたちは激戦に備え、英気を養う。万全の状態となったイサミたちはデスドライヴズ・セグニティスと対峙し、これを撃破。機運の高まりを感じたルルとスペルビアは、その場でイサミとブレイバーンに「推して参る」よう求める。ふたりの覚悟を受け、イサミとブレイバーンはこれに応える。互いの全力を尽くした激闘の末、認め合い、堅い握手を結ぶブレイバーンとスペルビア。次の瞬間、イーラから不意の一撃を受け、ブレイバーンを大破させる。

最終話『勇気爆発の、その先へ!!』

　デスドライヴズ・イーラによって破壊されたブレイバーンを前に、茫然自失のイサミ。立ち向かうスペルビアもイーラの凶刃に倒れる。戦意喪失したイサミは降伏を宣言。しかし怒れるイーラは止まらず、生身のイサミとルルを狙う。逃げるように、縋るようにコクピットに駆け込むイサミ。そこでイサミが目にしたのは──

　君たちは本当の勇気に出逢う。
　勇気爆発のその先は君自身の目で確かめろ！

＼「未来戦士ルル」を試し読み／

　公開は2024年4月29日の18時から！

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